前回まで、京都出張シリーズを書いていたので、
先々週の八咫烏さんの限定ラーメンを、
紹介し損ねてしまっていた。
この日の限定は、
ウニとローストビーフの冷製ラーメン。
雲丹と牛肉の組み合わせで、
美味しくならないはずがないので、
限定提供日に頑張って水道橋に向かった。
サイドメニューは、
鶏のからあげ、オニオンあんかけ丼
こちらは注文することができたが、
肉増しは残念ながら売り切れていた。
まずは食前茶から。
りんごとハイビスカスのハーブティー
リンゴの甘さと、
ハイビスカスの爽やかな香りが、
特徴的な一杯であった。
この日もだいぶ暑かったので、
そんな日にはピッタリの一杯だった。
鶏のからあげ、オニオンあんかけ丼
完全に和風のどんぶり。
揚げたてサクサクの唐揚げに、
和出汁のあんかけがたっぷりかかっている。
唐揚げを1~2個増やしたら、
それだけで十分ランチになりそうな一杯。
あんかけの塩気も丁度良く、
あっという間に平らげそうになってしまった。
Baskat Case ウニとローストビーフの冷製ラーメン
もう見た目からして凄すぎる。
この日は大当たりだと確信した。
まず目を引くのが、
ウニがたっぷり乗ったバゲット。
サクサクのバゲットに、
大量にウニが添えられており、
これだけでも普通に美味しい。
そしてその下に鎮座する大量のローストビーフ
絶妙な火入れ加減に、凝縮された旨味。
特製ソースも相性抜群でありながら、
スープにつけて食べても勿論美味しい。
さらに標準でも3~4枚ほどの大ボリュームで、
増さなくていいんじゃないかと思うくらいだった。
そして、スープと麺がまたすごい。
店長さんの解説によると、
カエシは、八咫烏の特製醤油のカエシ
麺は、特製平打ち麺
スープは、オリーブオイルで揚げたズッキーニを濃いめの鰹昆布出汁につけ
玉ねぎ、セロリ、金時人参をゆっくりじっくり炒めて、
和出汁とクリームとお豆腐とヨーグルト、
そこに雲丹を入れて仕上げているとのこと。
毎度のことながら、手の込み具合が半端ではない。
野菜がベースで、豆腐やヨーグルトも入っているので、
クリーミーながらまったくしつこくない。
そこに雲丹の豊潤な風味が乗ってくるので、
旨味の量もすごい。
さらに、麺に絡むオイルは、
が加わった特製ガーリック海苔オイル
とのことであり、
麺とスープを一緒に食べると、
ガーリックバター感が結構強い。
ガリバタ大好き勢にとっては、ほんとたまらない。
クリーミーなスープととんでもなくマッチしている。
わさびの醤油漬けのホイップクリーム
これを混ぜていくと、
少しのピリッと感と爽やかさがプラスされて、
良い味変になる。
勿論ローストビーフにもよく合う。
コリンキーのライムサラダ
食べ進めていくと、コリンキーが登場。
ライムの酸味もあって、
こちらもアクセントとして素晴らしい働き。
そして最後は、あんかけ丼の上にスープを投入。
残った餡かけの和出汁の旨味と
ウニスープにガーリックバター、
ローストビーフも添えるともう最強のリゾットである。
スープが冷たいので、ご飯と合わせるのはどうかと思ったが、
そんな心配は無用なほどに美味しかった。
ということで、
ウニの風味が効いたクリーミーなスープと
極上のローストビーフのハーモニーが楽しめる、
夏にぴったりの一杯であった。
ウニ×牛は、やっぱりおいしい。
また次回の限定も楽しみにしたい。