腸壁を削って美味い物を食す

潰瘍性大腸炎(軽症)持ちの筆者が、症状が悪化する可能性を覚悟してでも食べたいと思った逸品(主に麺類)を紹介するブログです。基本的に週2回(日曜・水曜)の更新です。よろしくおねがいします。

535. 創作つけ麺「スジアラ」@巌哲(早稲田):営業再開後初の創作つけ麺は感動のサプライズ付きの高級魚フルコース!

当ブログで何度も登場してきた巌哲さんの創作つけ麺であるが、

コロナウィルスの影響で、巌哲さんもしばらく営業自粛されており、

2020年は2月に一度行った白甘鯛※の回以来、行くことができていなかった。

 

そんな中、

6月初頭に自粛明け初の創作つけ麺が提供されるということと、

その日はたまたま会社の休みが重なったので、

これは行くしかないということで、バスに揺られて早稲田に向かったのであった。

 

この日の魚は

『鹿児島県屋久島産 スジアラ』

ということで、またしても超高級魚である。

沖縄ではアカジンミーバイと呼ばれ、お祝い事で出てくる高級魚だそう。

ハタの一種らしい。

正直、スジアラとして認識して食べたのは今回が初めてだと思う。

 

自粛明け一発目、

日本酒もつけたいところだったのだが、

翌日に大事な研修があったので、お酒は我慢。

その代わり、限定の鯛めしとお茶漬けというWご飯をつけて、

麺量は、それらのご飯をしっかり味わうために、

あえて200gを選択したのであった。

 

なお、巌哲さん、久しぶりに行ったら、

感染対策がばっちりされており、

カウンターはひと席ひと席ちゃんと区切られており、

マスクしてない方は入店お断りという徹底ぶり。

さすがである。

 

 

鹿児島県屋久島産 スジアラ 

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麺の器を手渡されたとき、

あまりのサプライズに受け取る手が震えたのを覚えている。

麺の上に、明らかに予告に無かったものが乗っているのである。

いつものお刺身ウロコの素揚げ

問題はその間に収まる茶褐色の物体。

写真だけでわかる方もいらっしゃるかもしれないが、

その正体は、自家製カラスミである。

 

いやー、とんでもないサプライズ。

まさか、こんなタイミングで食べられるなんて思っていなかった。

店長さん曰く、

「自粛期間中、待っていてくれたお客さんのために解禁しました」

とのことでしが、

本当にうれしすぎました。

ありがとうございます。

 

ということで、

刺身のクオリティはいつもいつも素晴らしく、

素揚げも、目の前で揚げたてなので、サクサクで香ばしくてたまらないんだけど、

今回ばかりはカラスミインパクトが凄すぎて・・・。

 

このカラスミ、仕込みに相当な時間がかかっているらしいんですよ。

冬から仕込んだみたいなことをおっしゃられていた気がする。

そんなとっておきの品を食べることができたことに感謝です。

 

ひとかけら口に含んだだけで、独特の風味がブワッとひろがって、

尋常じゃなくウマい。

これまで食べてきたカラスミの中では勿論断トツ一位の美味しさ。

これ、カラスミあるって知ってたら、確実に日本酒いってたなー。

とはいえ、飲んだら翌日きつかっただろうけど。

たぶん、このカラスミで日本酒2合は余裕だったと思う。

そのくらい、味も濃くて、クセも全然なくて、美味しすぎた。

あまりに勿体ないんで、ちびちび食べさせていただきました。

 

つけ汁

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今回の出汁は、真鯛のアラを合わせているということで、

本当に毎回毎回透き通ったスープなのに魚の旨味の濃度が尋常ではない。

ひとくち飲むたびに心が洗われるような、癒しすら感じるスープであった。

 

つけ汁の中の具材は、

・スジアラ西京焼き

・万願寺焼き浸し

・ジャンボナメコ

・九条ネギ

コーチン出汁巻

・四川フォアジョーナ

 

スジアラ西京焼き

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麺の上にのせて、少しずつ食べていく。

食感がホロホロなのもすごいし、西京漬けの味付けも完璧。

つけ汁の繊細な味を邪魔しないけど、存在感がある本当に絶妙なライン。

後述する鯛めしが進む進む。

もう最高でした。

 

他の具材

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正直、ほとんど初めましての具材たちである。

ジャンボなめこは見た目大きすぎて美味しくなさそうに見える人もいるかもだが、

肉厚な分、しっかりキノコ自体の甘味というか旨味も感じられて、

普通のなめこより好きかもしれない。意外な発見であった。

 

万願寺は、京都府舞鶴市が発祥の京野菜

地元では「万願寺甘唐」とも呼ばれている、トウガラシの一種。

トウガラシということで、僕の腸が耐えられるのか、心配だったが、

全然辛くなかったので、全く問題なかった。

むしろ甘ささえ感じるくらいで、苦みもそんなになく、美味しかった。

 

四川フォアジョーナも初めてだった。

どうも、山椒の新芽のことらしく、優しい痺れがきますとのこと。

食べてみると、予想していたほど癖のある感じではなく、

口直しにぴったりな、爽やかな優しい痺れ具合であった。

 

 

鯛めし

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毎度毎度感動の美味しさ。

今回は鯛との合わせ出汁だったということで、副産物だったそうだが、

こんな豪華な副産物が毎回出るなら、ぜひ毎回お願いしたいところである。

鯛めしがある回は、お茶漬けが2種類出来て、

鯛めしバージョンと、白米バージョンの両方を味わえるから、

凄くお得な気分である。

 

 

スープ割

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〆の茶漬け(鯛めし)

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〆の茶漬け(白米withカラスミ&西京焼き)

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最高の〆3種。

つけ麺の〆といえば、スープ割だけで終わることが多いのに、

今回は贅沢すぎる3種である。

カラスミと西京焼きはここまで取っておいて正解だった。

〆茶漬けはいつも美味しいけど、

今回はカラスミと西京焼きのアクセントが加わってより美味しく感じた。

 

また、麺を200gにしておいたのも正解で、

この茶漬けwithカラスミを腹8分目未満の状態で、

しっかりと味わえたのは素晴らしかった。

最高の〆でした。

 

ということで、

いつもながら、大感動の高級魚フルコースだったのだが、

今回は何よりカラスミのサプライズが大変うれしく、

めったに食べることのできない一品を味わえた感動を味わえて幸せでした。

本当にありがとうございました。

 

※前回の創作つけ麺 

kenshinkk.hatenablog.com