さて、3回連続となった禁断の担々麺シリーズ。
今回紹介するのは、再び秋葉原の
志奈そば田なかさん。
結論としては、
・煮干し×担々麺という斬新なコラボ
・すすりたくなるモチモチ麺
・追い飯が激ウマ
である。
なおこちらのお店。
秋葉原で何度か店名が変わっており、
前回訪れたときは、
九十九里煮干しつけ麺志奈田さんであった。
この時の純濃煮干しつけ麺もおいしかったが、
今回は担々麺と煮干しを合わせた一杯ということで、
非常に楽しみであった。
それがこちら
特製にぼたん
赤に緑に茶色となかなか鮮やかな見た目。
にぼたんというネーミングが独特であるが、
煮干し×担々麺という初めての組み合わせであった。
メニューには汁なし担々麺とあったものの、
実際よく見ると、意外と汁がある。
ただ、汁=スープというよりはタレに近く、
それをたっぷり麺に絡ませて食べるというスタイル。
その麺は極太で非常にモチモチ感が強く、
表面はなめらかでつるつる。
イタリアンで修行されていたこともあるという店長さん、
パスタに近い麺ということで、
前の店舗でも美味しい麺であったが、
今回もまた美味しい麺であった。
お店の中のチラシに、
何かのラーメングランプリ2020で、
「これでもかと絡めたくなる部門」
にて優勝されたと書いてあったが、
まさにその通りで、
とにかく絡めたくなる美味しい麺であり、
濃厚な煮干しの風味と濃厚な胡麻と辛味が合わさった、
秀逸な逸品であった。
また、トッピングは、
まず肉味噌がジューシーで美味しく、
数種類のスパイスがまざった辛さと痺れも特徴的。
辛さと痺れは段階が選べるのだが、
自分は一番低いものにしてみた。
それでも結構辛かったので、
初心者は両方とも1をお勧めする。
鮮やかな赤色の鴨チャーシューも、
しっかり煮込んだタイプの豚ロースチャーシューも、
なかなかクオリティが高い。
きざみにんにく&玉ねぎや、小松菜も良い味を出している。
またそこに刻みアーモンドも混ざり、
独特の食感と香ばしい風味が時折混ざって良い塩梅となっている。
そして余ったタレを使った〆がこちら。
ひとくちごはん
汁がちょうど一口ご飯分だけ余るように残っており、
まさにジャストサイズであった。
この一口ご飯、なんと20円という安さなのである。
ラーメンやにぼたんが、○80円という設定価格なので、
思わず頼んでしまう値段設定だなと思った。
ということで、
煮干し好きにも担々麺好きにも刺さりそうな一杯であった。
カップ麺にもなっていて、
コンビニ等でも売られているらしいので、
お店に行けない方は、そちらでぜひ。