腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

925. 天然キングサーモン塩焼きと花咲ガニの鉄砲汁@大助(すすきの)

ちょっと間が空いてしまったが、

今回から北海道シリーズである。

念願の出張でない札幌旅行ということで、

色々と食べていきたいと思う。

 

今回の日程は2泊3日。

といっても、初日は新千歳空港22時着なので、

空いているお店に入るのが精いっぱいだろう。

そう考えていたのだが・・・、

先日巨人軍を優勝に導いた阿部監督いきつけの

産地直売道産料理 大助 さんが、

なんとギリギリ空いているということで、

訪問してみることに。

 

なお、着いたのは23時半を超えていたが、

ラストオーダーの0時までに注文しまくった。

 

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阿部監督の現役時代の写真も飾ってあった。

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正直、阿部さんの現役時代をよく知っているので、

今は監督をつとめていて、みごとに優勝を飾り、

そのコーチ陣が、

二岡、内海、杉内、亀井、矢野、実松、村田善、川相

というよく知るメンツなのが、

嬉しくもあり、懐かしくもあり。

自分もそんな年齢に近づいてしまったかと、

少し寂しくなる思いであった。

 

お通し

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たらこの煮物であるのだが、

お通しからこんなボリュームは嬉しすぎる。

さっそくお酒のアテにしようと、

日本酒を注文。

 

十勝「彗星」純米辛口

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これがスッキリで美味い。

たらこをおかずに結構飲んでしまった。

 

続いて頼んだのは、

本日のお刺身

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残念ながら名物のほっけ刺身は売り切れ。

代わりに出てきたのは、

マツカワガレイとのことである。

 

煮つけで食べることはあるが、

刺身というのは珍しいので嬉しかった。

脂も乗っていて、なおかつさわやか。

淡白な味ではあったが、

それがまた日本酒には合っていて、

非常に美味しかった。

 


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続いて頼んだのは、

ホタテの焦がしバター醤油

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まあ見てくださいよこの断面図。

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これだけの分厚いホタテは、なかなか見ない。

しかも、バター醤油しみしみである。

また、タケノコをつけてくれているのも嬉しく、

これはお酒が進む進む。

 

進んでしまってお酒がなくなったので、

追加注文してみた。

 

五稜 純米大吟醸

五稜 特別純米 白

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大吟醸は、やはり断トツの華やかな香り。

白もフルーティ感がありながらもスッキリ。

いずれもめちゃくちゃ美味い。

 

そしてここからが真骨頂だった。

 

天然キングサーモン塩焼き

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これがとんでもない逸品。

キングサーモンの和名が「おおすけ」ということで、

店の名前の由来にもなっているそう。

炭火でふっくら焼かれたキングサーモンは、

脂のノリ加減、旨味、どれをとっても最高。

焼きシャケは最近は全然食べてなかったので、

あれ?サーモンってこんなにおいしかったっけ?

と思うレベルのとんでもない美味しさであった。

皮もカリッカリに焼かれていて、

余裕で残さず完食してしまった。

これは注文して良かった。

 

花咲ガニの鉄砲汁

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そして、ラストオーダー間際に締めの一杯。

箸で蟹の足をつついて食べる様子が、

鉄砲に弾を詰める仕草に似ていることから、

鉄砲汁という名前となったらしい。

それにしても色鮮やかな花咲ガニ、

その出汁がたっぷり出ている味噌汁は、

これから数日で疲れるであろう胃袋を、

全回復してくれるような一杯であった。

 

ということで、

初日は深夜ということもあり、

ボリューム的には控えめであったが、

最高のスタートを切れたと思う。

 

なお、有名人御用達のお店ということもあって、

この日も某タレントが訪れていた。

そんな名店に行くことができて、

非常にラッキーであった。

 

北海道編は、次回に続く。