ということで今週の八咫烏さんは、
Yatagarasu of The Year 2023 第2位
Bring Me The Oyster 牡蠣とバジルの塩ラーメン
ということで、
1か月前に食べたこちらがランクイン。
正直この時に、もう食べた瞬間から、
今年のベスト3には入ってくるだろうな~
と予想していたくらい、
下半期では個人的に断トツの一杯であった。
なので、個人としては、
別のラーメンに投票したのであるが、
今回2位でランクインしてくれたので、
もう一度あの味を食べられるということで、
非常に楽しみであった。
今回のメニュー。
今回はお腹を空かせておいたので、
全部入りで注文することに。
食前茶
ルイボスとレモンマートル
レモンマートルは、
ハーブティーとして有名とのことで、
確かにレモンっぽい甘酸っぱい香りがして、
爽やかなお茶でした。
ローストビーフ
冬野菜(根菜)ソースとワサビクリームの
ダブルソースがたまらなすぎる。
下に敷かれている、
玉ねぎと椎茸もソースとよく合う。
クリームリゾット
ホタテ、ベーコン、フルーツオニオン
漬けマッカランというラインナップ。
漬けマッカランを崩していくと・・・
いやー、もうこれ最高でしょ。
ご飯がクリームをまとっているので、
ただでさえまろやかなのに、
漬けマッカランが染みわたると、
もう最高過ぎます。
だが、ここで全部食べないのが重要。
Bring Me The Oyster 牡蠣とバジルの塩ラーメン
いやー2度目なんだが、美味しかったー。
中央に鎮座する直火焼イベリコチャーシューが
マジで半端ないおいしさであった。
前回は無かったので非常に嬉しく、
解説によると、めっちゃ手が込んでいる。
イベリコ豚の肩ロースに塩と胡椒とウィスキーを塗り
ラップをせずに冷蔵庫で2日間乾燥。
乾燥させたお肉を高温の炭火で周りを焼き固め、
休ませたら250度のオーブンで5分焼く→10分休ませる
この工程を5回繰り返すそう。
ここからさらに、熟成させるための豚鰹出汁、
生醤油、香味オイルをいれて真空パック
じっくり10時間低温調理していくとのこと。
これだけ手の込んだチャーシュー、
なかなか食べられない。
とんでもない美味さだったなぁ。
スープは、前回と大きくは変わらない印象だが、
鶏と和出汁のベースに、
今回はホタテ出汁が加わっていた。
パセリ、バジル、エシャロットのペースト。
オイルはバジルと香味野菜をベースに、
発酵バターでベーコンをコンフィして
肉の旨味を移して仕上げたオイル。
カエシは、白醤油とぬちまーす、
白ワイン、ペルノ、紹興酒などで
複雑かつスッキリとしたカエシ。
何度聞いてもすごい。
さらに、バジルペーストの作り方がXにて公開されていた。
まずは、ニンニクを水に浸けて皮をむく、
そのニンニクをフライパンに油を入れず炒る。
水と白ワインを1:1で沸騰させて塩を少し、
レモンスライス3枚入れてバジルをサッとゆでて水を切る。
炒りニンニク、バジル、塩、グレープシードオイル、
溶かした発酵バターを加えてミキサーにかける。
とのこと。
これは自分で料理する際に使えそうである。
牡蠣のフリッター
牡蠣増しだったので、5個くらい入っていたかな。
小粒ながら旨味が強く美味しい牡蠣で、
バジルのスープに浸ってドロドロになった衣と共に、
食べた時の感動は、他では味わえないです。
そして今回は、ワンタンではなく、
自家製マルゲリータトースト
カリカリに焼かれている食感も素晴らしいが、
溶かしていって食べる食感も最高。
このトマトのおかげで、
マルゲリータ風になるのである。
そして麺には、
何とチーズが織り込まれている。
これは八咫烏さんの他の限定でも
たびたび見る光景ではあるものの、
このラーメンでこそやってほしいと思ってたので、
最高の演出であった。
〆のリゾット
牡蠣と肉をのっけてスープを注ぐ。
もう最高のリゾットの完成である。
卵が加わることで前回よりもまろやかであった。
最後の一滴までスープを飲み干し、
大満足でお店を後にしたのであった。
さて、来週はいよいよ1位。
何が登場するのか楽しみである。