新規開拓シリーズも早くも11回目。
特に回数は決めていないが、
まだ登場させていないお店の紹介が終わるまでは、
続けていきたいと思う。
ということで今回は、
北綾瀬と言えば、半年ほど前にYouLeeさんを紹介した。
今回はそれ以来の訪問。
北綾瀬で名店として地元の人にも愛されている、
中華そばわた井さんにお邪魔した。
食べログの口コミでも、
ガッツリ食べたいときにいくべし、
的な内容が多く、
朝飯を抜いてそれなりにお腹を空かせていくことに。
店の前に行くと、
まだギリギリ11時台だったのにすでに10人ほどの列。
さすがの人気店である。
ちなみに北綾瀬駅からは降りてすぐというところで、
千代田線の駅の入り口すら見えるレベルの近さである。
↑お店の前に解説を書いてくれているのが良き。
メニューはつけそばと中華そばのみ。
食券制で、並ぶ前に食券を買うタイプなのだが、
つけそばのほうが有名なので、今回はそちらをチョイス。
そして、お腹を空かせていたこともあり、
特製にしたうえで、中盛(320g)を50円増しで追加。
これが、後にとんでもないことになるのはこの時は知らない。
店に入ると、口コミでも噂の流れるような神オペレーションを拝見。
また常連さんと店員さんとの軽妙なトークも炸裂しており、
地元民に愛されているお店なんだなあと思っていたら、
なんとなんと5分ほどで着丼。
極太麺なのにこの早さは素晴らしすぎる。
特製つけそば(中盛320g) 1100円
圧巻のビジュアル。
これだよこれ!といいたくなるつけ麺である。
つけ汁
つけダレは、見た目は王道な豚骨魚介スープ。
ネギや魚粉、ナルトが浮かんでいるのも王道。
また、しっかりスープが熱々なのがうれしい。
味はというと、良くも悪くも予想通りの豚骨魚介ではあるのだが、
やや魚介が強めで、とろみもそれなりに強く、ガツンと旨味が来る。
クドさはなく、丁度良い濃厚さという印象であり、
かなり万人受けする味なのではないだろうか。
塩気の塩梅も丁度良い。
また、写真には見えていないが、
スープの中に角切りのチャーシューやメンマもしっかり入っており、
これはわざわざ特製にしなくても十分食べれるなあ、
と思ったのを覚えている。
特に、角切りチャーシューは、味がしっかりついていて、
しっかり後述する麺のおかずになってくれる逸品である。
麺
この自家製麺が、とにかく最高。
かなりの太さを誇る自家製麺で、ほどよく縮れた多加水タイプ。
モチモチ感が非常に強く、スープの濃さに負けない存在感がある。
噛み応え、弾力も充分、それでいて喉越しも良く、
縮れがつけダレをしっかり持ちあげてくれる。
そして何より、このボリュームである。
あれ、中盛、320gだったよな?測り間違えたのかな?
と錯覚するほど、水を良く吸ってパンパンに膨れ上がっているので、
食べ応えもすごかった。
特製トッピング
麺とスープで満足していたわけなのだが、
さらなる幸せを運んできたのがこのトッピングたちである。
ラインナップは
・厚切り豚バラチャーシュー×3枚
・味玉
・のり×3枚
という豪華すぎる布陣。
注目は、厚切りの豚バラチャーシューである。
これが恐ろしくクオリティが高いのだ。
箸で崩れるほどにホロホロであるうえ、
1cmにも届こうかという厚切り具合。
噛めば噛むほど溢れ出る肉汁がたまらない。
さらにすごいのはその枚数。
特製にしても、チャーシュー1枚や2枚だけ増えるお店も多いなか、
ここは3枚も増やしてくれるという神対応。
スープの中に角切りチャーシューも入っているというのに、
さらに3枚も増えるなんて、肉好きにはたまらない。
まあ、このチャーシューのボリュームが凄かったのもあるが、
麺を食べ切るころには、もう満腹はとうに超えており、
苦しみながらも最後、スープ割まで飲み切ったのであった。
ということで、
王道の豚骨魚介つけ麺を腹が苦しくなるほど満喫することができた。
まさか中盛でも苦しくなるとは…自分ももう年なのだろうか?
いずれにしろ、つけ麺を腹いっぱい食べたいときに行くのをおすすめする。
また、このボリュームでこの価格、
そして口コミでも絶賛されている神オペレーション。
これは地元に愛されているのも納得である。
常連さんも非常に多く、
こういう店が地元にあるといいなーと思いながら、
北綾瀬駅を後にしたのであった。