腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

718. 海老丸×八咫烏コラボ2021

あけましておめでとうございます。

約10日ぶりの投稿ということで、

新年から体調を崩していたこともあり、

長めの冬休みを頂きました。

 

今回は、海老丸さんにて昨年末に行われた、

海老丸×八咫烏コラボ限定を紹介したいと思う。

 

なお、去年も参加しており、

その時の様子はこちら。

kenshinkk.hatenablog.com

 

昨年は、事前に海老丸さんと八咫烏さんの特定回に

参加することが前提条件であったが、

今回はその必要は無く、

朝9時からの整理券が参加条件。

ということで、

朝8時半頃から並びに行ったのであった。

 

到着すると、ものすごい列

でも、50人には届いてなさそうだなーという印象。

 

9時になって列が進んでいき、

自分の番になって与えられた番号は35

集合時間は12:55ということで、

ちょうどお昼時に食べられそうで良かった。

 

家に戻って、再度時間通りに来てみると、

なんだか人が少ない。

どうも秋葉原で人身事故があった影響で、

予約した人が来れていないようだ。

かわいそうに。

 

ただその人たちも、

後の時間で食べられたようなので良かった。

 

そんなわけで、

いつもより人がガラガラな店内で、

限定メニューを頂けることに。

 

MASAさんと居山さんに挨拶して席に着くと、

丁度店内看板の前に。

今回のメニューがこちら。

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いやー、凄く豪華。

値段もすごいけど(笑)

 

ということで、

まずは八咫烏さんおなじみの、

いつもの食前茶から。

紅茶と白茶と緑茶の三位一体

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3つのお茶がブレンドされた特製の食前茶。

量は少なめだったが、

味はかなり濃厚で飲みごたえのある一杯

豪華コラボの幕開けにふさわしいお茶であった。

 

前菜~Appetizer

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手前左⇒マサさん作、真鯛昆布〆、フランボワーズソース

右⇒マサさん作、フォアグラムース、エスプレッソゼリー、カシスメルバトースト

奥⇒居山さん作、フォアグラ大根、とうもろこし・シャンピニオンバルサミコソース

という超豪華なプレートである。

一品ずつ見ていこう。

 

真鯛昆布〆、フランボワーズソース

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食感シットリな昆布締めの真鯛

表面がほんのり香ばしい

真鯛のクオリティが非常に高いのもあるが、

甘酸っぱいフランボワーズソースとの相性が抜群で、

いつも真鯛といえば醤油なので、

斬新な組み合わせであった。

 

フォアグラムース、エスプレッソゼリー、カシスメルバトースト

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まず、フォアグラムースは、かなり甘めの一品。

そこにエスプレッソゼリーの苦みがちょうどよい印象。

デザート風なのかな。

カシスメルバトーストカシューナッツシナモンコーティング

ということで、こちらもやや甘め。

なお、メルバトーストとは、

薄くしてカリカリに焼かれたトーストのことだそうで、

そのネーミングでは初めて食べたかもしれない。

サクサクの食感が非常に美味しかった。

 

フォアグラ大根、とうもろこし・シャンピニオンバルサミコソース

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このフォアグラ大根が凄い。

正直、前菜の中では、ずばぬけて美味しかった

真っ赤な大根が乗っているだけではなく、

中にホロホロに味の染みた大根もあって、

そっちもまた馬鹿みたいに美味しい

フォアグラの濃厚な旨味と脂感

そこに若干の塩気のある旨味たっぷりソースが、

本当によく合っている。

 

↓食べかけの図

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なんでこんなに美味いんだろう。

シャンピニオン(マッシュルームソース)

トウモロコシの甘味がちょうどよいのである。

甘じょっぱい感じで、

これが丼の上にかかっていたら、

絶対にご飯が止まらないやつである。

 

ということで前菜の3品を終えて、

いよいよ本編のラーメンである。

 

Ramen:山形産さくらんぼ鶏醤油ラーメン青のりオイル

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マサさん作の

さくらんぼ鷄のコンソメ

青海苔オイル

 

居山さん作の

・赤ワインと生醤油のカエシ

 

そして合わせる麺は、

・全粒粉平打ち麺中太麺

 

というかなりの異色作だったが、

とんでもなく美味しかった。

 

まずはスープの重厚さ。

見た目からすると薄いのかなーという感じだが、

鶏でとっているコンソメの重厚な旨味と、

青のりオイルによるサッパリ感

そしてカエシの生醤油の程よい塩気

そのすべてのバランスが素晴らしい

 

また、鶏清湯系に太めの麺というのは意外なのだが、

ここまでスープに重厚な旨味があると、

このくらいの中太麺でも非常に合うのである。

 

なかなか両者の限定麺では出てこないタイプのラーメンで、

コラボレーションならではの新しさを感じた。

 

トッピングは、

鶏団子・鶏胸レアチャーシュー・鶏モモロースト

 

鶏胸レアチャーシュー

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鶏モモロースト

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鶏団子

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いずれも非常に素晴らしく、

さくらんぼ鶏の旨味を存分に味わえる品々であった。

値段が値段ということもあり、

ひとくちひとくち噛みしめるように、

鶏の旨味を逃さないように味わったのだが、

そのひとくちでも旨味がかなり強く、

さすがブランド鶏だなーと思ったのを覚えている。

 

そして〆はいつものリゾット。

 

さくらんぼ鶏そぼろリゾット

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甘辛系の味付けの鶏そぼろのリゾットというのは斬新。

あまりこれまでに登場していない、

和洋折衷な感じのリゾットになった。

これだけ鶏のコンソメの旨味が強烈だと、

リゾットにした時にどうなるか、興味はあったが、

チーズとも意外とよく合っていた

 

 

ということで、

個人的に昨年最も多く行ったラーメン屋2店のコラボで、

2021年のラーメン納めをすることができた。

最高以外の言葉が出てこない。

 

リゾットまで含めると5100円ということで、

いつもに増して高額だったのは否めないが、

1年間それぞれのお店で限定ラーメンを楽しませて頂いた御礼

も含めての価格と思えば、全然安いと感じた。

2022年もこの2店にはお世話になる予定なので、

これからも通い続けたいと思う。

今からどんなメニューが出てくるのか非常に楽しみである。

 

なお、この日、海老丸さんが近年実施している、

年末年始限定の持ち帰りメニューとして、

牛肉の赤ワイン煮込みを購入して、

年末に自宅で頂いたので、そちらもレビューしてみる。

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完全予約注文制で、

受け取りは12/28-31まで。

冷蔵では1/3まで、

冷凍では1/15までということで、結構持つ。

 

↓湯煎して盛りつけたのがこちら

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分量は2人前(400g)とのことであったが、

結構ボリュームがあって、

おつまみとして食べるなら、

4人で食べてもちょうど良いくらい。

 

実際食べてみると、

とにかく牛肉のクオリティが凄まじく、

蕩ける食感なのはもちろんのこと、

味が肉の奥深くまで染みこんでいて、

感動的な美味しさだった。

ハーブも良く効いていて、大人の味かもしれない

 

以前、海老丸さんの赤ワイン煮込みまぜそば(※)を食べたことがあるが、

赤ワイン煮込みだけでたくさん食べたいなー

と思い描いていた夢が叶ったので個人的に大満足であった。

 

※赤ワインまぜそばの記事

kenshinkk.hatenablog.com

 

年末に家族で美味しいものを食べながら過ごしたい、

といった時には、豪華だし感動できるし、

最適なメニューだと思うので、ぜひおすすめしたい。

 

ということで、昨年末の食べたものについて、

かなり時間が空いての投稿になってしまった。

 

ようやく体調が戻ってきたので、

これからは定期的に投稿できるように、

頑張っていきたい。

 

今年もよろしくお願いします。