腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

901. まるごとオニオン 和牛 THE LIVE@八咫烏(水道橋)

今週の八咫烏さんは

まるごとオニオン

ということで、

まるごとトマトからの続く

まるごとシリーズの第二弾。

 

完全新作であり、

丸ごとシリーズに外れは無いので、

すごく楽しみだった。

今が旬の新玉ねぎを使った1杯ということで、

しかも合わせるのは牛のコンソメ

もう間違いなく美味い組み合わせだな

という予想があったので、

何とか仕事の都合をつけた。

 

今回のメニューはこちら。

f:id:kenshinkk:20240427112549j:image

八咫烏レッドカレーも食べたかったが、

今日の限定メニューは和え玉が無料だったので、

そちらを優先してカレーは自重した。

 

食前茶

f:id:kenshinkk:20240427112546j:image

食前茶はブラッディチェリー

さくらんぼ茶なんて珍しい。

かなりさくらんぼの甘味酸味が強く、

かなりジュースに近いイメージ。

たまにはこういうのもいい。

 

生ワカメの特製サラダ

f:id:kenshinkk:20240427112619j:image

生わかめが印象的なサラダ

というか、まあほとんど生わかめである。

生というだけあって相当歯ごたえもあって、

そのまま食べたらクセがありそうだが、

ドレッシングの酸味がいい具合に効いてて、

終始爽やかで美味しかった。

 

まるごとオニオン 和牛 THE LIVE

f:id:kenshinkk:20240427112611j:image

まずは何といっても存在感がある

玉ねぎ丸ごとの煮込み

その上に焦がしチーズと野菜。

そして、柔らかそうな牛肉と、

すんだ茶色のコンソメスープに

極細麺が泳いでいる。

もうこの見た目だけで涎が止まらない。

 

スープ&麺

f:id:kenshinkk:20240427112542j:image

まずは、スープから。

言わずもがな、尋常じゃなく奥深いスープ。

クリアなのに、旨味量が尋常ではなく、

牛と野菜の旨味がガツンと来る。

それに合う極細麺も最高。

 

店長さんの解説によると、

スープ

牛、人参、セロリ、鰹節、新玉ねぎを使った

極上のビーフコンソメ

オイル

フェンネルローズマリー、ディルなどを

大白ごま油に落とし込みハーブオイルを少し

カエシ

たまり醤油と白醤油をベースに

ブランデーや赤ワインなどで奥行きを

 

とのことである。

 

まるごと玉ねぎ

f:id:kenshinkk:20240427112615j:image
f:id:kenshinkk:20240427112600j:image

もうこれがホロホロで、

箸で簡単に崩れるけど、

しっかり玉ねぎの食感も残る、

絶妙な柔らかさで煮込まれていて、

スープも吸いまくりで最高であった。

上にかかっている焦がしチーズもうますぎる。

コンソメスープにも合いまくりで、

牛×玉ねぎ、美味しくないはずがない。

 

牛バラ煮込み

f:id:kenshinkk:20240427112604j:image

牛のバラ肉の煮込みも、

とんでもないホロホロ加減。

この煮込みだけでも、

とんでもない価値がありそう。

いつものレアチャーシューも良いが、

こういう煮込み系も好きだ。

 

そして、これだけで終わるのではないのが、

さすが八咫烏さん。

 

最初の麺は若干少なめだったらしく、

食べ終わった頃を見計らって、

もれなく無料で和え玉が追加される。

 

サルサジェノベーゼ和え玉

f:id:kenshinkk:20240427112556j:image
f:id:kenshinkk:20240427112607j:image

ここから後半戦、

トマトサルサソースとジェノベーゼの和え玉。

そのまま食べてもめちゃくちゃおいしいのだが、

やっぱりこれをコンソメスープに入れた時に

どのような化学反応が起きるかに注目。

 

f:id:kenshinkk:20240427112553j:image

もうね最高としか言いようがない。

トマトとコンソメとバジルとたまねぎが、

全部が混ざってとんでもない旨味量。

これはどう表現したらよいかわからないくらい、

様々な旨味が混じりあっていて、

まさにここでしか食べられない味であった。

 

 

ということで、

玉ねぎが主役のまるごと第2弾は、

牛、トマト、バジルを従えて、

最高のフォーメーションを備えた一杯であった。

 

まるごとトマトが、

まさかこういう発展の仕方をするとは・・・。

 

毎回、常に予想の上を行かれる、

居山さんの発想力には脱帽である。

次なる「まるごと」シリーズを楽しみにしたい。