腸壁を削って美味い物を食す

潰瘍性大腸炎(軽症)持ちの筆者が、症状が悪化する可能性を覚悟してでも食べたいと思った逸品(主に麺類)を紹介するブログです。基本的に週2回(日曜・水曜)の更新です。よろしくおねがいします。

796. 鶏そば@奏(駒込):関西からやってきた鶏白湯の名店の濃厚スープが凄かった!

念願の初訪問シリーズ。

今回は駒込にある

奏(かなで)さんにやってきた。

 

この表記をすると、

スキマスイッチの名曲しか浮かんでこないのだが、

今回は、お店の名前である。

 

このお店は、関西からやってきたお店で、

ラーメン人生JETさんで、

修行された方が店長さんだとのこと。

kenshinkk.hatenablog.com

さぞ濃厚な鶏白湯ラーメンが食べられるのだろうと、

期待して向かったのであるが、

その期待をはるかに超えていく濃度の、

鶏白湯スープを味わうことができた。

 

メニューは、

鶏そばが基本で、

魚介入り、カレー味、つけ麺、まぜそば

等があったが、

初訪問なので、基本の鶏そばを選択。

味玉とチャーシュー2枚の追加トッピングを注文した。

 

鶏そば+味玉+チャーシュー2枚

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中太麺の上にはチャーシュー4枚

穂先メンマ、刻みネギ、三ツ葉、味玉が乗っており、

何とも豪華な見た目になっているが、

注目してほしいのはそのスープ。

もうまったく麺が見えないほどの濃度

期待しながら一口目を頂く。

とにかく凄まじい粘度の高さと旨味の濃さ

鶏のいろいろな部位のありとあらゆる搾りかすが、

そのまま残ってスープの中に入っているのではないか、

という印象。

尖りすぎてて、賛否両論あるかもしれないが、

そこを攻めていった感じがすごい個人的には好きである。

 

麺とスープのズームがこちら

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写真でお分かりいただけるだろうか?

特に2枚目。

肉の繊維質が完全に溶け込んでいる

ここまでの凄いビジュアルでいながら、

肉の臭みというものはそこまで感じなかったのが凄い。

また、油分はかなり少なく感じ、

残らなくてスッキリした後味なのは、

この濃度にしては意外であった。

 

また、チャーシューは、

低温調理でレア気味の豚肩ロースであり、

結構厚めにスライスされている。

肉質は弾力を保ちつつも柔らかく、

脂身のコク赤身の旨味がしっかりとある。

これは2枚増しにして正解だった。

 

スープのあまりの美味さに、

完飲してしまいそうだったが、

さすがにこの濃度なので、

身体に気を使って少し残した。

 

ということで、

超高濃度の鶏白湯ラーメンであったが、

正直、このジャンル、

もう出尽くしたのではないかと思っていたが、

物理的にドロドロという、

鶏白湯の新たな形が登場したのでは、

そんな衝撃的なラーメンでございました。

 

今度はぜひつけ麺を食べてみたい。