3年ぶりの開催となった大つけ麺博2022。
今年も3年前と同様、
新宿の大久保公園での開催。
歴代最多の101店舗が入れ替わりで集うということで、
ラーメン好きの私としてはぜひとも参加したいイベントであった。
さらには、色々と話題となっている、
鎌倉の中華蕎麦沙羅善さんが参戦とあって、
連日大行列との情報が入ってきていた。
この日は沙羅善さんの最終日だったので、
行かねばと思っていたわけだが、
早くも100人以上の列との知らせが・・・。
これは無理かもしれないが、
とりあえず行ってみようということで、
大久保公園に到着。
今年から電子マネー決済になって
支払いが楽チンになったようだ。
これは良い改善。
ただ、残念ながら、
当初のお目当てだった沙羅善さんは既に売り切れということで、
次に気になっていた竹末食堂さんに並ぶことに。
竹末食堂さんといえば、
押し上げにある東京支店には
一度行ったことあった。
ホタテを使った旨味たっぷりのスープが自慢のお店で、
非常に美味しかった記憶はあるが、
栃木に本店があったのは知らなかった。
本店の方は食べたことなかったのと、
メニューに黒トリュフの文字があったので、
非常に気になっていた一杯だった。
つけ麺博では、1杯一律900円となるので、
黒トリュフなんて高級食材が乗ることは
通常考えられないのだが、
そこを大サービスしてくれているとなれば、
行かざるを得ない。
40人ほどの行列を並び切り、
ようやくつけ麺にありつくことができた。
それがこちら。
黒トリュフと帆立ペーストの濃厚鶏白湯つけ麺
明るい茶色のザ鶏白湯という色のつけ汁に、
おそらくオリーブオイルベースと思われるオイル層がある。
そして、麺の上には帆立ペーストと黒トリュフ片にタマネギ。
これは美味しそうである。
最初はこういった形でペースト部分を麺に混ぜて、
つけ汁に浸すことなくそのままでいただく。
これが非常に美味しい。
まずトリュフの香りが強烈だが、
平打ち麺に帆立ペーストが良く絡み、
そのペーストが美味い美味い。
帆立好きにはたまらないだろう。
さらに濃厚鶏白湯のスープをつけていくと、
より旨味の相乗効果が発生し、
もう麺が止まらない。
鶏白湯の濃度自体は、
濃すぎることもなく中濃といったところか。
鶏のエグみはとり除かれており、
やや甘めで旨味たっぷりのスープであった。
チャーシューはよく焼きタイプだが、
ホロホロでジューシー。
イベントでここまでのクオリティは凄い。
もっと驚いたのが、こちらの味玉。
24時間の漬け込み＋燻製しているという味玉は、
独特の甘い香りと旨味があり、激ウマ。
これは追加して正解だった。
なお、少し前の「マツコの知らない世界」にて
「ラーメン味玉の世界」という回があったらしく、
そこで紹介された模様。
スープ割
こちらのお店は、なかなか珍しい、
レモンの爽やかさと、お茶による脂の分解。
もう1杯食べようと思ってた自分にとっては
すごくありがたいスープ割りで、
流石に完飲はしなかったが、
すごくスッキリした状態で、
次のお店に挑むことができた。
ということで、
いつか本店にも行ってみたいなと思わされる、
素晴らしい鶏白湯つけ麺であった。
