腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

607. 味玉つけ麺@麺屋 吉左右(木場):約8年ぶりに訪問した豚骨魚介系つけ麺の名店!定番ながらスッキリ味わえる中濃スープと自家製麺のバランスが絶妙!

2006年にオープンした、

もはや老舗ともいうべきお店である、

麺屋吉左右(めんや きっそう)さん。

知った当初は、なんて読んだら良いかわからなかった。

実をいうと、こちらのお店は2012年以来の再訪

病気になる前に訪れて以来だったので、

非常に懐かしさを感じた。

 

当時、名店つじ田に似てて美味しいと評判であり、

暇をもてあました大学生だった自分は、

真夏に1時間以上並んで食べに行った記憶がある。

 

社会人になってからは、

水日祝以外の昼のみという特殊な営業時間により、

時間帯が合わずに全然行けなかった。

 

そんな中、つじ田さんのYouTubeチャンネルにて発表された

都内のつけ麺ランキングにて、

麺屋吉左右さんが上位にランクインしており、

それをきっかけに、実に約8年ぶりに行ってみることにした。

 

メニューは当時と変わらず、

・つけ麺

・ラーメン 

の2択。

 

久しぶり過ぎて、味を忘れていたこともあり、

味玉もつけてみることにした。

 

麺量は、

並で300g、大盛で450g

8年前はおそらく大盛にしていたが、

もう30代なので、さすがに並盛で我慢。

 

食べログのレビューにて絶賛されている、

店員さんの神オペレーションを拝見しながら、

行列に並ぶこと30分。

 

ようやく店に入ることができたと思ったら、

入ったら数分と待つことなく、あっというまに着丼。

タイミングが良かっただけの可能性もあるが、

まさに神オペレーションであった。

 

味玉つけ麺 

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8年前と変わらぬビジュアル。

余計なものが無い、まさに王道中の王道である。

 

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加水率高めの中太麺は、

ツルツル滑らかな舌触りが特徴的でありながら、

コシ弾力がしっかりしているタイプ。

これはオンリー麺すすりがはかどる。

麺だけでもこれだけ美味しいと、

やっぱ大盛にしとけばよかったかな、と少し後悔。

 

スープ

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豚骨鶏ガラを炊き上げた出汁

節系昆布等の魚介出汁を合わせた王道のWスープ

濃度としては、いわゆる中濃というレベル感。

系統としては前述のつじ田さんに非常に近い。

ただ、油っぽさが無い分、サッパリいただける

炊き上げた後の乳化がきちんとされているからか、

非常にクリーミー感が強くてまろやか

それでいて、しつこさは全くない。

 

トッピングについては、

・細切りチャーシュー

・メンマ

・味玉

・ネギ

というラインナップ。

 

チャーシューはデフォルトでは、

細切りにして刻んだものがつけ汁の中に入っている。

ここにチャーシューを増すと、

また違う一枚肉のタイプが別皿で来る模様。

なお、しっかりローストされているタイプであり、

ホロホロ崩れるほどの柔らかさと、味の染み具合が抜群。

レアチャーシューが流行っているが、

このタイプも定期的に食べたくなる。

 

メンマはしっかり歯ごたえが強めのタイプ。

しっかり麺のおかずとしていただけるのは嬉しい。

 

味玉

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久しぶりに食べたが、クオリティが高かった。

茹で加減は絶妙でしっかり中まで「出汁」で味付けされている。

このレベルの味玉を家で作れたらなーと、心から思った。

 

スープ割

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お決まりのスープ割だが、

ついつい付けすぎた結果、量が少なくなってしまった。

割っても十分すぎるほどのクリーミーが残っており、

最後まで飽きない美味しさであった。

 

ということで、

並んだ甲斐がある素晴らしい一杯でした。

とくに、麺、スープ、トッピングのバランスが素晴らしく、

長年、食べログ高評価を維持されているお店だけあるな、

と恐れ入りました。

いやー、なんで8年も行かなかったんだろう。

次回は1年以内に食べに来たいと思う。