徐々に寒くなってきて、
辛い物で体を温めたい季節である。
だが、一応、元(?)UC患者の私は、
辛い物を気軽に食べることができない。
でも、どうしても辛い物を食べたい!
無我夢中で掻き込みたい!
そんな衝動に駆られる時がある。
それが、
美味しそうな担々麺を見つけた時である。
今回は、
そんな衝動に駆られて食べたうちのひとつ、
秋葉原の名店、麺処ほん田さんの
レギュラーメニューのひとつ
汁なし担々麺
を紹介する。
先に結論を書くと
・手もみ麺と粗挽き肉とナッツのハーモニー
・シビれ成分強めの辛味
・追い飯が最高
である。
汁無し担々麺
ほん田さんといえば、
醤油や塩のラーメンやつけ麺が有名だが、
この汁なし担々麺もレギュラーメニューのひとつ。
正直最初はあまり興味が無かったのだが、
隣に座った人が食べていたのを一目みて、
思わずお腹が鳴ってしまったのが、食べるきっかけ。
お腹の調子がいい時を見計らって、
実際に注文してみたのだが、
用心して「辛さ控えめ」でお願いすることにした。
トッピングのラインナップは
・肉味噌
・パクチー
・粗微塵切りの白ねぎ
・水菜
・玉ねぎ
・長ネギ
・ピーナッツ
といったところ。
多彩なトッピングをかきわけていくと、
タレで和えられた太麺が登場する。
混ぜた後
まず何より肉味噌がうまい。
粗挽きの豚肉を使用していて、
噛みしめると肉の旨みがジュワッと出てくる。
味は甘辛だが、味付けはそれほど強くない。
パクチー特有の香りや苦味、
数種類のネギとナッツの香ばしさ、
が漂うなか、
強めの芝麻醤と辣油のタレが絡んだ麺を味わう。
辛さはそれほどでもないが、
花椒の程よいシビレ感がたまらない。
麺はしっかり手もみされた自家製中太麺。
モチモチ感があり食べ応えも抜群。
手揉みによる縮れによりタレや具がしっかり絡む。
たまに出てくるナッツや水菜の食感の変化もあり、
最後まで飽きずに食べることができた。
なお、パクチーは食券購入時に有無を聞かれるので、
苦手な方はナシにすることも可能。
個人的には味変要素としてあっても良いかなと思った。
追い飯
麺を食べ切った後に具が残るわけだが、
そこに追い飯を投下して混ぜたのがこちら。
残った肉味噌やナッツ、パクチー、ネギなど、
多彩な具材が米と絡み合う。
こんなの美味いに決まっているわけだが、
この追い飯が無料なのが嬉しい。
しかも、ちょうど残ったタレを使い切れるくらいの分量なので、
全く無駄がない最高の締めになるのである。
ということで、
久々の汁なし坦々麺は、
行列店のレギュラーを張っているだけある、
凄まじいポテンシャルを持った1杯であった。
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