激動の2020年、最後の投稿は、
毎年恒例のランキングで締めたいと思う。
※昨年度
※2年前
※3年前
2020年は、COVID-19の影響で、
営業自粛や短時間営業、外出自粛などもあり、
各食べ物屋さんにとっても、
非常に大変な一年であったと思うが、
美味しいものを提供し続けてくださったことには、
まず感謝を申し上げたいと思う。
自身としても、心が折れそうになることが何度もあったが、
そのたびに美味しいものを食べることで心が救われ、
なんとか無事に一年を終えることができ、
心から感謝である。
ということで、
前置きが長くなってしまったが、
さっそく始めていきたい。
なお、今年の本ブログの記事は102件。
そのうち、ラーメンに関する記事は96件。
実に94.1%である。
よって、
ランキングがラーメンばかりとなることは、
予めご了承ください。
というわけで、さっそく第10位から。
第10位:喜多方肉そば@麺屋七彩(八丁堀)
ここまで麺にこだわったお店を他に知らない
と言い切れるくらい、
自家製の手もみ麺がとにかく美味しい一杯。
注文してから麺を打ち始めるので、
待ち時間が少し長いのが玉に傷だが、
ラーメン好きなら、この麺は一食の価値あると思う。
第9位:チャーシューメン@自家製中華そばとしおか(早稲田)
懐かしい甘辛系醤油味の動物魚介Wスープに
モチモチ太麺と分厚い大迫力チャーシューが魅力の一杯。
超行列店なので長時間並ぶ覚悟は必要だが、
オーソドックスな醤油ラーメンで、
お腹いっぱいになりたい人にはぜひ行ってほしいお店。
第8位:中華そば@竹千代(尾久)
標題の通りであるが、
干しシイタケの旨味の印象が抜群
椎茸をこれほど強く感じたラーメンは唯一無二である。
いわゆるオーソドックスな醤油ラーメンなのに、
ここまで強烈に個性を感じた一杯は珍しい。
第7位:濃厚豚骨魚介ラーメン@麺処はら田(南浦和)
脂に頼らない激ウマ濃厚豚骨魚介スープと
麺処ほん田仕込みの絶品吊るし焼きチャーシュー
を味わえる、南浦和の新たな名店。
TRY新人賞MIX部門第1位に輝いた一杯ということで、
その評価も高く、ラーメン・つけ麺どちらも美味しい。
埼玉方面に用事のある方はぜひ。
第6位:特製しおグリーン麺@麺屋六感堂(池袋)
毎日食べたら健康になれそうな一杯。
そう形容するのが最もしっくり来た。
グリーンの麺はユーグレナ配合の麺であり、
毎日お店の中にある製麺所で打ちたての麺で提供される。
毎週のように登場する限定ラーメンもクオリティが高く、
これからも通い続けていきたいお店である。
※麺屋六感堂さんで今年食べた限定メニュー
第5位:特製醤油つけ麺@麺処ほん田(秋葉原)
全ての要素のクオリティが高すぎる清湯醤油つけ麺
ということで、
濃厚系でないつけ麺でここまで感動する美味しさだったのは、
何年ぶりだっただろうか。
今年の4月、東十条にあった麺処ほん田さんが、
2020年のコロナ禍の真っただ中に秋葉原に移転された。
コロナ禍の真っただ中で大変驚いたし、
すぐには行くことはできなかったが、
実際に行ってみると、移転前よりもますます美味しくなっており、
こんなおいしいお店が近所にあるなんて、
こんな幸せなことはないなあと、改めて思ったのだった。
なお7位の麺処はら田さんは、こちらの麺処ほん田さんの出身。
名物の吊るし焼きチャーシュー
をはじめとした4種のチャーシューは、
ラーメン好きなら必食である。
なお、他のメニューも、めちゃくちゃ美味しいので是非。
第4位:特製醤油蕎麦@黒須(神保町)
昨年末の時点で、最も行きたかったお店。
今年に入って念願かなって行くことができた。
なお、最近のミシュランにも選ばれたそうである。
記念すべき初回訪問時に食べたのが上記の特製醤油蕎麦で、
その繊細で上品な美味しさに度肝を抜かれてからは、
なんと今年だけで9回も訪れていたのであった。
メインメニューの醤油蕎麦・塩蕎麦はもちろんのこと、
サブメニューの肉飯も絶品であることを忘れてはならない。
そして、不定期で次々登場する限定ラーメンの数々も、
毎回毎回ずばぬけた美味しさである。
営業時間が短いうえに必ず行列になっているが、
上品なラーメンが好きな方はぜひ食べに行って頂きたいお店である。
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第3位:創作つけ麺「静岡県沼津産 黒ムツ」@巌哲(早稲田)
昨年度の1位に選ばせていただいた、
早稲田の巌哲さんがここで登場。
訪問回数は12回(未記事化含む)であり、
4位の黒須さんを上回った。
代表として今年最後に食べた3度目の黒ムツを挙げたが、
毎回、高級魚をつけ麺という形として提供してくださり、
刺身、焼き、茹で、炙り・・・など、
それぞれの魚が最高に美味しい形で登場するのである。
毎回感動に包まれて家路につくのがいつもの流れ。
なお、今年は定番の白身魚の塩つけ麺だけではなく、
味噌つけ麺や冷やし麺などの別パターンや、
特別な回にしか出ないカラスミや松茸や帆立など、
レアなメニューも食べることができたのは良かった。
また来年も通いたいと思う。
なお、限定つけ麺を食べたければ金曜日の夜に、
レギュラーメニューはそれ以外の日に提供されているので、
行く日を間違えないように注意が必要である。
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第2位:まるごとトマト@八咫烏(九段下)
九段下の八咫烏さんが2位にランクイン。
こちらも黒須さん同様、今年から行き始めたお店。
レギュラーメニューは和風のアッサリ系醤油ラーメンだが、
毎週のように限定メニューが提供されている。
その限定メニューの独創性およびクオリティが、
他のラーメン店の追随を許さないほどの高さであり、
魅了されたファンによる大行列が絶えないのである。
今回、代表として挙げたのは、
数ある八咫烏さん限定の中でもベスト1と名高い一杯
まるごとトマト
である。
今年のYOY(八咫烏オブザイヤー)での優勝作品であり、
チーズベースのスープとトマトのハーモニーが最高な一杯。
なお、バージョン違いが多数存在する。
私もそのうち2つを食べたことがある↓
今年だけで、訪問回数は13回(未記事化含む)。
酢豚、生姜焼き、よだれ鶏など、
果たしてラーメンなのだろうか?というタイトルのメニューも
存在するのだが、食べてみるといずれもラーメンなのが不思議。
そしてどれも美味しすぎるので、一度ハマると抜け出せない。
なお、常連さんの熱量がものすごいため、
60食限定の日には、開店前に並んでも食べられないこともあった。
来年こそは狙った限定を食べ逃がさないようにしたいと思う。
レギュラーメニュー
他の限定
第1位:冷やし飛騨牛ラーメン~ウニの微笑み@海老丸(神保町)
ということで、
今年1位に選ばせていただくのは、
大変お世話になった海老丸さんである。
訪問回数はなんと断トツの32回。
なお、記事化していないメニューがまだ3回分残っており、
来年早々にアップ予定である。
ちなみに、この記事が上がる12/30に、
今年1位と2位の海老丸さん×八咫烏さんによる、
コラボ限定が開催されることとなっている。
なお今年は予約制であり、もちろん既に予約済である。
この予約に至るまでが大変だったのだが、
それは個別記事で書くとして、
感想については近日中に記事化したいと思う。
話を戻すと、
海老丸さんは、昨年から行き始めて、
昨年度ランキングでは2位に選ばせていただいた。
レギュラーのオマール海老のラーメンはもちろん美味しいが、
限定メニューとリゾットが毎週のように変わるため、
毎回毎回新しい味に出会わせていただけるので、
それだけ通っていてもまったく飽きないのである。
ただ、今年こんなにたくさん行ったのは、
たまたま仕事場から近かったこと(徒歩約10分)と、
自粛期間中も営業され続けていたことが非常に大きい。
コロナ禍で対応がいろいろと大変だったと思われる中、
毎週のように新しい限定メニューを提供してくださり、
本当に今年一年の自分の支えとなったラーメン屋だと思う。
ランチや仕事終わりなど、2週に1回以上のペースで行っており、
今年については、1/2と12/30に訪問しているので
まさに、海老丸さんに始まり、海老丸さんで終えるという、
そんなラーメンライフであった。
よって、1位に選ばせていただく以外の選択肢がなかった。
なお、30回以上行ったうち最も美味しかった限定が、
上記の冷やし飛騨牛らーめんであった。
冷製ローストビーフはもちろん美味しいのだが
さらには、ウニや他のトッピングと総合しても、
完成度がずば抜けていたのではないかと思う。
さらには、〆のリゾットには牛タンがトッピングされており、
最後の最後まで楽しむことができたのもポイントが高い。
ちなみに、飛騨牛らーめんの温かいバージョンも美味しかった↓
なお、次点としては、
・鴨のコンソメらーめん
・冷やし金目鯛らーめん
・ソフトシェルクラブのサフランらーめん
あたりが美味しかった。(下にリンク有)
そんなわけで、また来年もたくさん食べに行きたいと思う。
その他の限定
総評
これほどまでに充実した一年はなかった
と昨年のランキングの総評で書いたのだが、
今年はそれを上回るほどの充実ぶりであったと思う。
泣く泣く10位までに収まらなかったお店も多々あった。
こんなに美味しいものに囲まれて過ごせるようになるなんて、
学生のうち、とくに発病直後は想像もできなかった。
それが社会人になって、病状が安定しだして、
食生活が充実し始めて数年が経った矢先のCOVID-19の蔓延。
正直、今後の生活がどうなってしまうのか、
想像がつかない時期もあったし、
今後も予断を許さない状況であることに変わりはないが、
これからも一杯一杯をしっかり味わって、
悔いを残さないように人生を過ごしていきたいと思う。
ということで、
長々と書いてしまいましたが、
読んでいただきありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。