2週前の八咫烏さんの限定は、
山椒と牡蠣の塩ラーメン。
であった。
まずはいつもの食前茶から。
レモングラス緑茶
レモングラス特有の酸味と香りが爽やか。
ハーブティーのイメージだが、
緑茶と組み合わせられているので和風な感じだった。
豚バラと鶏のしそチーズ焼き
これがとんでもない美味しさ。
鳥モモ肉は皮目がパリパリに焼かれており、
見た目の通り分厚くてジューシー。
上にかかるとろけるチーズとの相性も抜群。
旨味とコクが半端ではない。
さらには、下に敷かれた豚バラも最高。
鳥や豚の脂をシソが見事に中和してくれるので、
バクバク食べられてしまう。
DESIRE 山椒とカキの貝出汁塩ラーメン
麺とスープ
シンプルな見た目ながら、
手の込んでいそうなスープ。
緑色は、バジルと山椒のオイルだそう。
一口飲んでいくと、
山椒の香りと刺激が口いっぱいに広がるのだが、
後味は貝の繊細な旨味がずーっと残る。
これはうまい。
山椒がかなり強いインパクトなのだが、
辛さや痺れはそこまで強くなく、心地よい爽やかさ。
山椒ここまで強くても美味しいんだ!
という新たな発見があった。
家で山椒が余っているので、
もっと積極的に使おうと思った。
トッピング
まずは、カキのコンフィ。
大ぶりなカキが2個もあり、
そのまま食べてもよし、
スープに浸して食べても良し。
どちらもえげつない美味さであった。
説明によるとコチュジャン和えとのことだが、
辛さはそこまで感じなかった。
なぜか紫色をしており、オイルの色だろうか?
もうひとつは、穂先メンマのマスカルポーネ和え。
これがまたとんでもない。
メンマとチーズという組み合わせは意外だったが、
単体で食べても勿論美味しく、
スープに入れても美味しいんだから驚き。
チーズのクリーミー感がスープに広がり、
塩バターラーメンのようなまろやかさがありつつも、
山椒の爽やかさで唯一無二の味わいに。
計算され尽くしている。
つぶ貝とエスカルゴバターの焼おにぎり
キャビアと新玉のソース
まずはおにぎりをそのまま楽しむ。
つぶ貝とバターがよく合っており、
キャビアソースの程よい塩気も美味しい。
だが、スープに入れてからが本番である。
バターの風味がリゾット感を演出し、
つぶ貝の旨味も相まって、完璧な締めの逸品。
先程の穂先メンマのチーズも残っているので、
見た目以上にクリーミー感があった。
もちろんスープも最後の一滴まで飲み干してしまった。
ということで、
強烈な山椒の香りが印象に残る、
牡蠣ラーメンのフルコースであった。
今回もまた素晴らしい限定であった。