腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

672. 盛り@巌哲(早稲田):巌哲の夏の風物詩を初注文!暑い日にこそ食べたい最高の冷やし麺!

5月に食べた白甘鯛つけ麺が印象的だった巌哲さん。

kenshinkk.hatenablog.com

 

あれ以来、仕事の忙しさなどもあり、

金曜や土曜のつけ麺のある日に並びに行くことができず、

悔しい日々を過ごしていた。

 

ただ、そういえば巌哲さんのレギュラーメニューで、

まだ食べていないメニューがあることに気付いた。

そう。

夏(6月~9月頃)の間はレギュラーとして提供されている、

盛り

である。

 

これなら、金曜、土曜でなくても食べられる!

ということで、

ノー残業デーの水曜に、

巌哲さんに行ってみることにした。

 

普段ならんでいる巌哲さんも、

さすがに限定でない日は並ばずに入ることができたが、

常に半分以上の席が埋まっている状態であり、

さすが人気店といったところ。

 

レギュラーの鮪塩肉醤油を頼んでいる人が多い中、

自分は季節限定の盛り一択である。 

 

盛り(300g)+肉増し+海老天

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盛りは、なんといってもこのである。

キンキンに冷やされている麺こそが主役であり、

そのために他の要素が構成されているといっても過言ではない。

そのくらい、麺が主役のメニューである。

 

なお、つけ麺用の麺とは異なり、

比べるとこちらの方が若干細めという印象。

しっかり氷で締められており

食感にいつもよりコシがあって美味しい

つけ麺同様、表面はなめらか加水率高め

提供直前に、何か透明な液体を振りかけられて提供されるのだが、

どうやら胡麻であるらしい。

胡麻油は匂いがなく、あまり麺の味を邪魔しないのだろう。

 

まずは、ひとくちそのままたべてみると、

しっかり小麦の風味がする美味しい麺で、

そのまま食べてもいいくらいの美味しさなのだが、

出汁を付けて頂くのが美味しすぎた。

 

つけ出汁

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一見するとそばつゆのようにもみえるのだが、

中華麺に合うつけ出汁になっていて、めちゃくちゃうまい。

鰹出汁がしっかりと効いていて、鰹の風味が凄い。

みりんが多めに入っているのか、やや甘めに感じたが、

中華麺にはピッタリだったと思う。

また、さきほど麺に振りかけていた胡麻油の風味も、

少し出汁にも溶け出していて、コクが出て美味しい。

まさに盛りそばのラーメンバージョンという感じで、

とんでもなく美味しいメニューであった。

 

なお、付け合わせのネギと柚子胡椒も最高の相性。

とくに、柚子胡椒を入れるというのは、

日本蕎麦ではあまり見られない組み合わせかもしれないが、

甘めのつけ出汁にはベストマッチの薬味であった。

 

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そしてラーメンには欠かせないチャーシューがまた絶品。

直前にフライパンで焼かれて提供されるのだが、

ブラックペッパーで程よく味付けもされており、

巌哲さん特有のやや固めでジューシーすぎないながらも、

しっかりと肉の味を楽しめるチャーシュー

 

デフォルトでは3枚のところであるが、

今回は、肉増しにしたこともあって、大量6枚も乗っていた。

まさに壮観。

 

以前レギュラーを食べたときから、

このチャーシューを腹いっぱい食べたいなーという夢があった。

ずっと限定ばかり食べてきたこともあって叶っていなかったが、

それが思わぬ形で叶うこととなり嬉しかった。

 

海老天

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そして、ここ数年で登場したという、

盛り専用のオプショントッピングの海老天。 

 

このトッピングにより、一気に日本蕎麦感がでてくるが、

海老好きの方は、注文するのがマストである。

なにより、注文の度に毎回揚げてくださるので、

揚げたてほやほやを食べることができるのである。

普段からあまり天ぷら屋に行かないということもあるが、

揚げたてほやほやの天ぷらってこんなに美味しかったっけ?

と美味しさを再確認することができた。

 

スープ割

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最後は蕎麦湯でなくて、スープ割なのが、ラーメン屋らしくて良い。

蕎麦のように節系の旨味だけでなく、

地鶏の分厚い旨味が加わってきて、

もう最高としか言いようがない。

最後の締めまでおいしく頂いたのであった。

 

なお、今回は麺量をデフォルトの200gから100gだけ増やして、

300gにしてみた(100円増し)。

普段、限定つけ麺では200gご飯ものをつけてちょうどよいので、

300gあれば丁度良いだろうと思っていたのだが、

実際食べてみたら、あまりに美味しすぎて、

もう100gあっても食べれたなーと思う程であった。

ただ、スープ割までしっかり味わうことができたことを踏まえると、

300gで丁度良かったのかなーとは思う。

 

 

ということで、

まさにもりそばのラーメンバージョン

という巌哲さんの夏の風物詩メニューであったが、

暑い日にこそ食べたい最高の冷やし麺であった。

ずっと気になっていたので今回食べることができて良かった。

 

夏限定なので、これからの残暑が厳しい日にぜひ!