腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

883. 親鳥中華そば+冷やし親鳥中華そば@親鳥中華そば綾川(恵比寿)

念願の初訪問シリーズ。

今回は、恵比寿にある

親鳥中華そば綾川

さんである。

 

こちらも評判が良かったので、

恵比寿に久々に訪れた際に、

行ってみることにした。

 

なお、実は夏に1度行っており、

冷やしと温かいのと両方食べたので、

本記事では両方を紹介していく。

 

たまたまだが、

この記事のアップ日は冬なので、

温かい方から先に。

 

まずメニューであるが

・親鳥中華そば

・季節の限定

そこにサブメニューとして、小丼が3種類。

かき揚げ小丼

・本わさび小丼

・親鶏飯

 

かなりシンプルなメニュー構成である。

だが、この1本でも勝負になるくらい、

とにかく激ウマであった。

 

まずは、基本の「親鳥中華そば」

サブで「親鶏飯」を選択した。

 

親鳥中華そば

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何より目を引くのが、

親鳥から取った黄金色の極上のスープである。

約2年育てられた親鳥のスープは、

旨味がとにかく凝縮しており、

近年食べた鶏×水系でも最高峰の美味しさであった。

それに鶏油も贅沢にかかっていたので、

コク深さも食べ応えもバッチリあって、

物足りなさも感じなかった。

 

そして、そこに合わせる麺がこちら。


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これが、とんでもない美味さであった。

モチモチ感が半端ではなく、

切りたて特有のフレッシュさと、

表面の滑らかさが素晴らしかった。

こちらの自家製麺

毎朝、早朝から、青竹で手打ちして

一昼夜熟成させた後に、

手切りしているとのこと。

このこだわりはすごい。

 

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親鳥チャーシュー

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普通の若鶏のチャーシューとは違って、

ジューシーとは程遠いのだが、

噛めば噛むほどに旨味が強くなっていくのが、

親鳥チャーシューの特徴。

このチャーシューはまさにそうで、

コリコリとした独特の食感と、

半端ではない旨味量が印象的だった。

柔らかさを争っている流行とは逆行しているが、

ハマる人が続出するのもわかる気がする。

 

豚チャーシュー
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こちらも親鳥に合わせたのか、

しっかり煮込んだタイプで、

柔らかさよりも旨味を取ったタイプ。

 

おや皮(鶏皮)

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トッピングではこちらを追加してみた。

もしかしたら酒のつまみ用なのかもしれないが、

50円でこんなにたくさんの鶏皮が出てくるなんて、

とんでもないサービス品であり、

鶏皮好きにはたまらないだろう。

 

親鶏飯

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これもほっこりとするお味の一杯。

鶏肉、鶏皮、牛蒡の香りが漂う炊き込みご飯であり、

ラーメンのスープとの相性は抜群。

親鳥の旨みをさらに味わえて、

頼んで良かったと思える一杯であった。

 

ということで、

久々に鶏を前面に押し出したラーメンで

感動的な一杯を食べることができた。

 

続いては、別日で食べた、

冷やしを紹介していく。

 

冷やし親鳥中華そば

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とにかく親鶏スープが絶品。

冷やしでもこんなに旨みが強いとは。

シンプルながら、

鶏油と醤油のキレと旨味のバランスが最強。

トッピングもシンプル。

親鶏チャーシューの旨さは冷えてても健在。

 

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手揉み麺は、冷やしになって、

より違いがわかるというか、

美味しさの印象が強まった。

 

なお、コーレーグース※による味変があり、

これがちょっとピリ辛でまたうまい。

島とうがらし泡盛に漬け込んだ沖縄の調味料

 

ということで、

いつから提供かわからないが、

来年の夏も絶対に食べに行きたい一杯である。

 

また、この日は、別のサブメニューを。

 

かき揚げ小丼

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この日はキス天+野菜かき揚であった。

しっかりサクサク&フワフワで美味しく、

日によって魚と野菜は変わるそうなので、

今度行くときは何が出るのか楽しみである。

 

ということで、

また名店を一つ見つけてしまった。

まだ食べることのできていない、

冬限定ラーメンと、本わさび小丼は、

近々食べに行きたいと思う。