夏の新規開拓シリーズで紹介した、
浅草橋のヌードルボウズn坊さん。
2021年にオープンした新店で、
独特の酸味のある醤油ラーメンとして、
クセになりそうな一杯であったわけだが、
後日、実はもう一つの看板メニューである、
担々メンについても、食べに行っていた。
しかし、真夏に辛い麺の紹介をするのも・・・
と思っていたら、あれよあれよと時間が過ぎ、
気付けば12月になってしまった。
ということで、
なんとか今年のうちに紹介したいと思う。
いつもの通り結論から書くと、
・酸っぱ辛くてクリーミーな絶品スープ
・2種のチャーシューが激ウマ
・チャーシューご飯での雑炊が最高
となる。
なお、特上にした場合の価格が1400円と中々高めだが、
チャーシュー好きの方は、
特上にして損はないと思うので是非。
特上担々メン
特上というだけあって、なかなか豪華な見た目。
・煮豚チャーシュー×2枚
・レアチャーシュー×たくさん
・味玉
・辛ネギ
・ニラ
・糸唐辛子
それらのトッピングの上に、
ラー油とバルサミコ酢がかかっている。
一口スープを頂くと、
そのあとから遅れて一気に激しい辛さが訪れる。
これは美味しい。
ただ、予想以上に辛さが後に残るため、少し驚いた。
ここでさらに、ラー油とバルサミコ酢を混ぜていくと、
今度は前半が甘酸っぱい印象に代わり、
旨味が倍増される感覚。
担々麺にバルサミコ酢は異色の組み合わせだが、
これがまた不思議とよく合うのである。
酸っぱ辛くてクリーミー、まさに新感覚であった。
ただし、ラー油により辛さも倍増するので注意。
正直少し辛かったので、
次回食べる際には辛さ少なめに設定しようかなと思う。
ただ、普通の辛さでは物足りない辛い麺好きの方には、
丁度良い担々麺なのではなかろうか。
スープに合わせる麺は、若干平打ち気味の中細麺で、
スープを良く吸ってくれるのでこれまた美味しい。
味玉は半熟具合がちょうど良くて美味しい。
スープが辛いので、ちょうどよい中和剤。
そしてなんといっても、
低温調理の豚肩ロースチャーシューが相変わらず素晴らしい。
八咫烏流を引き継いだ良く知るチャーシューだが、
折り重なってたくさん入っているので、
思う存分食べられたのは嬉しかった。
なお、煮込みチャーシューの方も、
しっかり味が染みていて、赤身と脂のバランスも良くて美味しい。
この2種類のチャーシューを心置きなく味わうためにも、
お財布に余裕のある方はぜひ特上をお勧めする。
また、ニラやネギなどの野菜もいい味を出していて、
辛さと旨味が癖になって箸が止まらない。
気づいたらあっという間に終盤であった。
チャーシューご飯
なお、この日は、八咫烏の居山店長がお手伝いに来られていて、
チャーシューご飯をサービスしてくださった。
(ありがとうございます)
たっぷり入ったチャーシューと韓国海苔とネギの組み合わせ、
めちゃくちゃ美味い。
ただこれだけでも美味いのだが、
さらにここで担々スープを投入すると・・・
まさに最終形態という感じ。
残していたレアチャーシューも添えて、
最高の担々雑炊となった。
バルサミコの酸味は雑炊にした時にも良いアクセントで、
これまでになかったタイプの雑炊を味わえた。
ということで、
酸っぱ辛くてクリーミー、
これまでにありそうで無かった新感覚の担々麺であった。
twitterを拝見すると、
たびたび新メニューが登場しているようなので、
また近いうちに行ってみたいと思う。