腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

662. 特製濃厚魚介つけ麺@馳走麺狸穴(池袋):オーソドックスながら完成度の高い豚骨魚介つけ麺!レアチャーシュー+ポークステーキも絶品!

新規開拓シリーズ、

18回目となる今回は再び池袋に。

 

今回訪れたのは

馳走麺狸穴さん。

 

狸穴=まみあな

と読む。

 

高校のあった神谷町駅の近くに狸穴坂という地名があり、

たまたま読めたのだが、これは知らないと読めない。

 

お店の場所は、

池袋の東口から徒歩7分ほどのところにあり、

駅からは少しだけ歩く。

麺屋六感堂さんなども近い。

隣には滝野川大勝軒さんがあり、

つけ麺店同士でしのぎを削っている。

 

この日は、両店とも並んでいたわけだが、

列の長さはこちらの狸穴さんに軍配。

 

さて、

メニューはというと、

・濃厚つけ麺(魚介or煮干)

・中華そば

まぜそば

・肉盛りつけそば

というラインナップ。

 

そこに、トッピングとして肉や味玉を入れたり、

辛味を入れたりというバリエーションがある。

 

今回は、看板メニューである、

濃厚つけ麺魚介タイプ特製を選択。

 

煮干かということなのだと思うが、

個人的には魚介(鰹)の方が好きなのでそちらにした。

 

また、大盛り無料とのことだったが、

後述のサブメニューを食べるためにあえて並盛りに。

 

そして、サブメニューには、

・狸穴の牛めし

・低温調理ポークステーキ丼

というなんとも食欲をそそるメニューが。

 

麺を大盛にしたい気持ちもあったし、

迷いに迷ったわけだが、 

ポークステーキ丼を頼んでしまったっ…!

 

果たして食べ切れるのだろうか?

 

そんな不安を抱えながら待っていると、

特製濃厚つけ麺の並盛りが到着。

 

特製濃厚魚介つけ麺 

f:id:kenshinkk:20210606233603j:image

さすが特製だけあって、トッピングが豪華である。

 

スープ

f:id:kenshinkk:20210606233550j:image

豚骨強めの豚骨魚介Wスープがとにかく美味い。

茶色が濃くて、味が濃そうにも見えるが、

意外とちょうど良い濃度

粘度が高いだけで、脂っぽさはそこまでない。

 

世に豚骨魚介つけ麺と名の付くつけ麺は多数あるが、

頭一つ抜け出ている美味しさ。

タイプ的には銀座朧月さんに近いかなー。

 

麺+トッピング

f:id:kenshinkk:20210606233559j:image

 

圧巻のビジュアル。

茹で時間に10分かかるという極太麺

モチモチ感が凄くて、流石の食べ応え。

全粒粉そば粉も配合されており、

若干の粉感が逆に良い味出している

 

スープとの相性も抜群であり、

さすが池袋長年人気店なだけあるなあと納得した。

 

トッピングは、

・鶏胸肉レアチャーシュー2枚

・豚肩ロースレアチャーシュー4〜5枚

・海苔3枚

・なると

・メンマ

・味玉

三つ葉

という豪華ラインナップ。

 

ダブルレアチャーがとにかく美味い。

 

鶏胸肉レアチャーシューはしっとりしていて味付けもしっかり。

写真では1枚に見えるが、卵の裏にももう一枚あった。

あわよくばもう一枚欲しかった・・・。

 

豚肩ロースレアチャーシューは、

薄切りながら、上質な生ハムを食べているような感覚で、

単品でつまみにもなりそうなおいしさ。

旨味もしっかりあって、程よい塩気もあり、

これは特製にして正解だった。

ボリュームとしても薄切りながら5~6枚あって十分満足できた。

 

味玉はややしっかり目の味付けで、半熟度合いも最高。

メンマはオーソドックスな太めタイプ。

三つ葉によるサッパリ感も嬉しい。

 

続いてサブメニュー。

 

低温調理ポークステーキ丼

f:id:kenshinkk:20210606233556j:image

タイトルに惹かれて注文したこちら。

食べログでかなりお勧めされていたので食べてみた。

ポークステーキ5~6枚、白髪ねぎ、三つ葉、糸唐辛子が乗っており、

そこにわさび醤油をかけて食べるという独特のスタイル。

 

ポークステーキということで、

チャーシューに比べるとやや厚めである。

低温調理と謳ってはいるが、

麺の上のチャーシューと比べると、

分厚いぶんだけしっかりと火を通しているんだな、

というのがわかる、やや硬めの仕上がり。

どちらかというと、

麺に乗っていたレアチャーシューの方が好みだったが、

こちらは噛めば噛むほど旨味が出てくる感じで、

こちらもこちらで美味しい。

わさび醤油でさっぱりと頂けるので、

あっという間になくなってしまった。

 

スープ割

f:id:kenshinkk:20210606233553j:image

若干柚子風味がするスープ割。

切った三つ葉を少し追加してくれた模様。

最後の最後まで美味しかった。

 

なお、食べ終わったとき、

まさかの自分以外のお客さんが

全員高校生という事態でびっくりした。

たまたま学校が近いだけなのかもしれないが、

学生世代にも人気が出るのも頷けるクオリティであった。

 

ということで、

オーソドックスながら非常に完成度の高い豚骨魚介つけ麺で、

池袋界隈では、トップクラスなのではないかと思われる。

また、低温調理チャーシュー&ポークステーキも絶品で、

肉好きな人にはたまらないのではないかと思う。

 

なお、近くのお客さんで、

牛めし肉盛りつけそばを頼んでいる人がいて、

牛肉もなかなかにおいしそうだったので、

次に行ったときは、牛肉メニューに挑戦してみようかなと思った。

 

さて、新規開拓シリーズ。

取り急ぎあと2回でひと段落しようかなと考えている。

あと少しだけお付き合い頂ければと思う。