さぁ、北海道出張シリーズということで、
前回から始まったわけであるが・・・
北海道に来たからには、
ラーメンを食べなければということで、
今回からはいくつか北海道ラーメンを
紹介していきたいと思う。
まず訪れたのが
Japanese Ramen Noodle Lab Q
さんである。
このお店は実は以前の出張でも
行こうとしていたんだが、
お昼のみという特殊な営業時間であること、
たまたまその日は集合時間が決まっていて、
お店に並ぶことができなかったので、
泣く泣く諦めたのがこちらのお店。
その当時の記事はこちらである。
そんなわけでおよそ4年ぶりに念願叶っての
来店となったわけであるが、
とにかくここは厳選素材を極めたラーメン
ということで、
ラーメン好きの間でも有名なお店だったので
絶対行かなければと思っていた。
今回たまたま行く機会ができたので、
本当にラッキーであった。
会社の同僚と同行していたので、
片方が醤油、片方が塩いうことで、
両方のパターンを食べれるように注文し、
2人とも特製を頼むということで、
しっかり全てのトッピングを
味わえるようにという狙いであった。
そして、ラーメンを待っている間は、
具材へのこだわりや、
本日のチャーシューとワンタンの解説を読む。
ここまで解説してくれるのも凄いなと。
また違う日に行ってみると、
違う具材になってるかもしれないので、
食べる前から次回訪問が楽しみである。
特製醤油らぁ麺
さて、いよいよ着丼したのだが、
このビジュアルだけで、
来た甲斐があったなと思わせられる。
クリアなスープにとんでもない量の具材。
そして、そのラーメンの横に、
謎の箱と卵が添えられているが、
これらがまたすごかった。
先にスープと麺から。
スープは、鶏ベースなのだが、
5種類の地鶏と昆布をブレンドした極上スープで、
北海道、秋田、愛知、京都、熊本
と5つの地域の地鶏を使い、
そこに昆布の出汁も合わせているそう。
タレは、醤油も5種類。
兵庫で2種、広島、埼玉、和歌山
さらには愛知のみりん。
麺は、北海道産小麦を7種類をブレンド。
はるゆたか、春よ恋、はるきらり、
スーパーはるゆたか、きたほなみ、
ロワール、みのりのちから
とのこと。
麺は、醤油ラーメンの場合は、
細麺で非常に滑らかなタイプ。
ポキポキというよりは、
やや柔らかめでしなやかなイメージ。
本当にスープと合っていて美味しかった。
そして、続いて気になるトッピング。
まずは、気になる箱の中身から。
そう、海苔なのである。
「海苔を焼く」という工程をお客さんがする
これは初めての経験。
木箱の中には旅館とかで出てくるような
小さい着火剤が入ってて、
まさに寸前で炙るのである。
当然ながら、海苔パリパリさ加減は、
尋常ではなかった。
トロ玉子(石狩飛ぶ鳥農場有機有精卵)
味玉もしっかり味がついてることに加えて、
ちょっと卵黄の色が特殊な卵で、
すごくおいしかった。
有精卵であることで味の違いはないらしいが、
のびのびと走り回れる「平飼い」で飼育した鶏の卵
ということの影響が強いのだろうと推測。
ワンタン(鶏&豚)
鶏と豚の2種類のワンタンが楽しめる。
鶏は熊本県産の天草大王
豚は平田牧場の金華豚
とのこと。
皮はトロトロで、
餡の旨味も尋常ではない。
そしてここから一気にチャーシュー6種
地鶏麹焼き
内腿
外腿
バラ
上ロース
鶏むね昆布〆チャーシュー
いやーこの6連チャーシューは圧巻だった。
外モモや内モモは普段食べられない部位。
そんな珍しい部位のチャーシューを
食べることができたし、
それぞれのお肉の調理の仕方も最高で、
レア度も焼き加減も、とにかく上品。
豚の脂身は程よく甘く、旨味も抜群。
鶏は超シットリで柔らかな食感。
鶏は北海道の鶏むね肉
豚は北海道産のルスツ豚と
を使用しているらしく、
肉質にもこだわられていた。
よほど金欠でなければ、
「特製」を頼んで6種チャーシューを
味わっていただくことをオススメする。
塩らぁ麺
同行者が頼んだ塩ラーメン、
もちろんこちらも塩だれのこだわりが凄い。
宗田節、みりん、料理酒、白醤油、
そして塩を3種類(沖縄、高知、佐賀)、
ハマグリやアサリなど。
という凄まじい具材量の塩だれが、
スープと合わさることで、
もう体に沁みいるような極上スープとなっている。
そして麺は、やや平打ち麺のような
なめらかな麺で、断面が楕円形の麺。
これどっちの麺もすこぶるうまかったが、
個人的にはこちらの麺の方が好きかもしれない。
次来たときは、塩を食べてみようと思った。
さて、ということで、
訪問難易度がきわめて高い、
札幌の名店を訪れることができたのだが、
2000円でも全然安すぎると思うくらい、
クオリティーがとんでもなく高い
極上のラーメンであった。
これはチャンスがあったらまた行きたい。
そう思わせてくれるラーメンに
出会えたことに感謝しながら、
次なるラーメン屋へと向かったのであった。