腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

896. MOTHER ビーフカレーラーメン〜イタリアン仕立て〜@八咫烏(水道橋):ついに来た念願の母のカレー!

今週の八咫烏さんは、

MOTHER

ビーフカレーラーメン~イタリアン仕立て~

ということで、

店長居山さんお母様のご登場である。

魔女のカレーというカレー屋さんを営まれていた

お母様が作るカレーラーメンということで、

まさに八咫烏の原点とも言うべき味。

これは食べに行かなければ、ということで、

仕事を早めに切り上げて、

水道橋へと向かったのであった。

 

この日のメニューはこちら。

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残念ながらビーフ増しは売り切れていた。

だが、それ以外で十分満腹になりそうな、

ラインナップとなっていた。

 

まずはいつもの食前茶から。

 

食前茶

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セイロンディンブラとのこと。

調べてみると、ディンブラは

セイロン紅茶の一種らしく、

ディンブラはスリランカの地名とのこと。

オーソドックスながら、

爽快で突き抜ける香りが心地よかった。

 

自家製福神漬

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お母様特製の福神漬けとのこと。

全く塩辛さのない優しいお味で、

まったく飽きが来ず、

永遠にバクバク食べられそうであった。

 

唐揚げサラダ

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カレー屋時代の人気商品とのことであるが、

揚げたてサクサクジューシーな唐揚げの上に、

オニオンスライス特製ソースがたっぷり。

これは、美味いに決まっている。

まず唐揚げのクオリティが凄まじく

その上のオニスラでサッパリいけるのが良い。

まあ、サラダなのかと言われると、

唐揚げがメインじゃないかなと思ってしまう程、

唐揚げが美味すぎるのだが笑

 

海老アボカド丼

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海老とアボガドに、

特製マヨネーズソースと海苔。

これも間違いない組み合わせである。

ただカレースープをここに乗せたいので、

少し多めにご飯を残しておいた。

 

そして、いよいよ、魔女のカレーである。

 

MOTHER

ビーフカレーラーメン~イタリアン仕立て~

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素晴らしいビジュアル。

外が凄く寒かったこともあり、

もう絶対うまいの確定でしょ。

と思いながら、スープからいただく。

スープ

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解説によると、

スープ 

牛の清湯に完熟トマト ジャガイモ 人参のポタージュ

オイル

ニンニク 韓国唐辛子辛さ弱 焦がしバター 

カエシ

八咫烏の塩ダレ

ということで、

牛のベースに野菜の甘味が効いた極上スープに、

にんにくにバター、そして塩ダレ。

まさに反則級の組み合わせである。

 

あしらい

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魔女のカレー時代のスーパービーフカレー

ポルチーニ

しめじ

舞茸のクリーム煮

揚げナス

九条ネギ

というラインナップ。

とくに、牛肉の煮込みがヤバすぎた。

超ホロホロですぐ崩れてしまう柔らかさ。

そこに、牛と相性の良い舞茸クリーム煮

これでスープの味もまろやかになるし、

それらの味を吸い込んだ揚げ茄子も、

また超絶美味しかった。

 

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やや平打ち気味の麺で、

これだけカレー要素が強くても、

しっかりラーメンという着地点であった。

 

そして後半は、

完熟トマトが一気に顔を出してきて、

甘味の効いた人参のピューレも混ぜていくと

どんどんイタリアンな印象になってくる。

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この中盤から終盤にかけて、

味がどんどん変わっていくのが面白かった。

 

そして、最後に残ったスープは、

アボガド丼の上に投入である。

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最強のカレーライスのできあがり。

ラーメンも食べられて、

最後にカレーライスも食べられる、

まさに一石二鳥である。

 

もともと丼に乗っていたマヨネーズソースも、

意外にカレーと相性が良く、

さらには、自家製福神漬けで、

酸味とサッパリ感も加わると、

もうレンゲが止まる要素は何もなかった

 

 

ということで、

居山店長さんのお母様のカレーを、

ついに味わうことができた。

とんでもなく美味しい逸品であった。

でもまあ、ご本人は

「これはラーメンだから」

と仰っていたので、

いつか、本店のカレーライスを

食べに行ってみたいものである。

 

なお、この限定は、残すは、

明日3/22の夜営業のみとのことなので、

ご興味ある方はぜひ水道橋へ。