腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

867. Bring Me The Oyster@八咫烏(水道橋):帰国後に食べたくなったのは、やっぱり限定ラーメン。

実に3週間ぶりの投稿となる。

というのも、アメリカ出張に行っており、

その準備と後処理であまりに忙しかったことと、

出張の後で体調崩していたため、

間が空くことになってしまった。

 

そんな中、帰国後に食べたくなったのは、

やっぱりラーメンなわけで。

 

アメリカにも、ラーメンはあれど、

まあいわゆるチェーン店的なお店しかなくて。

それに日本で1000円で食べられるようなものが、

物価が高すぎて3000円以上する。

まあ限定ラーメンで厳選素材使ってて

3000円ならわかるんだけど。

日本で1000円で食べられるものを

わざわざ3000円使って食べようとは思わない。

 

そんなこともあって、

やっぱり八咫烏さんに行くしかねーな

ってことで、先週今週と、

限定を食べたんですけどね。

 

ちょっと体調崩しちゃったのと、

たまたま2週間連続で牡蠣がメインのラーメンだったので、

今回は1つの記事で2つのラーメンを紹介させていただく。

 

まずは先週。

この日の食前茶は、

山椒緑茶

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かなりサッパリ系で和風だったので、

日本に帰ってきたなーというのを実感。

沁みる緑茶でした。

 

カキフライ丼

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揚げたてサクサクの牡蠣フライが

とんでもなく美味いわけだが、

そこにかかっているカレーテイストのソースがたまらん。

スパイシーながらクリーミーで、

牡蠣とも相性抜群であった。

 

Bring Me The Oyster

DArk Side

牡蠣の正油ラーメン

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いやーほんと、アメリカは肉ばっかりで、

しかも醤油味というのがなかったので、

まさに飢えていた味、という補正もあって、

ものすごく美味しく感じた。

 

スープは、牡蠣と鶏と鰹の出汁

牡蠣醤油と紹興酒とブランデーと赤玉のカエシ

今回はオイルなしということで、

かなりサッパリ目の和風醤油。

心に沁みます。

 

牡蠣の山椒オイルコンフィ

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何よりこれが絶品で、

山椒の香りがする牡蠣がめちゃくちゃうまかった。

上に乗っている生姜もよく合うね。

たしか岡山産とか仰ってた気がする。

 

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麺はなんと、2種類で、

全粒粉細麺と、平打ちのモチモチ麺。

食感の違いを楽しみながら食べられた。

さらには、なめこのねばねばにより、

麺がスープをたくさん持ちあげてくれる。

 

ひとすすりするたびに、

日本食っていいなぁとそんなことを思わせてくれる

至高の和風ラーメンであった。

 

〆の雑炊

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もちろん最後はスープをご飯にかけて楽しみました。

 

そして、そんな牡蠣の和風ラーメンを楽しんだ翌週も、

牡蠣をテーマにした限定ラーメンということで、

続けて紹介させていただく。

 

Bring Me The Oyster

第二弾は、塩ということで

どんなのが来るか楽しみにしていたら、

なんと今回はバジル系。

 

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食前茶

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今回はルイボスカモミールということで、

なかなか香りが強めの一杯。

体調を崩していたので、

ちょっと薬っぽく感じたのは気のせいだろうか。

 

大山鶏のチャーシュー丼
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大山鶏のレアチャーシューがいわずもがな最高。

上にかかっているクリーミーなソースは、カブのすり流し。

スカモルツァというチーズも混ざっているそう。

そこに海苔とタレとガーリックライス。

そんなん美味しいに決まってるやん。

 

Bring Me The Oyster

牡蠣とバジルの塩ラーメン

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とにかく器を埋め尽くす緑。

オイルも緑なわけなんだが、

今回はとにかくバジルの葉がたっぷり入ってて

ブロッコリーの揚げびたしも存在感があった。

野菜不足を補えたので非常にありがたい。

スープは、鶏清湯に焼き干しベーコンと牡蠣の出汁

カエシは、白醤油、白ワイン、シャンパン、日本酒、塩。

オイルは、パセリとバジルとのこと。

やっぱり鼻に抜けていくバジルの香りの爽やかさと、

少し洋風にも感じるスープの旨味のコラボが半端ない。

 

そして、それらの爽やかさをまとった、

主役である、牡蠣のフリット

これが凄まじかった。

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牡蠣のブラックオリーブフリットだそうで、

牡蠣を醤油と赤ワインで似て、乾燥させてから、

ブラックオリーブの入った衣に浸けて揚げている。

とのことなのだが、オリーブの香りと、

揚げたてサクサクの食感と、牡蠣の旨味。

これらが揃ったらもう最強なのである。

そこに、スープを吸わせて、トロトロになった衣に、

スープの旨味が染みわたっているのも美味しすぎる。

 

そして、極めつけがこちら。

モッツァレラフライとセミドライトマト
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これらがとんでもなく美味かった。

チーズにトマト、そしてバジルオイル、

そこに塩スープに入ったベーコンの風味が合わさって、

完全にマルゲリータになるわけですよ。

去年の名作限定である、

JAMマルゲリータに近いイメージになって、

しかもそこに牡蠣の旨味も加わっている。

これは半端ないものを食べてしまった。

いやー久々の再会に感動でした。

やっぱチーズとバジルとトマトの組み合わせは激アツで、

それでいてしっかりラーメンなんだよね。

本当に恐れ入りました。

 

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もちろん最後はガーリックライスにスープを投入。

ガーリックバジルリゾットとして楽しみました。

 

ということで、

2週間分の限定を今更紹介してきたわけだが、

そんな八咫烏さんは、

この土日でつけ麺博に出店されているそうなので、

お時間ある方はぜひ、大久保公園へ。

用事が入らなければ行けたのになぁ・・・。

 

 

なお、本記事の冒頭で書いていた通り、

アメリカに出張に行ってきましたので、

次回からアメリカ出張での食生活について

語っていきたいと思います。