今週の八咫烏さんは、
和牛麺
ということで、
久々に肉が主役の限定麺。
これは期待できるなぁと思って並んでみると、
地下への階段の中腹を超える、
約10人ほどの行列。
ここのところあまり混まない時間帯に行ってたので、
並んだのは久しぶりな気がする。
さて、今回もまずは食前茶から。
今回は、チョコアールグレイ
先日バレンタインだったからだろう。
飲んでみると、たしかに甘い。
ただ甘ったるいわけではなく、香ばしい感じ。
香りはカカオ90%のチョコの香りに近い。
中々不思議で美味しい紅茶であった。
続いては、サラダ。
というラインナップ。
特製ドレッシングで和えられており、
独特の甘酸っぱさが何ともいえない美味しさ。
中々普段食べない野菜たちなので、
不溶性食物繊維をしっかり補えた気がする。
なお、ラーメンにも合うとメニューに書いてあったので、
半分くらいは残しておくことに。
あいつらの豆飯
とうめし、という言葉は知らなかったのだが、
豆腐めしの略だろうか?
しっかりとタレが染み込んだ絹ごし豆腐が、
ご飯の上に乗っているどんぶりである。
これまでの限定ご飯からすると派手さは無いが、
なかなか手が込んでいそうな一品。
絹ごし豆腐が超絶トロトロで、
タレが染みこんでいてとにかく超美味しい。
横にいる付け合わせの野菜が、
わさびが効いているのかツンと来る辛さがあって、
ビックリした。
だが混ぜて食べると丁度良くて美味い。
ちなみに、あいつら、とは何だったのだろうか。
元ネタがわからなかった。
そして、メイン。
Wonder~和牛麺~
また今回凄いのが来た。
オレンジ色の野菜すり流しスープに、
綺麗に折りたたまれた中太麺。
その上に大量にかかっている牛肉の煮込み。
卵と紅生姜と青菜の鮮やかな共演。
見た目からすでに豪華すぎる。
まずはスープ。
一口食べると、
まずは野菜の甘味がきた後に、
牛の旨味がジワーッと広がっていく。
もうこれだけでも抜群に美味い。
その正体は、蕪と新玉ねぎと和牛出汁のすりながし
そこに、和牛の香味オイルがかかっているそう。
これは美味い。
麺
すり流しの時は平打ちが多い気がするが、
今回は円形に近い中太麺。
たまたま最近平打ちを食べることが多かったからか、
個人的にはこの太さと形状は久々で、結構好きだった。
後述するお肉ともしっかり絡んで最高。
松阪牛の煮込み
なんと松坂牛を使っているという、牛肉の煮込み。
牛すじと、どこか別の部位が混ざっている感じ。
ただ、とにかく沢山かかっていて、
メチャクチャ美味いわけである。
麺に絡めまくっても全然なくならないし、
毎口毎口、牛肉の旨味がこれでもかと襲ってきて、
スープの野菜の甘味が優しく包んでいる感じ。
揚げ卵
マキシマム濃い卵が使われているようで、
それが揚げ卵になっている。
中はもちろん半熟でトロトロ。
食べるのは何度目かだが、毎回美味い。
先日八咫烏さんプロデュースのカレー屋『弐番亭』でも、
この揚げ卵が出てきてめちゃくちゃ美味かった。
(それはまた別の記事で紹介する)
紅生姜
この紅生姜がまた特徴的。
この鮮やかな赤は、
イチゴとクランベリーに漬け込んだと、
店長さんが言っていた。
そこまで果物の甘酸っぱさは感じなかったが、
自然の色でここまで赤くなるんだと驚いた。
なお、なかなかの辛味があるのだが、
スープが甘めなので、
丁度良いアクセントになっている。
麺と牛肉とスープと一緒に紅生姜を食べると、
全体として最高のバランスになっているのである。
そして、一通り食べた後は、
残しておいたサラダをラーメンに投入。
店長さん曰く、ネギラーメンのネギみたいな位置で、
是非トッピングしてみてくださいとのことで、
実際やってみると、めっちゃ相性が良かった。
とくに牛肉とゴボウの相性が抜群で、
しぐれ煮っぽくなって美味しい。
麺との食感の違いを楽しみながら、
あっという間になくなっていったのだった。
なお、残ったスープは勿論、
とうめしの上に乗せていく。
爽やかなわさびの辛さが効きながら、
甘みのあるスープと出汁の染みこんだ豆腐で、
ご飯が進む美味しい締めとなった。
ということで、
今週の限定もさすがの独創的な限定麺で、
牛肉の美味しさを再認識することができる一杯であった。
また、根菜不足を一夜にして補えたことも嬉しかった。
また次回の限定ラーメンを楽しみに待ちたい。