腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

930. 熟成チーズステーキと白ワイン2種@さっぽろオータムフェスト2024

北海道シリーズ第6回

前回に引き続き、

オータムフェストさっぽろ2024編

である。

 

※前回

kenshinkk.hatenablog.com

 

前回は海鮮で攻めたので、

次は肉かなーと思っていたのだが、

先に北海道のワインを飲みたかったので、

中盤戦として、イタリアンを挟むことに。

 

というのも、

チーズステーキとかいう、

チーズマニアにはたまらないメニューが、

7丁目のBARエリアで宣伝されており、

まだ今回の旅行で北海道のチーズを

食べていなかったので、

これはいくしかないということで、

挑戦してみた。

 

なお、チーズステーキでいくつか店舗があり、

定番のカマンベールやカチョカバロを焼く、

というお店もあったようなのだが、

今回は食べたことのないチーズ、

プロボローネのチーズステーキ

を選んだ。

 

平べったい円形のチーズを

鉄板で一気に焼かれていき・・・、

出てきたのがこちら。

 

熟成チーズステーキ@白糠酪恵舎

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ただチーズが焼かれただけなのに、

どろどろのビジュアルだけで既に神過ぎる。

こんなの絶対美味しいに決まってるじゃん。

箸で持つことはできるのかな?

と思ったが、案外しっかりしていて持てる。

ただ、とろけ具合は尋常ではなく、

しっかり糸を引くトロトロ感。

そして熟成というだけあって、

味がめっちゃ濃厚なのである。

これはワインが、美味しい。

 

なお、プロボローネというチーズは、

「チーズステーキ」専用のチーズらしく、

モッツァレッラより水分を抜いて作り、

ボンレスハム状にし、1ヶ月以上熟成しているそう。

固さやミルクの風味、塩加減が絶妙のバランスで

とろーりふっくらとしたチーズステーキが

簡単にできるように作っているそう。

ステーキ専用のチーズが、

存在しているなんて想像もしなかった。

帰りの空港でも売っていなかったので、

これはここでしか食べられないものを

食べられた感があって、良い選択であった。

 

そして、合わせるワインは・・・

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正直色だけでは伝わらないが、

1杯目は、こちら。

はこだてわいんさんの

フルーツ北海道のメロンワイン

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夕張メロン果汁を使ったという、

世にも珍しいワイン。

飲んだ瞬間からメロンの香りが口いっぱいに広がり、

優しい甘さに包まれて幸せな気持ちになった。

メロンベースのワインなんて、あるんだね。

どちらかというと、デザートワイン向けで、

最初は甘ったるいのかなと思ったが、

飲んでみると意外と後味スッキリ。

これは食中でもゴクゴク飲んでしまう。

 

そして2杯目がこちら。

余市ワイナリーのナイアガラ

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メロンに合わせて、こちらも甘口を選択。

ナイアガラという品種は、

糖度が高くて甘みが強いらしいが、

その特徴のとおりの強烈な甘さ。

そして、強烈な爽快感。

果実そのものを口に含んだような

と書いてあったが、

まさにその通りの爽やかさ。

今年はシャインマスカットが安いのでよく食べるが、

それに近いみずみずしさと甘酸っぱさが、

ワインでも楽しめるというのは凄かった。

 

 

ということで、

オータムフェストの中盤戦は、

あえてのチーズステーキとワインを選択したのだが、

これはマジで大正解であった。

 

この後に控える、

メインディッシュの肉に備えて、

最高のつなぎになったのではないかと思う。

 

次回、肉編をお楽しみに。