ついにやってきました
八咫烏オブザイヤー2021
今年一番通っているラーメン屋さんである、
九段下の八咫烏さんにて、
一年間の限定ラーメンの頂点を決める企画である。
そして、トップ3に輝いたメニューが、
12月の限定メニューでリバイバルされるのである。
一年間、これを楽しみに頑張ってきたといっても、
過言ではないくらいの大イベント。
もちろん、毎週参加する予定である。
その中で、先週さっそく第3位のメニューが、
リバイバルされて登場。
第3位は、こちら↓
一度紹介しているメニューだったので、
再度記事化はしなかったが、非常に美味しかった。
そして今週は第2位
評論家(ヒョウロンヤ)
八咫烏式家系ラーメン
である。
結論から先に書くと、
・家系なのにとんでもなく上品
・ニンニク無しでも充分な旨味
・豪華&ウマすぎるトッピング
といったところだろうか。
ではまずいつもの食前茶から
メロンソーダ味のお茶
というタイトルだそうで、
まさに読んで字のごとくなお茶。
どうやってメロンソーダの香りをつけたのか、
作り方が気になる一杯であった。
続いて前菜は、
特製鳥の炙りたたき
これまた久々の鶏のタタキ。
柔らかくてシットリした良い肉質。
表面の炙りが香ばしい。
味噌ベースと思われるタレと野菜の相性も抜群で、
ラーメンが来る前に平らげてしまった。
評論家 八咫烏式家系ラーメン
評論家とかいてヒョウロンヤと読む。
ラーメン評論家が炎上した事件のオマージュだろう。
自分はラーメンの評論をしているつもりは一切ないが、
今後、書き方には十分気を付けていきたいと思う。
そんな、八咫烏さんの家系を食べるのは初めてだったが、
とにかく各要素のクオリティが高すぎて感動であった。
まず、スープの表面に薄膜が張っているほどの濃厚なスープ。
シッカリ血抜きされた豚骨を使ってのスープとのことで、
全く臭みがなく旨味だけが凝縮されている。
また、通常の家系ラーメンは鶏油のところ、
岩手の鴨とマグレドカナール(鴨)の脂を使っていることで、
旨味の強いのにまったくしつこく感じない。
そこに切れ味鋭い醤油が合わさり、
とんでもなく美味しいスープとなっていた。
(なお、完飲してしまった)
そこに、合わせる麺がこちら。
八咫烏さんでここまで太くて食べ応えのある麺は久々。
断面積も大きく、モチモチ感がかなり強い麺で、
スープに負けない存在感。
家系喰ってるなー感がすごかった。
さらにはトッピングも素晴らしく、
まずは、トリュフオイルで和えたほうれん草。
見た目は普通だが、口に入れた瞬間に広がるトリュフの香り。
物凄く高級感があって上品なのだが、
スープにつけるとやっぱり家系のほうれん草であり、
たっぷり浸して麺やご飯と食べると最高であった。
なお、ズームしているとわかりづらいが、
かなりの大盛である。
ガーリックチャーシュー
豚肉の薄切りチャーシューであるが、
漬け込みによってニンニクの旨味がしっかりついている。
追加ニンニクを入れていなくても物足りなく感じなかったのは、
もしかしたらこのチャーシューのおかげかもしれない。
岩手の鴨チャーシュー
これが絶品中の絶品。
シッカリ焦げ目がつくほど皮目は炙られているが、
それでいて中はミディアムレア。
最高の火加減である。
+500円でチャーシュー増しにすべきだったと、
後悔するほどのクオリティであった。
専用ごはん
サブタイトルは
豆板醤マヨと鰹節と私
ということで、
見づらいが鰹節と海苔の間に、
特製の豆板醤マヨソースがいらっしゃる。
これが程よいピリ辛感でご飯が進むのだ。
前半はそのソースと海苔と鰹節で頂き、
後半はラーメンスープを入れて頂いた。
美味すぎるスープだったので、
もちろん雑炊は最高であった。
(写真を撮り忘れたのが痛恨)
ということで、
これまで食べた家系ラーメンの中でも、
最も上品かつ豪華な一杯だったと思う。
食べる前は、なぜこれが2位なのかと思っていたが、
食べて納得のハイクオリティ限定であった。
なお、この限定は、あさって10日金曜日までなので、
家系好きの方はぜひ九段下へ!
来週はついに1位に輝いたラーメンの登場、
今から楽しみである。