腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

851. 鶏煮干しらぁめん(醤油)@麺やいま村(巣鴨):超絶品の炭焼き鶏チャーシューに鶏白湯と煮干しのWスープがクセになるハイブリッドな一杯!

念願の初訪問シリーズ

今回は、巣鴨麺や いま村 さん

オープンは2016年とのことだが、

そこからずっと激戦区である巣鴨で人気店の座を

ずっとキープし続けているという情報を得て、

これは行かなければと思っていた。

 

そんな中、先日ゴルフの練習で高島平に行くことがあり、

その帰りに巣鴨で乗り換えるので、

そのタイミングで行ってみることにした。

なお、巣鴨駅から徒歩1分なので、

アクセス性は抜群である。

 

メニューは鶏煮干しラーメン一本だが、

醤油と塩の二種類があり、

ひとまずお店の推しと思われる

醤油を注文してみることにした。

 

鶏煮干しらぁめん(醤油)+炭焼きチャーシュー

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ラーメンの横に、味変の小皿が添えられており、

キノコのオイル煮と、レモン生姜であるとのこと。

こういう味変アイテムは非常に嬉しい。

 

スープ

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鶏白湯と煮干しの組み合わせってあまり見ないので、

どのような感じなのかイメージが付かなかったが、

実際に飲んでみると、

鶏白湯が強めでそこに煮干しもプラスされている感じで

そのバランスが絶妙でめちゃくちゃ美味しい。

鶏白湯:煮干しは6:4か7:3くらいな印象であった。

濃厚スープながら、丼の底にはドロっとした煮干し粉が沈み、

これは煮干しの味も負けていない。

なかなか他の店ではないタイプだなと思った。

 

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麺についてはモチモチした中太麺であり、

そこまで特殊な麺と言う印象は受けなかったが、

スープの濃厚さに合わせてそれに負けない麺になっている

という印象であった。

 

味玉

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そして卵に焼き印が押されているというのも、

なかなか芸が細かくて素敵である。

卵は半熟で、濃厚なスープとも相性が良かった。

 

味変アイテム

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左から、レモン生姜とキノコのオイル煮である。

トッピングでトマトやネギも入っており、

味変大好きな私にとっては多彩で嬉しい。

キノコのうまみ成分をスープに重ね合わせ、

トマトやレモンで複数の酸味も重ね合わせることで、

多層的な旨味を狙っているのだろう。

実際、食べているうちに、

どんどん美味しさが変わっていくので、

全く飽きずに最後まで食べられたのは非常に良かった。

 

炭焼き鶏チャーシュー

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そして極めつけがこちらである。

今回、1番凄いなと感じたのがこのチャーシュー。

お店に入ると、カウンターの目の前で、

1本1本丁寧に炭火焼きにされている光景を見ると、

絶対頼みたくなってしまう逸品である。

まるで丸太のように棒状になった鶏肉を、

定員さんが丁寧に炭火で焼いているわけだが、

その香りが鼻腔をくすぐってくるわけで、

カウンターに座ったが最後、

その誘惑に耐えられる人はいないと思う。

 

なお、特製には、その丸太チャーシューがまるまる1本分、

6~7切れ程度にスライスされて、ゴロゴロ乗っており、

このビジュアルだけでもよだれが止まらない。

 

しかも、食べてびっくりなのは、そのジューシーさ。

丸め方がいいのか、焼き方が良いのかよくわからないが、

高級な焼き鳥屋で食べる一番ジューシーな部位が

チャーシューになって出てきたようなイメージ。

これはぜひ作り方を教えてもらって、

家でラーメン作る時にも乗せたいなー

と思うような鶏チャーシューであった。

これが220円は、焼き鳥屋基準で考えれば安すぎである。

 

そして今回は、食べることはできなかったが、

煮干し風の卵かけご飯という人気メニューもあるようなので、

今度訪れた際にはそちらも挑戦してみたいと思った。

 

 

ということで、

超絶品の炭焼き鶏チャーシューと、

鶏と煮干しのハイブリッドスープが癖になる、

巣鴨の人気店であった。

 

またぜひ行ってみたい。