腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

913. オマール海老の醍醐つけ麺@八咫烏(水道橋)

今週の八咫烏さんは、

オマール海老の醍醐つけ麺

ということで、

好物のひとつである海老系の限定なので、

仕事終わりに訪問したのであった。

 

醍醐とは、

昔のチーズの呼び名だったそうで、

いわゆるチーズつけ麺である。

 

「醍醐味」の語源にもなるほど、

最上の味という意味合いで付けられた名前らしく、

この言葉を作った人はさぞチーズ好きだったのだろう。

 

そして、今回のサブメニューは、

・ソフトシェルシュリンプ増し

・ソーセージのピラフ ジェノベーゼソース

・豚バラの赤ワインチャーシュー増し

の3点だったが、

全部増すと食べ切れなさそうだったので、

海老増しとピラフを選択。

 

今回のスープは、

リゾットで食べると美味しいことは、

海老丸さんで何度も味わっているので、

ピラフはマストであった。

 

まずはいつもの食前茶から。

 

食前茶

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ルイボスアールグレイ

ということで、

ルイボス茶と紅茶のブレンドティー

ルイボス茶のサッパリ感と、

アールグレイの程よい渋み。

素晴らしい組み合わせでした。

 

そして早くも登場したのが、

メインのこちら。

 

オマール海老の醍醐つけ麺

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デフォルトでこの3点とか豪華すぎる。

語りたいことはたくさんあるが、

まずは麺から。

 

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完全に始めてみるビジュアル。

キッチリに冷やされた中細の麺の上に、

パルメザンチーズの山

そして中央には卵黄

麺の下には鰹の冷たい出汁

まずは、これを混ぜて頂くわけだが、

チーズの香りと旨味に、卵黄がまとわりつき、

出汁の旨味も来る、まるで冷製カルボナーラ

これだけでも十分美味しいのに、

メインはここからである。

 

つけ汁

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このつけ汁が素晴らしすぎた。

濃厚なエビの香りや旨味は勿論、

トマトの酸味野菜の甘味

ニンニクが効いたオイルコク

もうたまりません。

どうやったらこんなうまいスープになるのか。

ただ濃厚なだけじゃない、

色々な旨味が複雑に絡み合って、

最後まで全く飽きの来ないスープになっていた。

 

店長さんの解説によると、

スープ

オマールエビ、フルーツトマト、玉ねぎ、

人参、セロリ、鳥出汁によるビスク

オイル

甘エビと太白ごま油、ニンニク、生姜、ダージリン

とのことである。

そこに麺の下のかつおだしが合わさる。

そりゃ美味いわけだ。

 

トッピングには、

ソフトシェルシュリンプ、バジル、

アーリーレッド、韓国唐辛子ペッパークリーム

ということで、

 

あまり唐辛子感は感じなかったが、

クリームもアクセントとして美味しかった。

 

極めつけはソフトシェルシュリンプ

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増し分がこちら。
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これがとんでもなく美味かった。

脱皮したてのエビだそうで、

からしっぽまで全部食べられる

殻・海老味噌にある海老本来の旨味

存分に味わうことができ、大満足であった。

デフォルトのスープに3匹。

海老増しにするとさらに3匹追加。

めったに食べられないので、

この機を逃すことなく沢山食べられたのは良かった。

 

 

豚バラの赤ワインチャーシュー

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デフォルトで付いてきた今回のチャーシューも、

めちゃくちゃクオリティが高かった。

脂身部分はトロトロに蕩けて甘く

味は染みまくりで程よい塩味

いつもはレアチャーシューだが、

じっくり煮込み系も好きなので嬉しかった。

もっと食べられる胃をもっていたら、

絶対追加で増量していただろう。

 

ソーセージのピラフ ジェノベーゼソース添え

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今回の〆はピラフ。

ジェノベーゼということで、

完全にイタリアンに振ってきたということは、

もう、リゾットにする以外の選択肢が無かった。

 

〆のリゾット

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なお、増しにした分の海老を乗せている。

もちろんピラフそのままでも、

がつがつ食べられたぐらい美味しかった。

だが、今回ばかりはリゾットである。

今回の限定のメインである海老とチーズの風味に、

バジルの爽やかさウインナーの塩味がプラスされ、

もう全方位完璧な美味しさであった。

結構なボリュームだったが、

ペロリと食べ切ってしまった。

 

さすがに腹パンであったが、

ここちよい満腹感であった。

 

ということで、今回もまた、

強烈なインパクトを残した一杯であった。

 

オマール海老と言えば、

すぐ近くの海老丸さんが思い浮かぶが、

海老丸さんとはまた違う魅力があり、

新しさを感じる一杯であった。

 

また、次回の限定を楽しみに待ちたい。