腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

756. 純濃煮干しつけ麺@煮干しつけ麺宮元(蒲田):煮干し好きは箸を止めることができない超濃厚煮干しつけ麺!

念願の初訪問シリーズ

蒲田の名店である

煮干しつけ麺宮元さん

ついに行くことができた。

 

感想をまとめると

・ド濃厚ながらキツすぎない煮干しスープ

・スープに負けないもっちりな極太麺

・高クオリティな低温調理チャーシュー

 

開店直後の17時過ぎに行ったので、

ほとんど並ぶことなく入ることができた。

外に来ていたお客さんのほとんどは、

限定の二郎インスパイア系を食べていたが、

自分は初回訪問と言う事だったので、

やはり基本の煮干しつけ麺を食べるべき

と考えて注文することに。

 

純濃煮干しつけ麺

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今回は特製にはしなかったので、

具を含めてシンプルな見た目。

でもとにかくうまそう。

 

つけ汁
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この黒さですよ。

もう見るからに超濃厚そうな、

ニボニボ系のつけ汁。

これがひいき目なしに最高だった。

表面に膜が張るくらいの高粘度なスープ。

少しでも麺をくぐらせようものなら、

全部持っていくんじゃないかくらいの粘度なので、

麺につけるときは全部どぶづけではなく、

半分くらいに留めることをお勧めする。

ただ、そんな高濃度の煮干しなので、

苦みやエグみが強いのかも?

という不安もあったのだが、

実際食べてみると、圧倒的な旨味だけ。

清湯系の煮干しに比べたら多少はあるけれど、

エグみが驚くほど少ない

これはすごい。

独特のクリーミーさは、

動物系も入っているからだろうか?

とにかく飽きが来ないのである。

 


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麺がまた美味い。

六厘舎やとみ田などで出てくるものに近い、

モチモチの極太麺であり、

スープの濃厚さに全く負けていない。

ただ、前述の通り、スープのつけすぎに注意

並盛なので、そこまで量は多くないはずだが、

スープがガンガン持って行かれてしまった。

つけ麺は、美味しい時こそ、

スープマネジメントが肝心である。

 

チャーシュー
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これがまた絶品。

部位ごとに2種類、

1枚が吊るし焼きでスモーキーな感じ。

もう1枚がレアチャーシュー

この組み合わせ、最高である。

いずれも柔らかくて旨味も抜群。

特製にすればよかったなと少し後悔した。

 

スープ割

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残り少なかったスープをギリギリ残して割ってもらった。

ここまで煮干しが濃いのにまろやかさもあって、

身体に悪いとわかっていながらも、

最後の一滴まで美味しく飲んでしまった。

 

ということで、

ここまで濃度が高い煮干しつけ麺で、

インパクもありながら、飲みやすさもあるスープは、

他に類を見ないと思う。

 

たまたまこの日は並盛にしたが、

大盛りでもよかったなと思った。

それぐらいクオリティの高い、

くせになるつけ麺であった。

これはきっと限定も美味しいんだろうなあ。

 

あまり蒲田には来ることがないが、

そんなに遠くもないのでまた来たいと思う。