腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

940. 大つけ麺博2024参戦記

気付けば今年もあと2日。

色々沢山のものを食べたのだが、

2024年のうちに投稿しておかなければ、

という記事をあと二つだけアップしたい。

 

まずひとつめは、

大つけ麺博2024の参戦記

である。

 

とはいえ、

11月には終わっていたイベントなので、

だいぶ遅いのだが、

来年投稿するのは違うので、

何とか今年のうちに残しておきたい。

 

そして、

1品1品を紹介していくだけの時間もないので、

今年食した6店舗をまとめて紹介していく。

 

なお、今回のつけ麺博は、

4週に分かれていて、

自分はそのうちの3週いくことができた。

つけ麺好きならもっといけよという声が、

聞こえてきそうなところであるが、

自分も30代半ばに差し掛かっているので、

健康には気を遣わなければならない。

 

そんなことを言いつつも、

1回で2食たべているのだから、

自己矛盾もあるかもしれないが、

そこはチートデイということで、

ひとつお許しいただければと思う。

 

それでは、まずは第1週から。

まず食したのは、こちらのお店。

 

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自家製中華そば 麺の虜

さんである。

山梨県甲府にあるお店だそうで、

もちろん行ったことは無い。

 

濃厚和牛手もみつけ麺@麺の虜

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スープ

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牛白湯というジャンルがまず珍しく、

加えて、極太てもみ麺があまりに美味しそう

それが選んだ理由であった。

 

その予想の通り、

手もみ麺オンリーでもべらぼうにうまい。

モチモチした歯ごたえと手もみの縮れ感。

そこに、和牛のこってりスープがまとわりつく。

ちょっとオイリー気味だが、

牛の旨味がみっちり詰まっていて、

塩分濃度高めでかなり攻めた一杯。

煮込まれた牛肉もトロっと柔らかで、

ニンニクで味変したらさらにパンチが効いて

インパクトが増強される。

これはハマる人多そう。

 

いきなりすさまじい一杯を喰らって、

もう一杯行けるか不安であったが、

せっかくなので、挑戦することに。

 

二杯目は・・・

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らぁ麺しろがね

さんである。

長野県松本市のお店だそうで、

こちらも勿論行ったことは無い。

そこで出てきた一杯が、こちら。

 

濃厚スタミナWキーマつけ麺

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なお、トッピングとして、

チーズ・炙りローストポーク・荒切り潮ワサビ

を追加している。

スープ

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ローストポーク

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付け合わせのワサビ、にんにく、紅生姜

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意外と美味しかったスープ割後

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カレーつけ麺でかなりとろみがあるので、

太ストレートな麺といい感じでスープが絡む。

ひき肉たっぷりで旨みも強く、

ふしぎと塩気があった、これはなんだろう。

そして、にんにくとチーズの相性がやばすぎた。

ローストポークのトッピングも正解。

カレーは全然イヤな辛さはないので安心だった。

紅しょうがのアクセントはよかったけど、

わさびは別に無くても良かったかな。個人的には。

 

鶏白湯スープらしいが、そこまで強い鶏要素は感じず。

ただ、個人的にはスープ割した後が、

鶏要素を強めに感じてめちゃくちゃ美味かった。

 

帰るころには満腹だったが、

初日から大満足の結果であった。

 

続いて、個人としては2日目。

次に訪れたのは、

Sumile

さんである。

三重にお店があるということで、

当然ながら初訪問である。

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特濃のどぐろつけ麺

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スープ

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トッピング

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バラチャーシュー

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あおさのり

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いやー、納得のクオリティ。

煮干しつけ麺というジャンル自体は、

既にメジャーになっているけれど、

のどぐろの煮干しを使っている店は少ない。

ただ濃厚なだけではなく、

上品さも併せ持っていて、

これは近所に欲しい。

しょっちゅう通いたくなる絶品スープだった。

そこに合わせる麺やトッピングも、

全くの妥協が無く上質感があって、

特にバラチャーシューが凄かった。

ヤングコーンという素材をあえて選んでいるのも良き。

レアなつけ麺を食べることができたという嬉しさもあり、

これは素晴らしかった。

 

そして、この日の2杯目に選んだのは、

くり山

さんである。

神奈川県白楽にある名店で、

大学生の頃にハマりにハマって、

卒業するまで通ったなぁ。

※過去記事

kenshinkk.hatenablog.com

 

そんな思い出の店の味を、

白楽まで行かずに楽しめるということで、

迷わず2店目に選択した。

思い出補正もあるけど、

やっぱり美味かった。

 

つけ麺

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スープ

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いつも安定のくり山クオリティ。

スープがしゃばめだったので、

お昼の中濃タイプなのだろう。

だが、その分、ネギが山ほど入っていた。

豚骨魚介スープにネギが合うのよ。

これは妻にも食べさせてあげたい。

2はい目なのにスルスル入っていき、

あっという間に平らげてしまった。

最近豚骨魚介つけ麺は、

「またおま系」と揶揄されることもあるけど、

「またおま」であったとしても、

それを望んでいる人たちもいる、

ということを忘れないで頂きたい。

 

さぁそして、時は巡り、

あっという間に最終週。

気温も下がってきたのが影響したのか、

なぜかこの週は鶏白湯系が多く、

食べた2杯ともに鶏白湯であった。

 

そのうち、1杯目に食したのはこちら。

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言わずと知れた茨城の名店

麺堂稲葉

さんである。

 

※過去記事

kenshinkk.hatenablog.com

 

なんと、久喜店を訪れたのは10年前。

本当に久しぶりの実食となり、

感動もひとしおである。

 

何を隠そう、

つけ麺博というイベントを最初に訪れた際、

ものすごく感動した2杯が、

さきほどのくり山さんと、

そしてこちらの稲葉さんである。

 

この2杯を食べることができただけで、

今年のつけ麺博は、個人的に大満足。

そういっても過言ではないくらい。

 

満を持しての実食であった。

 

その名も、

熱き鼓動の果て

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やっぱり稲葉、最高であった。

B'Zさんの曲名からオマージュされた

小麦と鶏を極めたつけめんとのことである。

鶏を突き詰めた極鶏白湯スープに、

小麦をしっかり感じる極平麺が合わさっている。

 

スープ

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とにもかくにもスープの濃厚さ。

いわゆる鶏ポタ系なんだけど、

これだけ濃厚なのに上品な旨味で、

まったく鶏の嫌な臭みは無くて、

まろやかさだけではない美味しさ。

まさに唯一無二の鶏スープだわこれ。

そこに、かなり幅広な平打ち太麺、

こちらも唯一無二感が凄い。

 

トッピング

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これらのチャーシューや肉味噌のトッピングも、

ちょうど食べたくなるようなジューシーさや、

程よい塩味を表現しており、

もう最高としか言いようがない。

これはもう一度、

久喜か古河の実店舗に行かなければと、

強く思わされた、そんな一杯であった。

とにかく感動でした。

 

そしてラストは、

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特級鶏蕎麦龍介

さんである。

黒さつま鶏を使用したつけ麺

ということで、

 

こちらも土浦ということで、

稲葉さんと同じ茨城県であった。

 

龍介つけ蕎麦

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スープ

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トッピング

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追加 鶏皮炒め

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スープ割

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いやー、こうきたか。

鶏だけに頼らずに、程よく魚介も加えた、

ミックス系の鶏魚介スープは激ウマ。

ただ、稲葉を食べてすぐということもあって、

そこまで絶大なインパクトが無かったのは事実。

でも、めちゃくちゃ美味しいと思う。

鶏と魚介のバランスも良いし、

ネギも程よく入っていて、

鶏皮のトッピングも美味しかった。

最後のスープ割をすると、

より鶏感がつよくなっていき、

じんわりと旨味が口の中を広がっていく。

2杯目ということを感じさせず、

しっかりスープまで飲まされてしまった。

 

 

ということで、

2024年のつけ麺博も大満足であった。

6杯も食べてしまったわけであるが、

新旧いろいろなパターンのつけ麺を食べることができた。

また来年の秋も、

新しい味や懐かしい味を求めて、

新宿大久保公園へと向かいたいと思う。