腸壁を削って美味い物を食す

潰瘍性大腸炎(軽症)持ちの筆者が、症状が悪化する可能性を覚悟してでも食べたいと思った逸品(主に麺類)を紹介するブログです。基本的に週2回(日曜・水曜)の更新です。よろしくおねがいします。

514. 創作つけ麺「白甘鯛」@巌哲(早稲田):めったに食べられない超高級魚・白甘鯛を極上のかぶら蒸しと刺身とつけ麺で味わう!

補足:本記事の内容は、コロナウィルスによる外出自粛要請が出る前にお店に訪問した際のものです。

 

ということで、

コロナウィルスでなかなかラーメン屋に行く機会もなくなってしまったのだが、

昨年度の個人的ランキング1位であった早稲田の巌哲さん。

実は今年初訪問した時の記事がまだだったので、書いていこうと思う。

なお、巌哲さんは、4/8から持ち帰り専用メニューだけの営業となっており、

限定つけ麺もお休みされていることをあらかじめ補足しておきたい。

kenshinkk.hatenablog.com

 

 

 

先日テレビで放送された、

ラーメン大好き小泉さん二代目

でも登場したこちらの巌哲さん。

 

番組のなかで紹介されたのは、鮪塩マルチョウそばであったが、

限定つけ麺のことも触れてほしかったなーという思いもありつつ、

逆につけ麺のこと触れられてしまったらもっと行列長くなるから、

触れられなくてよかったーという、

ふたつの想いがあったわけであるが、

今年も、チャンスのある限り、限定つけ麺を食べに行きたいと思う。

 

というわけで、前置きが長くなったが、

この日のメニューは白甘鯛

 

白甘鯛とは、

甘鯛の一種だが、赤甘鯛に交じって水揚げされる超レアな品種らしく、

市場価格でキロ1万円オーバー、すべてが高級料亭に直行する超高級魚である。

 

何度か創作つけ麺で登場しているらしいが、

白甘鯛単体でのつけ麺は初めてらしい、ということで、

期待は爆上がりである。

店長さんのブログによると、

高すぎるのと個体数の少なさ需要の多さで数を揃えるのが最も困難な魚であり、

「創作塩つけ麺最終回にこの魚と決めていました」

とおっしゃるほど、相当に思い入れのある魚であるらしい。

 

今回の白甘鯛は愛媛県八幡浜

もっとも質の良い白甘鯛が揚がる場所とも言われているとのこと。

 

そんな高級魚、つけ麺の価格も高いのではと覚悟していたが、

予想の通り2500円と巌哲市場おそらく最高額であった。

だが、市場価格でキロ1万円オーバーで、

すべてが高級料亭に直行するといわれるレベルの高級魚。

今回を逃したら絶対2度と食べられない。

そう思って、仕事終わりにバスに飛び乗り、行列に並んだのであった。

 

 

また、激務で疲れていたので、

その英気を養うためにも、限定日本酒とどて焼きも注文した。

まずはそれらを食してつけ麺を待つことに。

 

限定日本酒

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まんさくの花 純米大吟醸 愛山酒 搾りたて

である。

まんさくの花シリーズはいつもいつも美味しいのだが、

今回のしぼりたての純米大吟醸はまた格別。

スッキリしていながら、味わい深い。

個人的に好みのタイプの日本酒であった。

 

どて焼き

f:id:kenshinkk:20200223100713j:imageいつもながら最高のどて焼き

このどて焼きだけで、本当は日本酒を飲み切ってしまいたいのだが、

地下労働中のカイジばりに耐えるのである。

すべては、限定日本酒と一緒に極上の刺身を味わうために。

 

創作つけ麺「白甘鯛」

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麺と刺身 

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まずは、刺身。

とんでもなく美味い。

ノドグロのような脂の甘味がありながら、

しっかりとした歯ごたえ

そして舌に残る独特の旨味

これは凄い。

しかも3枚も乗せてくれるとか、良心的すぎる。

 

日本酒をちびちびやりながら一緒に食べるともう最高である。

そして、横に乗っているのはウロコの素揚げ

そもそもウロコが食べられるというのが驚きだったが、

サクサクしていて全く硬いところもなく食べられた。

こちらも酒のつまみとして最高であった。

 

つけ汁

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つけ汁の中のラインナップはこちら。

・白甘鯛かぶら蒸し

名古屋コーチン出汁巻

・しろ菜お浸し

・九条ネギ小口

・柚子

 

中央に鎮座するのはかぶら蒸しであるが、

崩れやすいので、麺の上に移動させて先に他の具から食べ始める。

よって、解説についても詳細は後述する。

 

まずはスープから。

もう、凄まじい旨味。

旨味の塊を飲んでいるような感じ。濃さが凄まじい。

ノドグロよりも出汁が濃いかもしれない。

たしかに、最終回にしたいくらいという店長さんの表現もわかる気がする。

この美味いスープとともに麺をすすれるなんて、なんて幸せなのだろうか。

 

しろ菜は、白菜の一種ということで、

クセがなく、スープを良く吸っていて非常に美味しい。

これ鍋にも使いたいなーと思った。

 

かぶら蒸しの台としての役割のある出汁巻き卵も、

極上の出汁を吸っていて美味しい。

 

一通りのトッピングを味わい、麺も半分ほど行ったところで、

いよいよメインのかぶら蒸しである。

 

かぶら蒸し

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店長さんのブログによると、

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かぶら蒸しは、

聖護院蕪をすり下ろしたものとコーチンの卵白を泡立てたものを混ぜたものに

百合根生木耳を入れ白甘鯛に乗せて蒸したものです。

白甘鯛出汁の銀餡をかけて天盛りに本山葵をあしらっています。

~~~~~~~

とのこと。

 

一口食べると、まずはそのふわふわ感に圧倒される。

そして、次に白甘鯛の身の柔らかさと美味しさがやってくる。

さらには、時々やってくる百合根生木耳の食感のアクセント、

銀餡のトロトロ感とワサビのサッパリ感。

 

ここは高級料亭だろうか?

そう錯覚させられるくらい、非常に上品かつ美味しい逸品。

かぶら蒸しでさえめったに食べないのに、

いきなりこんな高級魚の素晴らしい逸品を食べてしまって、

この先に食べるかぶら蒸しがすべて美味しく感じなくなってしまうではないだろうか。

そんな余計な心配をしてしまうくらいのクオリティであった。

 

スープ割り
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茶漬け

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もうね、今回の出汁が本当に最高なので、

スープ割ももちろん絶品である。

茶漬けも最高以外の言葉が思いつかない。

今回は、肝醤油やゴマ醤油などは無かったが、

もう出汁の美味しさだけでいつまでも食べ続けていられるくらい美味しかった。

 

ということで、

白甘鯛という超高級魚のつけ麺であった。

もしかしたら、食べるのが最初で最後かもしれないレベルの高級魚。

この機会に食べることができて本当によかった。

 

コロナウィルスの影響で、創作つけ麺はしばらくお休みとのことだが、

復活のときを楽しみに待ちたいと思う。