さぁ、そして今回の北海道出張の
3つのラーメンの最後飾るのが、
こちらの喜来登(きらいと)さん。
あの藤井フミヤさんが、
激推ししていることでも
有名なこちらのお店。
後述する通り、
特徴はその盛られるネギの山である。
普通味噌ラーメンと言うと、
もやしとネギが少しずつ乗っている
というイメージであるが、
その想像をはるかに超える量のネギが
どっさり乗っていることが特徴。
狸小路商店街の中に位置するお店で、
行けば行列になっているから
一目でわかると思われる。
この日も、もちろん大行列で、
昼休みの合間に行ったわけだが、
休みの2時間で食べて戻ってこれるか、
正直ギリギリかなぁと思ってたが、
ちょうど1時間待って中に入れて、
なんとか間に合うことができた。
同行した同僚と並びながら話していると、
目に入ってきたのはネギの箱。
その数、なんと6箱である。
こんなに大量のネギが店先に置いてあるなんて、
そんな店は他に知らない。
ネギ好きにはたまらないだろう。
そして、店内に入って、
大量のサイン達に囲まれながら、
注文してしばらく待っていると・・・
いよいよ着丼の瞬間が訪れた。
味噌ラーメン
噂には聞いていたが、
すさまじいネギの量である。
アップの写真がこちら。
まさに山のようなネギ。
これで普通盛りだというのだから、
驚きしかない。
もともと長ネギは好きだったし、
たまにネギ増しのラーメンを頼むこともあるが、
ここまでネギが盛られているラーメンは、
未だかつて見たことが無い。
ネギ好きの方にとっては
夢にまで見たラーメンといえるだろう。
だが、食べてみて納得。
このネギの山こそが、
このラーメンの味の決め手だったのである。
スープは、あっさり目の味噌。
スープだけで飲むと薄いと感じるかもしれない。
これだけネギが入っていても、
まったく冷めないほど熱いスープに
どんどんこのネギの旨味が溶け出していって、
みるみるスープの味が変わっていくのである。
さらには炒めたひき肉がたっぷり盛られている。
この肉からも、
たっぷりと旨味が溶け出し、
食べ進めていくほどに、
みるみるおいしくなっていくのだ。
麺
こちらも昨日の信玄さん同様、
オーソドックスな黄色い玉子麺。
これもまた、このスープに合う。
塩分濃度は低めで、
ネギの強烈な旨味と
肉と味噌のハーモニーを楽しむ、
という形のラーメンなので、
食べ終わったときには、
何だか健康になるのではと
錯覚するほどであった。
ということで、
改めてネギの美味しさというものを
再認識させられたラーメンであった。
ここ数年で食べた味噌ラーメンでも
トップを争うレベルの完成度。
まさにここでしか食べられないような
唯一無二の一杯であった。
これだけ多くのネギを刻むとなると、
きっと仕込みもとんでもなくキツイと思う。
まずは店員さんに感謝したいし、
本当に一生懸命作られている印象で、
これは行列に並んででも食べる価値のある
ラーメンだなと思った。
次に札幌に行く機会があれば、
また絶対食べたいなと思った一杯である。
ごちそうさまでした。