腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

761. 鶴嶺峰つけ麺@らー麺土俵 鶴嶺峰(鶴見):ちゃんこを思わせる独特なトッピングにオーソドックスな豚骨魚介スープの激ウマつけ麺!

念願の初訪問シリーズ。

 

今回は鶴見にある名店

らーめん土俵 鶴嶺峰

さんに訪問してきた。

 

家からは少し距離はあるのだが、

たまたま横浜方面に行った時の帰りに寄ることに。

 

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店長さんは、元々お相撲さんをされていた方だそうで、

店内は相撲の関連グッズが並んでいた。

 

先に感想をまとめると

・独特すぎる特製トッピングが横綱級の美味さ

・眠りチャーシューのクラシックな美味さ

・パルメザンチーズ×豚骨魚介の新感覚リゾットが美味い

 

雑誌等ではつけ麺が絶賛されているので、

注文するメニューはつけ麺で確定。

 

なお麺の量が番付に対応しており、

それぞれ名称と麺の量(つけ麺時)は

十両(女性盛り150g)

幕内(並盛250g)

小結(大盛350g)

関脇(特盛450g)

大関(デカ盛り600g)

横綱メガ盛り700g)

とある。

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今回はさすがに標準の幕内を選択。

 

また、トッピングとサブメニューは、かなり迷った。

わざわざ鶴見まで来て、

デフォルトだけというのも勿体無いので、

何かつけたかったが、サブメニューの種類も豊富。

店長さんがお相撲さん出身ということもあり、

とんでもないボリュームが予想される。

最近胃の容量が減ってきた気がするなぁと思いながらも、

今回はお腹が減っていたので、

以下の4種を強気に注文することに。

・つけ麺(幕内)

・特製トッピング

・眠りチャーシュー

・おじっとめし

 

 

鶴嶺峰つけ麺(幕内)

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つけ汁

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麺+トッピング

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実際食べていくと、

まず麺は極太でもちもちの全粒粉入り

スープは王道豚骨魚介なのだが、若干甘め。

かなりとろっとしてるけど、しつこくはない。

これは麺が進むつけ汁である。

さらにつけ汁の中には、

三つ葉、ねぎ、つみれ、お麩、油揚げ

と標準でもかなり具沢山。

中でもつみれはクオリティが高く、嬉しい。

 

さらに今回はいわゆる特製だったので、

麺の上に海苔餅巾着ほうれん草豚バラ味玉

という豪華なトッピングが付き、

ちゃんこを思わせるような具沢山ぶり。

 

特製がチャーシューでなく豚バラというのは珍しいが、

スープとの絡みは良好であり、

味付けも濃くなくて丁度良かった。

また、珍しかったのは、ほうれん草の胡麻和え

地域柄、家系を意識してのほうれん草なのかもしれないが、

これが意外とつけ汁との相性も良く、

栄養補給としても良かったのではないかと思う。

また、もち巾着はボリュームがものすごく

かなり腹にたまるので、並盛にしておいて正解だった。

 

眠りチャーシュー

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なお、特製トッピングでも、

チャーシューがつかないという珍しい構成なので、

たまらず追加トッピングの眠りチャーシューを追加。

1週間熟成させたという自家製チャーシューは、

その熟成のおかげか、食感が超絶ホロホロ

あの分厚さでこの柔らかさは普通はあり得ない。

味も染みわたっていたし、美味すぎた。

でも今回は、量的には2枚で丁度良かった。

今回は、2枚にしておいて正解だったと思う。

 

おじっとめし

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そして最後のおじっとめしが凄すぎた。

大量のパルメザンチーズにごはん、

それをそのままつけ麺のスープに投入するという、

凄い発想である。

見た目は超絶ジャンキーなのだが、

味としては意外と丁度良くなっており、

粉チーズ好きにはたまらないリゾットであった。

カロリーはきっとすごいことになってるんだろうなあ、

という背徳感に苛まれながらも食べ切ると、

もう満腹も良いところ。

あと少し多ければ食べ切れないほどのギリギリであった。

 

 

ということで、

鶴見の名店に初訪問したわけであるが、

食べ盛りの時に来たかったなぁと思うほど、

誰もが満足できるボリュームと、

美味しさを兼ね備えた、つけ麺の名店であった。

せめて、あと数年早く知っていれば、

関脇くらいは倒せたかもなあ、

と思いを馳せながら店を後にした。