腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

840. 熟成鶏そば@麺処鶏谷(西院):超高粘度の鶏スープと鶏チャーシュー&ローストポークが絶品!

京都出張シリーズも3食目。

前回のカレーに引き続き、西院駅を訪れた。

 

※前回記事

kenshinkk.hatenablog.com

 

この「麺処 鶏谷」さんであるが、

京都在住のラーメンマニアの友人のおすすめ店で、

友人の同期の間でも鉄板の店とのこと。

熟成鶏そばがオススメらしく、

濃厚スープと鶏肉がかなり美味しく、

万人に薦められるお店らしい。

 

入ってみると、居酒屋風の店内で、

カウンターとテーブル席があり結構広い。

メニューはこちら。

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手書きでなかなか味がある感じで、

つまみメニューもあるので、

飲みをメインで来ている人も居た。

ただ、自分はラーメンが目的だったので、

オススメされた、熟成鶏そばを選択。

サイドでは鶏とローストポークのバターごはん

注文してみることにした。

 

熟成鶏そば

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シンプルなビジュアルながら、

見るからにスープが濃厚そう。

ここまで茶色が濃いのは見たことない。

 

スープ

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レンゲをスープに少し入れたときの写真、

静止画でもわかる粘度の高さである。

このドロッと感、ヤバい。

一口飲むと、

もう前面に鶏の美味さが押し出されており、

醤油感が強めの鶏白湯というイメージ。

口の中にいつまでも旨味が残り、

粘度がとにかく異常に高い。

これはハマる人が続出するのもわかる。

 

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自家製麺ストレートな平打ち中太麺

やや幅広でツルっとした滑らかさがあり、

スープの粘度が高いのでガンガン持ち上がってくる。

コシはほどほどだが、スープの濃さに負けない存在感があり、

香りもそれなりにある、美味しい麺であった。

 

チャーシュー

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チャーシューは豚と鶏の2種類で、

豚は肩ロースのレアタイプ

しっかり味が付いており、

肉の旨味と柔らかさが両立されていて、

素晴らしかった。

鶏チャーシューは、胸肉のしっとりタイプ

とてつもない柔らかさと旨味で、

「鶏」が店名に入っているだけのことはあるなと思った。

味玉は黄身がやや固めな半熟で丁度良い。

九条ネギもスープと麺によく合っていた。

 

そして味変要素の

黒コショウオリーブオイル

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これが、粗挽き黒胡椒のオイル漬けなのだが、

ピリッとしっかりした辛味とオイルのコクが、

濃厚スープの良いアクセントになってくれるのである。

これは他の店では見られない味変で、

スープにもチャーシューにも合っていて美味しかった。

 

そしてサイドの、

鶏とローストポークのバターごはん

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最終的にはスープも投入

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鷄とローストポークのバターごはんは、

焦がしバターのまろやかな風味が最高で、

箸が止まらなかった。

チャーシューは鶏と豚の二種類で、

麺のトッピングとは異なる、

角切りっぽいタイプのものが乗っており、

これまた美味しい。

九条ネギの爽やかさも最高で、

これは家の近所に欲しくなる一杯だった。

 

ということで、京都シリーズ3回目は、

超高粘度の鶏スープが魅力のラーメンと、

絶品の鶏チャーシュー&ローストポークを、

心ゆくまで満喫したのであった。

 

なお、これが最終日の夜ご飯のはずであったが、

まだ、新幹線の出発時刻まで、2時間残っていた。

 

次回、延長戦。