腸壁を削って美味い物を食す

潰瘍性大腸炎(軽症)持ちの筆者が、症状が悪化する可能性を覚悟してでも食べたいと思った逸品(主に麺類)を紹介するブログです。基本的に週2回(日曜・水曜)の更新です。よろしくおねがいします。

698. 創作つけ麺「兵庫県明石二見産 鰆」@巌哲(早稲田):よく食べているサワラの最上級品はとんでもないウマさで大感動!

約一か月ぶりとなる巌哲さんの創作つけ麺

 

前回記事はこちら。

kenshinkk.hatenablog.com

 

前回のカンパチも異常なまでの美味しさだったが、

緊急事態宣言下ということもあり、

日本酒を注文することができなかった。

 

だが今回はお酒の提供が再開してから初めての訪問。

そしてメインの魚は、

ということで、

日本酒が合いそうな魚であり、

訪問前からワクワクが止まらなかった。

 

さらに、今回の鰆については、

巌哲さんのブログにて、

鰆の頂点を記憶に留めておいて欲しい

と説明されていたほど。

 

艶、皮の張り、均一に行き渡った脂、きめ細やかな身質、身割れしない

など、様々な要素が優れているそう。

 

それだけ絶賛されていたので、

きっと並ぶんだろうなぁと思って覚悟してたわけであるが、

開店時間に行ってみると、ちょうど並んだ時は10人ちょいぐらい。

開店時間になってその列がゾロゾロっとお店の中に入っていって、

実質待ったのは15分ぐらいであり、ラッキーだった。

 

・つけ麺

・松茸ご飯

・日本酒

・どて

の食券を購入し、

出来上がりを待つこと十分程度。

 

まずは、念願の日本酒から。

 

和田龍 登水 美山錦 純米吟醸 生酒

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いやほんと、待ちに待った瞬間である。

上質な日本酒特有の、

さわやかで甘いメロン系の香りが感じられ、

その香りだけでもずっと嗅いでいたいくらい心地よかった。

 

一口飲むと、その香りとはまた違ったしっかりした米の旨味と、

仄かな酸味が口いっぱいに広がり、後味爽やかでスッと消えていく。

生酒ということだったが、アルコールのきつさはほぼ無く、

日本酒と同時に提供されたどて串を一緒に頂くと、

もう美味しさと懐かしさで涙腺崩壊寸前であった。

 

いやー、まだメインはこれからなのに、

前菜だけでも、もう満足感がすごかった。

 

全部飲み干しそうになる気持ちを抑えて待つこと数分。

いよいよメインの登場である。

 

創作つけ麺「兵庫県明石二見産 鰆」

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麺+刺身

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刺身(焼き霜造り)

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まずは刺身から。

何より注目すべきは、この分厚さである。

ここまで分厚い鰆の刺身なんて食べたことない。

 

食べた瞬間のなめらかな舌触りと、

脂がのりまくっていて、とろける食感がすごかった。

これだけ脂の量が多いのに全然しつこくないのである。

また、香ばしい皮目も美味しかった。

日本酒も進む進む。

 

なお、こちら、焼き霜造りという調理法だそうで、

魚の皮の表面に焼き目をつけて冷水で冷やすことで、

余分な脂肪や臭みを取り除き、魚本来の風味を引き立ててくれるそう。

 

ただ食材が凄いだけではなく、

一流の調理法で提供されるからこその美味しさなんだなと、

あらためて実感したのだった。

 

つけ汁

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今回、いつもの塩味ではなく、珍しい醤油味

巌哲さんではたまに登場するそうだが、自分が食べたのは初めて。

そんなに塩味と大きく味の傾向が変わるわけではないが、

濃い口しょうゆのしっかりした塩味がありつつ、

鰆アラと昆布の出汁の旨味がしっかり感じられて美味しい。

 

出汁の具は、

・鰆落とし

・ちいたけ

・平茸

なめこ

・九条ネギ

コーチン出汁巻

 

3種類のキノコもそれぞれ違う味と食感でおいしかった。

そして何より注目はこちら。

 

鰆落とし

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これが、とんでもないウマさだったわけですよ。

鰆が汁ものの中に入っているという状況がまず珍しいが、

ブログの解説の通り、ほとんど身割れしていないのが凄い

でも食べてみると鰆らしいとろける食感があり、

醤油味も沁みていて旨味もすごい。

いやー、美味しかった。

 

この落としだけでもすごいのに、

今回は、定番のこちらもついてきたのである。

 

鰆西京焼き

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鰆と言えば、西京焼きである。

今回の魚が鰆と聞いた時点で絶対にあるだろうと予想してはいたが、

まさかの別椀で来るのだからびっくり。

しかも、姿がいつもの見た目ではないのでその点も驚きであった。

 

ブログの解説によると、

~~~~~

西京焼きは、皮を引いて味噌漬けにし、

柚子太白油で低温でコンフィにしたものに

皮目の部分に卵白を塗ってあられを付け、

醤油ダレと赤ワインを合わせ新生姜を漬け込んだものを吹きかけながら

炭火で炙ったものです。

~~~~~

とのこと。

 

手の凝り方が半端ではない。

表面についているあられがサクサクの食感で心地よく、

でも何といっても身の柔らかさと旨味量が尋常ではなかった。

コンフィにしたことが影響しているのか、

食感のシットリ感と旨味が凝縮されている感がヤバい。

ほんのり生姜の香りもして、炭火焼きの香ばしさもあって、

この西京焼きだけで、ご飯二杯は行きたい美味しさ

 

そんなお客さんのニーズがあらかじめ予想されていたかのような、

コシヒカリの新米を炊いたご飯の上に乗せての提供スタイル

この演出、もうたまりません。最高過ぎました。

 

 

松茸ご飯

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西京焼きで感動しすぎていたが、

こちらもまた極上の一品である松茸ご飯

たまたま写真には松茸があまり写っていないが、

ごろごろとたくさん入っていたという情報だけは補足したい。

 

今年は、残念ながらタイミングが合わず、

松茸メインの巌哲さんのつけ麺は食べ逃がしてしまったのだが、

松茸ご飯だけでも食べられたのは幸運であった。

 

 

〆は勿論、スープ割と、

松茸ご飯を利用したお茶漬けである。

 

スープ割+茶漬け
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これだけ素晴らしい西京焼きがあったわけなので、

それをONしてスープをかけることしか頭になかった。

 

いつもの塩味のスープとは違い、醤油味なので、

茶漬けというよりは、鍋の後の雑炊っぽくなるかなーと思いきや、

西京焼きについているあられ本わさびにより、

意外とお茶漬けっぽい印象に。

 

少し柔らかくなった西京漬けと、

出汁感が強くなった極上のスープに、

松茸の豪華な風味が合わさり、

これ以上ない最高の〆となったのであった。

 

ということで、

いつも食べているという魚ではあったものの、

その最上級品を食べることができたという感動と、

そして久々に巌哲さんでつけ麺日本酒を一緒に楽しめたという、

感動的な一食となった。

 

実はこの日、久々のゴルフに参加するため、

朝4時から起きていて疲労困憊だったので、

そんな中、美味しいお酒と最高の食事を楽しめて、

本当に幸せすぎた。

 

この記事がアップされる翌日からは、

飲食店の21時以降の営業が解禁されるとのことで、

巌哲さんに行けるチャンスも増えそうなのは嬉しい限り。

また次なる高級魚つけ麺を楽しみに待ちたいと思う。