腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

881. MAD WORLD~鰤とカリフラワー~YOY2023バージョン@八咫烏(水道橋):YOY2023第1位!

ということで今週の八咫烏さんは、

Yatagarasu of The Year 2023 第1位

MAD WORLD 鰤とカリフラワー

ということで、

4月に食べたこちらがランクイン。

kenshinkk.hatenablog.com

 

この時は鯛であったが、

今回は旬のを使うということで、

もちろん食べに行くことにした。

 

今年食べた中でも、

確かに上位に入るなーとは予想していた一杯であり、

居山さん曰く、

こちらが結構ダントツだったそう。

 

ということで、

今回のメニューはこちら。


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もちろん限定セットで注文することに。

 

食前茶

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今回は、栗の紅茶ということで、

栗の甘い香りが特徴的なお味。

 

特製セット

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鴨のドーナツ

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とんでもなく美味い鴨のローストの下に、

フワフワの特製ドーナツ。

その下にはトマトクリームが敷かれている。

甘くないドーナツなので、

トマトクリームをつけて食べると、

めっちゃうまい。

 

鰤といぶりがっこのご飯

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鰤のほぐし身と、

鰤の出汁が良く効いた炊き込みご飯。

優しい旨味がじわーっと出てきて美味い。

いぶりがっこのアクセントも程よく入り、

朝ご飯に食べたい一杯。

 

牡蠣の山椒コンフィ

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バジルソースと山椒にまみれた

牡蠣のコンフィが抜群に美味い。

下に敷かれているのは白菜などの酢漬け。

サッパリしながらも、

しっかり牡蠣のアシストを決めていた。

 

そしていよいよ第1位のラーメン。

 

MAD WORLD~鰤とカリフラワー~

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ビジュアルから半端ないんすよ。

白のスープに緑のオイルが映えて、

中央にはフルーツトマトの赤。

この段階で絶対うまいよね。

 

解説によると

スープは、

大山鶏の清湯を極限まで煮詰めて

そこに炒めた大量の玉ねぎ。

じっくり火を入れたカリフラワーを加えてつくる

まさにポタージュなスープ。

 

カエシは、

白ワイン、白醤油、発酵オレンジ、香川の塩

 

オイルは、

地鶏の鶏油に発酵バター

エシャロットのオイル

パセリとクレソンのオイル

 

ということで、初登場時よりも、

さらにバージョンアップされている。

 

あしらい

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鰤は昆布で締めて、米油でサッと揚げて

特製の赤ワイン生醤油ソースを絡めている。

白菜ともものすけとレンコンのサラダ

セミドライトマト、ペペロンナッツ、

カリフラワーの天ぷら。

そんな超豪華ラインナップ。

 

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一見普通の細麺なんだけど、

オイルがしっかり絡められていて、

ひとくちひとくちの旨味の濃度が凄まじい。

スープを緑オイルとナッツを絡めるとなおさらである。

 

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これがまた、絶品中の絶品。

詳細は上で書いた通りだが、

とんでもないフワフワ感なのである。

そこにタレの旨味がしっかりついてきて、

スープに浸して食べるともう最高。

4月の鯛も良かったが、ブリも素晴らしかった。

 

〆の雑炊

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スープの濃度が凄まじかったため、

麺を食べ終わったらほとんど残らなかったが、

そこに残ったスープが勿体ないので、

ご飯を投入するに限る。

〆の雑炊として、

最後まで美味しく頂いたのであった。

 

なお、セミドライトマトを残しておいて、

最後につぶしていくと、

まるでトマトクリームリゾットに変身する。

これは極上の締めであった。

 

ということで、

今年の1位がさらにブラッシュアップされて

食べられるなんて最高の贅沢だった。

当時も美味しいとは思ったけど、

もう一度食べることができて良かった。

 

これが食べられるのも、

残すところ12/22の夜だけなので、

未食の方はぜひ!