腸壁を削って美味い物を食す

潰瘍性大腸炎(軽症)持ちの筆者が、症状が悪化する可能性を覚悟してでも食べたいと思った逸品(主に麺類)を紹介するブログです。基本的に週2回(日曜・水曜)の更新です。よろしくおねがいします。

401. 味玉つけめん@くり山(白楽):TRY常連の王道豚骨魚介!個人的No.1のつけ麺!

東急東横線の普通しか止まらない駅「白楽」にあるつけ麺屋。

 

王道中の王道の豚骨魚介つけ麺だが、

数々の思い出も相まって、個人的には長い間不動の1位のつけ麺である。

 

ここのお店のことを知ったのは2011年の秋。

浜松町で開催されていた「つけ麺博」の第2週。

当時所属していた大学の研究室のメンバー数人で食べに行ったのを覚えている。

その日は4人で行って、みんなでそれぞれ違う店に並び、4店舗持ち寄って食べ比べる。

それを2周して8店舗制覇しようという目論見であった。

 

別の週には「とみ田」「麺堂稲葉」「麺屋一燈」などをはじめ、様々な名店が出店していたのだが、

自分たちの行った2週目は、「くり山」がダントツであり、

あっという間に「くり山」の取り合いになってしまった。

あまりに美味しかったので、実際に行ってみたいねという話になり、

調べてみると、たまたま大学から近いことが判明。

それからというもの、その研究室メンバーで2か月に1回は行くほどの常連になってしまった。

 

卒業してからだいぶ経ち、今となっては全然行けなくなってしまったのだが、

最近たまたま大学に行く機会があったので、

「そうだ。くり山、行こう。」

と某CMのようにつぶやき、訪問するに至ったわけである。

 

なお、ここのお店は、毎年のようにTRYに入賞しており、

つけ麺界ではおそらく超有名なお店である。

4年連続で上位入賞はスゴい!

f:id:kenshinkk:20190219082355j:image
f:id:kenshinkk:20190219082401j:image

 

このお店は以前は

昼:サッパリ(中濃)

夜:こってり(特濃)

二毛作であった。

上記のつけ麺博の時は特濃であったのだが、

今は当時の昼の「中濃」のみとなっている。

中濃とは言え、濃厚感は充分にあるので、脂量が少なくなってくれた分、

個人的にはありがたい。(濃厚好きの人にはものたりないかもしれない)

 

ということで、今回はその「中濃」のつけ麺を注文。

 

味玉つけ麺(並盛)

f:id:kenshinkk:20190116215609j:image

 
超まろやかな濃厚豚骨魚介スープなのだが、

ただ「濃い」だけではなくて、「上品さ」を兼ね備えている。

豚骨魚介というオーソドックスなジャンルながら、他のどの店にも似ていない。

店長さんは、六厘舎と大勝軒で修行されていたらしく、

豚骨の濃度は六厘舎、スープの程よい酸味は大勝軒という感じで

良いとこどりされている印象。

つけ麺界のビッグネームである2店舗の良いとこどりが美味しくないわけがない。

スープの最後の一滴が「名残惜しい」と食べるたびに心から思う。

 

麺は並盛り250gでも十分な量がある。

中盛りだと間違いなくスープが足りなくなる。

学生時代は必ず中盛以上にしていた記憶があるが、今は並盛でちょうど良い量である。

なお、麺の質も極めて高く、濃厚なスープに負けない、

モチモチ感のある極太麺であり、ボリュームが凄まじい。

麺とスープのバランスがとにかく良くて、年々美味しくなっている気がする。

 

チャーシューについては、つけダレの中に角切りのものがゴロゴロ入っている。

つけ麺博のときと比べても明らかに増えていた。

もちろん他のつけめん屋でも、

つけダレの中にチャーシューが入るタイプの物は数多く存在するが、

ここのは別格と言っていいくらい、クオリティとボリュームが凄い。

スープに浸かっていると固くなってしまうチャーシューが多い中、

こちらのお店のチャーシューは

噛むと肉汁がジュワッと出てくるほどのジューシーさを保っており、

麺とスープと一緒に夢中でかっ込みたくなる美味しさである。

肉増しを試したことはまだないが、次回は試してみようと思う。

 

他の具としてはネギもメンマも高得点。

いずれもスープとの相性が抜群である。

 

また、魚粉、にんにく、お酢、黒七味を好きなタイミング追加できるのも嬉しい。

とくに、魚粉が追加できる店は最近少なくなってしまったので、

魚粉好きの私にとっては非常にありがたかった。

辛い物が好きな方には「黒七味」を終盤に入れるのをおススメする。

f:id:kenshinkk:20190219082351j:image

 

そして最後はお決まりのスープ割である。

これがまた贔屓目なしに最高。

柚子を入れてくれることによるサッパリ感はもちろんあるのだが、

割っているスープ自体の美味しさがありありと伝わってくる。

しっかりと鰹が効いており、最後の一滴まで本当に美味しい。

 

麺を中盛にすることによる唯一のデメリットが、

このスープ割の際に残っているスープが少なくなってしまうことなので、

今回久しぶりに並盛を頼んで、

スープ割を思う存分楽しむことが出来たのは非常に嬉しかった。

 

ということで、

とにかく減点する要素が一切ない、完成された一杯であった。

TRYに毎年入賞するのも納得。

久しぶりの訪問であったが、

よく通っていた学生の頃よりもさらに美味しくなっているような印象で、

今後も美味しさを維持し続けてほしいなと心から願ってやまない。

 

豚骨魚介つけ麺が好きな方で、東横線で白楽を通る機会があった場合には、

ぜひ立ち寄ってほしいお店である。