腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

668. 濃厚鰻つけ麺@らーめん改(蔵前):土用の丑の日にちなんだ限定は超濃厚ウナギスープを存分に楽しめる一杯!

先日、土用の丑の日ということで、

本当にいろいろなラーメン屋さんが、

ウナギにちなんだ限定ラーメンを提供していた。

 

それこそ、シンプルにチャーシューの代わりに

ウナギのかば焼きが乗っているタイプもあれば、

ウナギのタレっぽいスープに山椒を効かせたラーメン

といった変化球のものまで、お店によってさまざま。

 

しかしながら、ウナギといえば値段が高い

ということもあり、

土用の丑の日まさにその当日のみの限定メニュー、

というお店が多かった。

 

そういえばウナギ×ラーメンの組み合わせは、

まだ食べたことのない自分にとっては、

食べてみたいなーと以前より思ってはいたのだが、

なかなか機会がなく、今日まで来てしまった。

 

そんな中、

ウナギ限定を土用の丑の日が過ぎても、

提供しているお店を発見したので、

行ってみることにしたのである。

 

それが、

久々に訪れた蔵前ラーメン改さん。

であった。

 

※前回訪問時 

kenshinkk.hatenablog.com

 

こちらのお店も、

不定期で様々な限定メニューが出されているので、

もしかしたらと思ってtwitterを調べてみたら、大正解。

さっそく訪問したわけである。

 

濃厚鰻つけ麺 (味玉入り)

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スープ

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完全に初めましてのウナギまるごとスープ

まるごとという言葉がぴったりなくらい

かば焼きがそのまますりつぶされて入っているかような、

そのくらい濃厚なスープ

山椒も振りかかっているので、

味としては完全にウナギのかば焼き

麺にスープをつけすぎると、

あっという間にスープがなくなってしまいそうな濃度である。

 

何かの出汁と合わせているのか、

全く分からなかったが、

これだけ濃厚だと、飽きがきてしまいそうにも思えるが、

まったくそんなことはなく、

最後まで全く飽きの来ないスープであった。

 

麺+トッピング

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麺はモチモチの太麺でこれまたうまい、

今回の限定に合わせたものだと思う。

濃厚な鰻のスープに負けない逸品であり、美味しすぎた。

 

かば焼き

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うなぎといえば、何といってもかば焼きですよ。

麺の上にかば焼きが乗っているという光景自体、

今まで思い描いたこともなかった。

それが不思議と、麺と一緒に食べても、凄く良く合う。

かば焼き自体のクオリティもそれなりに高く、

しっかりタレにも絡まっていて単体でも美味しかった。

(もちろん専門店には負けるが)

 

長芋

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トッピングで嬉しかったのは、奥に見える長芋である。

ほどよく麺にも絡むし、ウナギとの相性も抜群。

トロみがつきながらも、サッパリする感じがたまらない。

なお、三つ葉もサッパリ感を演出する要素として重要で、

和風という全体コンセプトを壊さずに、

素晴らしいアクセントとなっていた。

 

スープ割

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スープ割は、レギュラーの煮干しつけ麺を割るときと、

同じスープではないかと思われるが、

ただ薄まるだけではなくて旨味も加わって美味しかった。

残りスープの量が少なかったので、

あっという間に飲み終わってしまった。

 

しかし、ここでひとつ後悔したのが、

ご飯の存在。

隣に座っていたお客さんが追加でライスを注文して、

美味そうに書き込み始めたのである。

 

今思えば、この濃度のウナギなら、

スープ割り時にご飯と共に食べたら絶対美味しかった。

雑炊にしても、かば焼きを少し残しておいてうな丼にしても、

どれも正解確実だったのに。。。

 

ということで、

来年も絶対食べに来て、

今度はライスを確実に注文しようと心に誓ったのであった。

 

これからもらーめん改さんの限定には注目していきたい。