気付けば今年もあと2日。
色々沢山のものを食べたのだが、
2024年のうちに投稿しておかなければ、
という記事をあと二つだけアップしたい。
まずひとつめは、
大つけ麺博2024の参戦記
である。
とはいえ、
11月には終わっていたイベントなので、
だいぶ遅いのだが、
来年投稿するのは違うので、
何とか今年のうちに残しておきたい。
そして、
1品1品を紹介していくだけの時間もないので、
今年食した6店舗をまとめて紹介していく。
なお、今回のつけ麺博は、
4週に分かれていて、
自分はそのうちの3週いくことができた。
つけ麺好きならもっといけよという声が、
聞こえてきそうなところであるが、
自分も30代半ばに差し掛かっているので、
健康には気を遣わなければならない。
そんなことを言いつつも、
1回で2食たべているのだから、
自己矛盾もあるかもしれないが、
そこはチートデイということで、
ひとつお許しいただければと思う。
それでは、まずは第1週から。
まず食したのは、こちらのお店。
自家製中華そば 麺の虜
さんである。
もちろん行ったことは無い。
濃厚和牛手もみつけ麺@麺の虜
スープ
麺
牛白湯というジャンルがまず珍しく、
加えて、極太てもみ麺があまりに美味しそう
それが選んだ理由であった。
その予想の通り、
手もみ麺オンリーでもべらぼうにうまい。
モチモチした歯ごたえと手もみの縮れ感。
そこに、和牛のこってりスープがまとわりつく。
ちょっとオイリー気味だが、
牛の旨味がみっちり詰まっていて、
塩分濃度高めでかなり攻めた一杯。
煮込まれた牛肉もトロっと柔らかで、
ニンニクで味変したらさらにパンチが効いて
インパクトが増強される。
これはハマる人多そう。
いきなりすさまじい一杯を喰らって、
もう一杯行けるか不安であったが、
せっかくなので、挑戦することに。
二杯目は・・・
らぁ麺しろがね
さんである。
長野県松本市のお店だそうで、
こちらも勿論行ったことは無い。
そこで出てきた一杯が、こちら。
濃厚スタミナWキーマつけ麺
なお、トッピングとして、
チーズ・炙りローストポーク・荒切り潮ワサビ
を追加している。
スープ
麺
付け合わせのワサビ、にんにく、紅生姜
意外と美味しかったスープ割後
カレーつけ麺でかなりとろみがあるので、
太ストレートな麺といい感じでスープが絡む。
ひき肉たっぷりで旨みも強く、
ふしぎと塩気があった、これはなんだろう。
そして、にんにくとチーズの相性がやばすぎた。
ローストポークのトッピングも正解。
カレーは全然イヤな辛さはないので安心だった。
紅しょうがのアクセントはよかったけど、
わさびは別に無くても良かったかな。個人的には。
鶏白湯スープらしいが、そこまで強い鶏要素は感じず。
ただ、個人的にはスープ割した後が、
鶏要素を強めに感じてめちゃくちゃ美味かった。
帰るころには満腹だったが、
初日から大満足の結果であった。
続いて、個人としては2日目。
次に訪れたのは、
Sumile
さんである。
三重にお店があるということで、
当然ながら初訪問である。
特濃のどぐろつけ麺
スープ
トッピング
バラチャーシュー
あおさのり
麺
いやー、納得のクオリティ。
煮干しつけ麺というジャンル自体は、
既にメジャーになっているけれど、
のどぐろの煮干しを使っている店は少ない。
ただ濃厚なだけではなく、
上品さも併せ持っていて、
これは近所に欲しい。
しょっちゅう通いたくなる絶品スープだった。
そこに合わせる麺やトッピングも、
全くの妥協が無く上質感があって、
特にバラチャーシューが凄かった。
ヤングコーンという素材をあえて選んでいるのも良き。
レアなつけ麺を食べることができたという嬉しさもあり、
これは素晴らしかった。
そして、この日の2杯目に選んだのは、
くり山
さんである。
神奈川県白楽にある名店で、
大学生の頃にハマりにハマって、
卒業するまで通ったなぁ。
※過去記事
そんな思い出の店の味を、
白楽まで行かずに楽しめるということで、
迷わず2店目に選択した。
思い出補正もあるけど、
やっぱり美味かった。
つけ麺
スープ
麺
いつも安定のくり山クオリティ。
スープがしゃばめだったので、
お昼の中濃タイプなのだろう。
だが、その分、ネギが山ほど入っていた。
豚骨魚介スープにネギが合うのよ。
これは妻にも食べさせてあげたい。
2はい目なのにスルスル入っていき、
あっという間に平らげてしまった。
最近豚骨魚介つけ麺は、
「またおま系」と揶揄されることもあるけど、
「またおま」であったとしても、
それを望んでいる人たちもいる、
ということを忘れないで頂きたい。
さぁそして、時は巡り、
あっという間に最終週。
気温も下がってきたのが影響したのか、
なぜかこの週は鶏白湯系が多く、
食べた2杯ともに鶏白湯であった。
そのうち、1杯目に食したのはこちら。
言わずと知れた茨城の名店
麺堂稲葉
さんである。
※過去記事
なんと、久喜店を訪れたのは10年前。
本当に久しぶりの実食となり、
感動もひとしおである。
何を隠そう、
つけ麺博というイベントを最初に訪れた際、
ものすごく感動した2杯が、
さきほどのくり山さんと、
そしてこちらの稲葉さんである。
この2杯を食べることができただけで、
今年のつけ麺博は、個人的に大満足。
そういっても過言ではないくらい。
満を持しての実食であった。
その名も、
やっぱり稲葉、最高であった。
B'Zさんの曲名からオマージュされた
小麦と鶏を極めたつけめんとのことである。
鶏を突き詰めた極鶏白湯スープに、
小麦をしっかり感じる極平麺が合わさっている。
スープ
麺
とにもかくにもスープの濃厚さ。
いわゆる鶏ポタ系なんだけど、
これだけ濃厚なのに上品な旨味で、
まったく鶏の嫌な臭みは無くて、
まろやかさだけではない美味しさ。
まさに唯一無二の鶏スープだわこれ。
そこに、かなり幅広な平打ち太麺、
こちらも唯一無二感が凄い。
トッピング
これらのチャーシューや肉味噌のトッピングも、
ちょうど食べたくなるようなジューシーさや、
程よい塩味を表現しており、
もう最高としか言いようがない。
これはもう一度、
久喜か古河の実店舗に行かなければと、
強く思わされた、そんな一杯であった。
とにかく感動でした。
そしてラストは、
特級鶏蕎麦龍介
さんである。
黒さつま鶏を使用したつけ麺
ということで、
こちらも土浦ということで、
稲葉さんと同じ茨城県であった。
龍介つけ蕎麦
スープ
麺
トッピング
追加 鶏皮炒め
スープ割
いやー、こうきたか。
鶏だけに頼らずに、程よく魚介も加えた、
ミックス系の鶏魚介スープは激ウマ。
ただ、稲葉を食べてすぐということもあって、
そこまで絶大なインパクトが無かったのは事実。
でも、めちゃくちゃ美味しいと思う。
鶏と魚介のバランスも良いし、
ネギも程よく入っていて、
鶏皮のトッピングも美味しかった。
最後のスープ割をすると、
より鶏感がつよくなっていき、
じんわりと旨味が口の中を広がっていく。
2杯目ということを感じさせず、
しっかりスープまで飲まされてしまった。
ということで、
2024年のつけ麺博も大満足であった。
6杯も食べてしまったわけであるが、
新旧いろいろなパターンのつけ麺を食べることができた。
また来年の秋も、
新しい味や懐かしい味を求めて、
新宿大久保公園へと向かいたいと思う。