腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

571. 特製醤油ラーメン@麺処ほん田(秋葉原):オーソドックスながら奥深い絶品スープと超豪華クワトロチャーシューに酔いしれる!

前回に引き続き、

秋葉原に移転した麺処ほん田さんについて、紹介していきたい。

 

※前回記事 

kenshinkk.hatenablog.com

 

前回は醤油つけ麺であったが、

今回は醤油ラーメン。 

 

東十条時代の中華そば※に近いんだろうなーと予想していたのだが、

その予想の遥か上を超えていくような一杯であった。

 

※東十条時代の中華そば

kenshinkk.hatenablog.com

 

ということで、さっそく紹介していく。

 

 

特製醤油ラーメン 

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はい、ビジュアルだけでもう間違いないのがわかる。

チャーシューの盛りだくさん感がとにかく素晴らしい。

そして若干の香ばしさが混じった着丼直後の香りもたまらない。

 

まずはスープからひとくち頂くと、

つけ麺に若干似ているのだが、塩気はやや抑えられており、

より出汁の美味しさを感じられるスープとなっている。

塩気は抑えてるとはいえ、旨味の洪水感は凄まじく、食べ応え十分。

旨味の正体はハマグリの出汁であるらしく、

それが5種類の醤油ブレンドしたタレと相まって、

重層的な旨味と、心地の良い後味を作り出しているとのことである。

普通の醤油ラーメンでここまで美味しくなるのかと、

感動させられるスープである。

 

麺は中細のストレート麺で、清湯系スープに非常にマッチ。

こちらも完成度が凄まじいことになっている。

東十条時代は手もみ麺であり、それもたまらなく好きであったが、

今回のスープであれば、ストレートの方が合うかもしれない。

twitterによると限定で手もみ麺も出すかもしれない的なつぶやきがあったので、

いつか登場するであろう手もみ麺にも期待である。

 

麺とスープはこの辺にしておいて、

今回のメインである、4種のチャーシューを紹介していこうと思う。

 ラインナップはこちら

・豚肩ロース肉の低温調理レアチャーシュー

・豚ロースの吊るし焼きチャーシュー(脂身側)

・豚ロースのオーブン焼きチャーシュー(赤身側)

・鶏モモ肉のローストチャーシュー 

 

通常の醤油ラーメンだと、上から3枚が1枚ずつ。

特製にすると、それぞれ2枚ずつになって計8枚と思われる。

(大きさ等により、若干枚数は違うかもしれない)

断然、特製の方がお得感がすごいので、

チャーシュー好きの方は、ぜひ特製にしていただくことをお勧めする。

 

・豚肩ロース肉の低温調理レアチャーシュー
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レアチャーシューは流行しているので他店でもよく見るが、

ほん田さんのは非常に肉質が良くて分厚いので、

食べ応えも抜群で、肉好きにはたまらないチャーシューとなっている。

脂身の甘さと言い、量の程よさといい、最高である。

 

・豚ロースの吊るし焼きチャーシュー(脂身側)

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もしかしたらこちらが4種の中で一番美味しかったかもしれない。

肩ロースの脂身側を使った一品で、

表面のカリカリ具合と、スモーキーな薫香がたまらない。

脂身量も見た感じは多いのだが、

吊るし焼きで余分な脂をうまく落としているのか、

コッテリ感やしつこさは全く感じず、美味しく食べられる脂身である。

ここまで、美味しい吊るし焼きチャーシューは中々無いのではなかろうか。

 

・豚ロースのオーブン焼きチャーシュー(赤身側)

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こちらは赤身側

3種の豚チャーシューのうち、脂身量としては最も少なくてヘルシーなのだが、

こちらはしっとりした柔らかさが特徴的。

レアでないのに、この柔らかさは凄いと思う。

端っこには脂身もついていて、そちらも勿論美味しい。

 

・鶏モモ肉のローストチャーシュー 

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鶏モモ肉のローストチャーシューは、適度な弾力があり、

皮目はカリカに焼かれていて、脂も程よい

近年では、鶏ムネ肉の低温調理レアチャーシューが多い中、

モモ肉のジューシーな味わいをガッツリ楽しむことができる、

貴重なチャーシューであるといえる。

特製ではこれが2枚食べられるのが非常にうれしい。

 

なお、特製には味玉海苔も付いてくるのだが、

それらもクオリティが非常に高かった。

 

醤油ラーメンデフォルトが1100円、特製が1500円ということで、

ラーメン1杯の値段としては高いなあと最初は思っていたが、

食べ終わったらその値段も納得のクオリティであった。

むしろ安いと感じられるレベルである。

なので、値段だけ見て高いなあと思ったそこのあなた、

食べなかったら絶対に後悔しますよ。

 

ということで、今回はここまで。

次回は、塩ラーメン&塩つけ麺

そしてサイドメニューを紹介していきたいと思う。