腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

742. オマールコンソメらーめん@海老丸(水道橋):リニューアル後初訪問!新たにレギュラーに加わったコンソメが素晴らし過ぎた!

約2か月ぶりの海老丸さんの記事である。

 

※前回、リニューアル前最後の限定を食べてきた。

kenshinkk.hatenablog.com

 

あれから2ヶ月。

リニューアルオープンしたというお知らせを聞き、

初日行ってみたのだが、並びすぎてて諦め、

ちょっと落ち着いた1週間後に行ってみたが、

まだ長蛇の列。

 

これはもう、この列に並びきるしかないんだな、

と割り切って、並ぶことにしたのである。

 

外観もだいぶリニューアルされて、

かなりオシャレな感じに。

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中の席数が少なくなっていたので、

それも今までより並んでいる要因かもしれないが、

それよりもやはり、

復活を待ち望んでいた人が多かったのだろう。

 

メニューは、

・元祖海老丸らーめん

・海老丸カルボナーラ

・まるごと一匹オマール海老らーめん

とここまでは一緒で、

新たに

・海老丸スタイル担々麺

・オマールコンソメらーめん

のふたつが、新メニューに仲間入りしていた。

 

そのなかでも、

オマールコンソメらーめんは、

これまでに限定で何度か登場していたようだが、

自分は食べたことが無かったので、

今回初注文してみることに。

 

また、年末に持ち帰りで食べて非常に美味しかった、

牛肉の赤ワイン煮がおつまみメニューに登場。

しかも1000円という安さ。これは嬉しい。

赤ワインと共に、注文することにした。

 

感想をまとめると、

・やっぱり海老丸さんのオマールコンソメは凄かった

・牛肉の赤ワイン煮の尋常じゃないコスパ

・スープが美味いとリゾットの美味さが倍増

 

 

 

まず、らーめんを注文した場合には、

アミューズ(先付)が出てくるルールになったそうで、

今回はこちら。


アミューズ:紫アスパラ オマール海老ソース

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前菜が出てくるラーメン屋さんってすごい。

値段のベースアップはこれだったか、

とも思ったが、クオリティが高いので、大満足。

写真で見ると、ほんのちょこっとなのだが、

ここにかかってるソースが激ウマで、

超濃厚なオマール海老ソースなのである。

お酒のつまみにも最高であり、

毎回このようなアミューズがつくとなると、

しかも、毎回同じとは限らず、いろいろ変わるっぽいので、

行くたびに楽しみである。

 


牛肉の赤ワイン煮込み

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そして、ワインのおともに、と頼んだのがこちら。

1000円でこの量って、やばくないですか?(原価率的に)

と思うくらい、

ドデカイ牛肉がごろごろはいっていて、

しかもクオリティが神すぎた。

箸で簡単に切れるくらいホロホロなのはもちろん、

味が染みわたりすぎていて、ひと口ひと口が幸せ過ぎた。

これは自宅で作ろうとしても絶対無理なので、

お酒を飲む場合はマストで頼んで頂きたい一品である。

 

そして、ワインが進んだ後、

ようやくメインの登場である。

 

オマールコンソメらーめん

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これはすごい。

クリアなスープに細麺

そこに、

・豚チャーシュー

・鶏チャーシュー

・ラデッシュ

・海老団子

・アーリーレッド

スプラウト

・メンマ

・玉ねぎ

という超豪華トッピング。

 

ひとつずつ見ていこう。

 

スープ&麺

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まずは何よりスープから。

オマール海老のローストと、

牛ひき肉をじっくりコトコト6時間かけて作り上げたというスープは、

炊いたスープに卵白を加えるクラリフェという作業によって、

一切の濁りが無くなっている

そしてそのクリアなスープでありながらも、

旨味が超凝縮されていて、

ラーメンとは思えないほどの旨味量が襲ってくる。

その旨味も、オマール海老らしい味わいもありながら、

牛の旨味もしっかり入っていて最高である。

カエシを使わずに、スープの旨味だけで、

麺が止まらない、というのは、まさに究極的である。

いやーとんでもないレベルの一品がレギュラーに入ってしまった。

 

そして、そこに合わせる麺も、

パツパツ気味の細麺なわけだが、最高にマッチしており、

意外と量多めに感じたが、するすると胃の中に納まっていった。

 

本当は、卓上調味料も入れてみたかったのだが、

今回は、とにかくスープが美味しすぎてそんな余裕もなく、

ひたすら純粋に麺とスープを味わうことに没頭してしまった。

 

そして、トッピングもすばらしい。

 

海老団子

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まず、特筆すべきはこの海老団子である。

これが、すごいんですよ。

ひと口で食べようなんて持ったいないから、

やめておいた方が良いです。

と言いたくなるくらい、旨味が超凝縮

少しずつかじっていくのがちょうどいいくらいである。

なお、少し生姜も入っているのか、

爽やかさもあるので、海老ばかりでくどくなっていないのが凄い。

 

2種のチャーシュー
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飛騨旨豚のチャーシューと、

飛騨地鶏のチャーシューだそう。

いずれも低温調理なのか、非常に柔らかくて旨味もたっぷり

いつかチャーシュー増しで食べたい。

 

また、メンマは、細切りタイプで、

こちらもコンソメのクリアスープに合う合う。

淡麗系には細い方が良い。

 

その他の野菜も、

良い清涼感になっていて、さすがという感じ。

 

そんなことを言っているうちに、

あっという間にリゾットのお時間です。

 

〆のリゾット

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リゾットは、いつも通り、

小エビと卵黄がトッピングされている状態で登場。

スープを4~5杯かけていくと、

アツアツの石鍋ジュワ~と良い音をさせながら、

蒸気とともにスープのオマール海老の香りが立ち上る。

そこに、パルメザンチーズを山盛りかけてくれるのである。

毎回思うけど、これ400円って安すぎるでしょ。

(厳密には値上がりしているが、全然許せてしまう)

 

そして、今回は個人的には、コンソメでのリゾットは初

パルメザンや卵黄の濃厚さに、

オマールコンソメが全く負けておらず

スープをかければかけるほどどんどん美味しくなっていく

4~5杯とのことだが、もっとかけても美味しいと思う。

スープを多めに残しておいて良かった。

 

そんなことを考えながら、

あっという間に、リゾットまで完食してしまった。

 

ということで、

リニューアル後の海老丸さん、念願の初訪問だったが、

新作のオマールコンソメのクオリティが半端じゃなくて、

しかも、牛肉の赤ワイン煮も素晴らしく、最高であった。

 

全体的に少し値上がりしてしまい、

オマールコンソメも、元祖よりは少しだけ値が張るけれど、

これは一食の価値あるラーメンだと思う。

 

 

ということで、

これからまた限定メニューが出てきたら、

ふたたび通い詰めることになるであろう、

海老丸ラーメンさんの久々の記事でした。

 

GW明け当たりから、新しい限定があるのかな?

まずは、それに楽しみにしたいと思う。