念願の初訪問シリーズ。
今回は、巣鴨の 麺や いま村 さん
オープンは2016年とのことだが、
そこからずっと激戦区である巣鴨で人気店の座を
ずっとキープし続けているという情報を得て、
これは行かなければと思っていた。
そんな中、先日ゴルフの練習で高島平に行くことがあり、
その帰りに巣鴨で乗り換えるので、
そのタイミングで行ってみることにした。
なお、巣鴨駅から徒歩1分なので、
アクセス性は抜群である。
メニューは鶏煮干しラーメン一本だが、
醤油と塩の二種類があり、
ひとまずお店の推しと思われる
醤油を注文してみることにした。
鶏煮干しらぁめん(醤油)+炭焼きチャーシュー
ラーメンの横に、味変の小皿が添えられており、
キノコのオイル煮と、レモン生姜であるとのこと。
こういう味変アイテムは非常に嬉しい。
スープ
鶏白湯と煮干しの組み合わせってあまり見ないので、
どのような感じなのかイメージが付かなかったが、
実際に飲んでみると、
鶏白湯が強めでそこに煮干しもプラスされている感じで
そのバランスが絶妙でめちゃくちゃ美味しい。
鶏白湯:煮干しは6:4か7:3くらいな印象であった。
濃厚スープながら、丼の底にはドロっとした煮干し粉が沈み、
これは煮干しの味も負けていない。
なかなか他の店ではないタイプだなと思った。
麺
麺についてはモチモチした中太麺であり、
そこまで特殊な麺と言う印象は受けなかったが、
スープの濃厚さに合わせてそれに負けない麺になっている
という印象であった。
味玉
そして卵に焼き印が押されているというのも、
なかなか芸が細かくて素敵である。
卵は半熟で、濃厚なスープとも相性が良かった。
味変アイテム
左から、レモン生姜とキノコのオイル煮である。
トッピングでトマトやネギも入っており、
味変大好きな私にとっては多彩で嬉しい。
キノコのうまみ成分をスープに重ね合わせ、
トマトやレモンで複数の酸味も重ね合わせることで、
多層的な旨味を狙っているのだろう。
実際、食べているうちに、
どんどん美味しさが変わっていくので、
全く飽きずに最後まで食べられたのは非常に良かった。
炭焼き鶏チャーシュー
そして極めつけがこちらである。
今回、1番凄いなと感じたのがこのチャーシュー。
お店に入ると、カウンターの目の前で、
1本1本丁寧に炭火焼きにされている光景を見ると、
絶対頼みたくなってしまう逸品である。
まるで丸太のように棒状になった鶏肉を、
定員さんが丁寧に炭火で焼いているわけだが、
その香りが鼻腔をくすぐってくるわけで、
カウンターに座ったが最後、
その誘惑に耐えられる人はいないと思う。
なお、特製には、その丸太チャーシューがまるまる1本分、
6~7切れ程度にスライスされて、ゴロゴロ乗っており、
このビジュアルだけでもよだれが止まらない。
しかも、食べてびっくりなのは、そのジューシーさ。
丸め方がいいのか、焼き方が良いのかよくわからないが、
高級な焼き鳥屋で食べる一番ジューシーな部位が
チャーシューになって出てきたようなイメージ。
これはぜひ作り方を教えてもらって、
家でラーメン作る時にも乗せたいなー
と思うような鶏チャーシューであった。
これが220円は、焼き鳥屋基準で考えれば安すぎである。
そして今回は、食べることはできなかったが、
煮干し風の卵かけご飯という人気メニューもあるようなので、
今度訪れた際にはそちらも挑戦してみたいと思った。
ということで、
超絶品の炭焼き鶏チャーシューと、
鶏と煮干しのハイブリッドスープが癖になる、
巣鴨の人気店であった。
またぜひ行ってみたい。