去年の6月に巌哲さんに初訪問(※)して以来、1年と4か月。
様々な高級魚のつけ麺を味わってきた。
ざっと書いてみると、
・伊佐木
・姫鯛
・目一鯛
・アコウ
・黒ムツ
・鱧
・鰤
・白甘鯛
・スジアラ
・マハタ
・黒ムツ(2回目)
・本アラ
という12種類であったが、
そのいずれもとんでもないクオリティであり、
毎回毎回感動して帰路についた記憶しかない。
それが何と今回、
2020年に登場した高級魚の出汁の残りの中から、
店長さんが厳選した数種類を掛け合わせたラーメンが提供されるということで、
いてもたってもいられず、行列に並んだのであった。
その名も・・・
2020年の欠片
見た目は非常にシンプルな「かけラーメン」である。
ただ、この透き通った出汁の中に、
・韓国産 鱧
・鳥取県御来屋産 近目金時
・豊後水道産 伊佐木
・青森下北半島産 三公目抜フュメドポワソン
・鹿児島県種子島産 浜鯛
・北海道根室産 幸神目抜
・鹿児島県屋久島産 真羽太(15.5kg)※2
・千葉県竹岡産 太刀魚
・神奈川県産 太刀魚
・和歌山加太産 真鯛
・島根県浜田産 鮟鱇
・鹿児島県屋久島産 スジアラ※3
・鹿児島県屋久島産 本アラ※4
以上の魚の出汁が全て入っているという超絶豪華仕様。
※印のついているものは、登場時に食べることができたものである。
(本記事の末尾にリンクあり)
ということで、
「秋山・清原・デストラーデを彷彿とさせる超重量打線」
と店長さんがおっしゃっていたのも頷ける、とんでもないラインナップ。
一つ一つの出汁の味まではさすがに感じることはできないが、
自分が食べることのできなかった魚の出汁を含めた形で、
まさに旨味の塊と化した極上スープを心ゆくまで楽しむことができた。
今年に関しては、こうやって、ラーメンを食べに行くことすら、
まともにできなくなってしまうのでは?
という予感さえあった上半期であったので、
こうやって美味しいものを食べられることに感謝しつつ、
最後の一滴まで飲み干したのであった。
なお、サイドメニューとして、
その出汁で炊いた炊き込みご飯がこちら↓
ご飯単体でも勿論出汁が効いていて美味しいのだが、
スープをかけていただくと、その効果が倍増。
もうね、どうあがいても美味しいですよ。
ということで、
年に一度のお祭りのような究極の一杯でした。
今後も、限定つけ麺を追いかけていきたいと思います。
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