京都出張編。
第2回の今回は、
なんとカレーである。
色々と事情はあるのだが、
学会のランチョンセミナーが取れなったことと、
他の候補のラーメン屋はとんでもなく並ぶため、
今回はカレーをチョイス。
とはいえ、この太陽カレーさんも、
知る人ぞ知る名店とのことで、
友人からも激推しされており、
東京では絶対に食べることのできないタイプのカレーだ、
との情報を得ていたので、
非常に楽しみであった。
西院駅から徒歩数分。
商店街の一角の2階に、太陽カレーさんはある。
2階に行くための階段がそのまま入り口になっているが、
混んでいるときはこのあたりまで並ぶらしい。
この日も満席ではあったが、並びは1名だけだったので、
非常にラッキーであった。
メニューはこんな感じ。
日替わりメニューも多いらしく、
5食限定のものはすでに全部売り切れていた。
さすが人気店である。
15食限定のカレーはすべて残っていたので、
本日のカレー
三元豚ロースカツ・エビフライ・かきフライのデラックスカレー
を選択することにした。
辛さは4段階から選択
激辛口
ちょい辛口
旨辛口(標準)
辛さ控えめ
という4段階だったが、
さすがに大丈夫だろうと思い、
標準の旨辛口を選択。
待っている間に説明を読んでみる。
こんなにワインとの相性を考えているカレー屋さんが、
果たしてほかにあるだろうか?
少なくとも東京では見たことが無い。
今回はランチだったし、
午後のセッションもあったので、
泣く泣くワインを飲むのはあきらめたが、
次回機会があったら、
こだわりのワインも飲んでみたいものである。
お店の雰囲気もカジュアルなフレンチのような感じで、
店内の香りがなければカレー屋とは思えないくらい、
非常にオシャレな印象。
待つこと10分程度。
ついにカレーが到着した。
三元豚ロースカツ・エビフライ・かきフライのデラックスカレー
いやー、盛りが素晴らしい。
↓横からとった図。
そびえたつエビフライが何とも魅力的。
そしてまずは、ライスからひとくち。
なんだこれは!うまい!
最初はフルーティな甘さが来るが、
そのあとでしっかり辛い!
これは思わずガツガツと食べてしまうやつである。
標準の旨辛口を選択したが、
正直、思ったより辛かった。
レトルトカレーで言うところの辛口、
くらいは余裕であると思われる。
これ以上辛かったら厳しかったので、
ギリギリセーフといったところか。
次回行くことがあれば、
辛さ控えめにしてみてもいいかなと思った。
そして、お米も美味い。
炊くのに白ワインを使っているらしく、
心なしか甘い気がした。
そしてトッピングもすごい。
エビフライのビジュアルもそうだが、
散りばめられた有機野菜がなんともおしゃれ。
プチヴェール、茄子、紫人参、芽キャベツ、紫大根、
水菜、特製トマトソース、エシャロット、福神漬けピュレ
という超豪華ラインナップ。
水菜がシャキシャキで、これとカレーが意外と合う。
ナスはもちろんのこと、
ここまでたくさんの野菜が乗ったカレーは、
初めてかもしれない。
また、福神漬けがピュレになっているのは初めてで、
酸味があって良い口直しになった。
そして、揚げ物も豪華。
三元豚ロースかつ
海老フライのサイズも圧巻だったが、
ロースカツはそれに負けない大きさ。
サクサク感も残しつつ、
しっかり脂身の美味さも光っていた。
カキフライもカレーソースが染みこんでいて美味しかった。
カレーというと、
ご飯とルーだけを食べるという時間帯が、
どうしてもある程度続くことが多いが、
今回はトッピングが非常に多彩だったので、
ご飯とトッピングを交互に食べていかないと、
下手すればトッピング側が余ってしまうという、
なんとも贅沢な状況でフィニッシュを迎えたのであった。
ということで、
フルーティーなワインが決め手の、
独創的なカレーの名店に、
足を運ぶことができた。
たまにはラーメン以外も良いものである。
さて、次回は3軒目。
最終日の夜の1食目ということになる。