腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

864. 鯛出汁わさびクリーミーつけ麺@セキレイ〜NIBOSHI no D5(大つけ麺博2023)

また今年もつけ麺博の季節がやってきた。

今回も100店舗以上のお店が、

新宿の大久保公園に集うという。

 

イベントとしては去年から再開されたのだが、

ラーメン・つけ麺好きとしては、

こういうイベントが再開されて本当に嬉しい。

 

なお、去年は1日しか行けなかったのだが、

極上の2杯を食べられたのを覚えている。

※去年の記事

kenshinkk.hatenablog.com

kenshinkk.hatenablog.com

 

今年は、10/11~11/26までと期間も長いし、

もう少したくさん行きたいなー

と思っていたので、

イベントの序盤に行ってみることにした。

 

この日のラインナップはこんな感じ。

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この中から、

最初に行くのは、

セキレイ〜NIBOSHI no D5さん。

 

セキレイさんといえば、

本店はアーバンパークラインの七里駅が最寄り。

 

店長さんは、五反田「彩音」元店長さんであり、

水道橋「八咫烏」のお弟子さんということは知っていた。

 

ただ、なかなか遠いので、行くことができずだったが、

このチャンスを逃すわけにはいかなかった。

 

鯛出汁わさびクリーミーつけ麺

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注目すべきは、無色透明なつけだれ。

スープ皿の赤がそのまま見えるので、

スープの色自体はほとんど無いに近い。

本当にメチャクチャアッサリなのかなと思いきや、

飲んでみたらびっくりするほどの旨味量。

鯛の煮干しの風味が強烈に押し寄せてきて、

オイルも程よく混ざっているので、

ただアッサリなだけじゃないぞ、

という意地のようなものを感じるスープであった。

これは美味しい。

 

そしてそれに合わせるのは、平打ち麺

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モチモチ気味の平打ち麺で、

これがスープにめちゃくちゃ絡む。

この麺のクオリティは素晴らしかった。

 

トッピング

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まず、ピンク色が鮮やかなレアチャーシュー

これが生ハムのようで塩気も程よくて、

メチャクチャ美味しい。

しかも、サイズもかなり大きくて、

このようなイベントなのにこのサービスは嬉しい。

そしてその上に乗っている、

ワサビクリームと玉ねぎの相性の良さ。

チャーシューと食べても勿論美味しく、

鼻にツンと抜けていく爽やかな香りと辛みが、

素晴らしいアクセントになっていた。

 

さらにはこのクリーミーワサビソースを絡めた、

麺とチャーシューをスープに混ぜていくと。

 

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こんな感じとなり、

スープにクリーミー感が出てくる。

合わせて爽やかな辛みも加わるので、

鯛出汁スープの美味しさがまた一段階増すのである。

このデザインは素晴らしいなと思った。

イベントものってだいたい一本勝負系が多い中、

味変要素を加えてくるあたり、さすがとしか言いようがない。

 

いやー、いつか時間のある時に、

本店も行ってみたいものである。

 

ということで、つけ麺博編は、次回に続く。