今週の八咫烏さんは
和麺2024 Delusion:All
和牛と焼き茄子
ということで、
お得意の和麺である。
2週間前の帰り際に、
ブラックペアン天城医師に扮した店長さん(※)から、
美味しいから絶対来てと予告されていた逸品。
これは食べに来ざるを得ない。
(※前回記事参照)
そんなわけで、
期待大で行ったのだが、
もうラインナップからしてスーパー豪華。
もちろん限定セットを注文した。
まずは食前茶から。
食前茶
オータムルイボスということで、
やわらかな甘みを感じたので、
栗だろうか?
アシスタントの鶴の人さんに
当ててみてと言われたが全くわからなかった。
出汁
シジミ出汁とのこと。
もちろん味は抜群でやさしいお味、
ラーメンの合間にほっと一息つける
良いお出汁であった。
みぞれワンタン
大根おろし入りの醤油ダレに浸かったワンタン。
シンプルながら、定番で美味しい。
欠落オートメーション 牡蠣の米泥棒style
牡蠣の味噌和えご飯
この味噌だれがたまらない。
牡蠣の旨味にも負けない強さがありながら、
しょっぱすぎないのは素晴らしい。
米泥棒というのも納得。
ラストひとつは最後に取っておく。
そして、いよいよ本編。
和麺2024 Delusion:All 和牛と焼き茄子
白いスープの上には、
和出汁餡が絡んだ中太麺。
その上に炒めた野菜と、
絶妙火入れの和牛ステーキが3つ。
丼の縁には特製ソースが塗られている。
このビジュアルでラーメンなのがすごい。
和牛ステーキ
まずはこの肉である。
部位までは分からなかったが上質な赤身で、
火入れ加減が最高過ぎた。
これは好みの赤身肉である。
それが和出汁とも絡んで激ウマ。
上に乗る穂紫蘇も爽やかなのだが、
後に登場する味噌カカオソースによる味変が
まさに激ヤバ(うますぎ)であった。
麺とスープ
店長さんの解説によると、
牛と鶏の清湯スープに追い鰹
ここに炭火焼きしたフィレンツェ茄子
セミドライオニオンを加えて
マスカルポーネでコクを底上げ
味付けはスペインの塩とお酒のみ
というスープなのだが、
これがマジで絶品すぎた。
そこに加えるカエシは、
たまり醤油、スペインの塩
生醤油、日本酒、赤ワイン
オイルは
和牛のオイルに山椒
とのことである。
絶妙な牛と茄子の旨味、
そこにまろやかさ、甘味、塩味がプラスされ、
チーズやオニオンも感じられ、凄すぎた。
その圧倒されたスープに絡む麺は、
特注中太ストレート麺
とのことで、
八咫烏さんにしては太めの麺で
意外なことに縮れがなかったのは意外だが、
今回のまろやかなスープにはベストマッチだと思う。
野菜
絹さやの細切りと長ネギと
焼いたピーマンとれんこんサラダ
ということであるが、
麺や牛肉やスープとの相性も抜群。
青椒肉絲風にも感じられ、
伝説の限定「青椒肉絲って書けない?」を思い出した。
和出汁餡が絡んでいて全体が優しく包まれているのも、
美味しさの秘訣なのではと感じた。
白味噌とカカオのソース
そして、このソースによる味変が神であった。
店長さんによると、南米料理のモレソースにヒントを得た
という特製ソースで、和風にアレンジされている。
日本人にもなじみがあるような味にされているそうで、
まさか、カカオと味噌が合うなんて想像もしていなかったが、
食べてみて本当に驚いた。
これはめちゃくちゃうまい。
肉につけても、麺やスープと一緒に食べても最高。
カカオの独特の風味や香ばしさと、
味噌の丁度良い塩味が、良いアクセントになり、
一段階上の作品へと昇華していったのだった。
この肉&麺&スープ&カカオ味噌を合わせた一口が
あまりに最高過ぎた。
そして最後は、もちろん
こうするに限る。
米泥棒牡蠣と、極上まろやかスープ、
最高クラスの和牛赤身肉ステーキに、
カカオ味噌のアクセント。
もう美味いに決まってるじゃないですか。
ということで、
これまでに食べたことのない組み合わせの
スープとそしてソースに感動しながら、
水道橋を後にしたのであった。
いやー美味しすぎた。これはYOY候補ですね。
明日金曜日までなので、食べ逃がしの無いように。