腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

837. スーパー鴨つけ麺@八咫烏(水道橋):3種の鴨を2種の麺で満喫できるまさにスーパーな鴨つけ麺!

今週の八咫烏さんは、

鴨つけ麺

がテーマということで、

ここ最近ではかなりオーソドックスなタイプ。

 

メニューはこちら

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ご飯ものは残っていてよかったが、

残念ながら和え玉は売り切れていた。

でもまあ、和え玉も頼んでいたら、

量的に多すぎたかもしれないので、

丁度良かった。

 

まずは、いつもの食前茶から。

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今週の食前茶は

リエージュ入りセイロン紅茶

リエージュとは、

リンゴや洋ナシベースのフルーツスプレッドのことだそうで、

ベルギーの名産らしい。

かなり強めの甘さがありながら、

スッと爽やかな後味でひきずることなく、

美味しいお茶であった。

 

続いてご飯もの。

焼き鯖寿司&野沢菜ワサビいなり

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今回は2種類と超豪華。

まずは焼き鯖寿司から。

鯖がとんでもなく脂が乗っていてジューシーであり、

その上に梅ベースのソースも乗っていて、

サッパリと食べられるのがすごく良い。

 

続いていなり寿司。

こちらも、野沢菜ワサビが程よく効いていて、

衣も程よい甘さがあって、

その辛さと甘さのバランスがいい感じ。

つけ麺の醤油味にもあっていたので、

口直しにもピッタリであった。

 

そしてメイン。

スーパー鴨つけ麺

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つけ汁と別に、

鴨ローストと、謎の器がある。

謎の器は味変要素の山芋だそうで、

後で麺にかけて食べてくださいとのこと。

詳細は後述する。

 

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最近の限定では定番になりつつある、2種類の麺。

中太の滑らかなタイプの麺と、平打ちのきしめん系の麺

どちらもモチモチ感が強く柔らかめの麺で、

鴨スープをガンガン持ち上げてくれる

食感が違う2種類の麺を交互に食べられるので、

全く飽きが来ないで最後まで食べられるのは凄く良かった。

 

つけ汁&トッピング

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あたたかいプレートに乗って登場した。

・銀の鴨和風ラグー

・あいち鴨のスープ

・岩手鴨のロースト

ということで、

3種のブランド鴨を使いわけているそう。

 

・岩手鴨のロースト

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まずは、ローストから。

画像からわかる通り、

炭火焼きによる焼き目が美しくて、

皮目のパリパリ感が最高。

肉質も火入れも素晴らしく

噛めば噛むほど旨味が沁み出てくる。

驚くほど柔らかい。

こんなクオリティの鴨ローストを4枚も食べられるなんて、

幸せにもほどがある。

 

付け合わせの根菜やキノコ類のマリネも美味しく、

食感的にも良いアクセントになっていた。

 

・あいち鴨のスープ

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スープがまた凄かった。

鴨の旨味たっぷりの出汁に、

キレのある塩味の効いた醤油スープ。

そこに、鴨の脂がたっぷりと入っており、

ネギ和歌山オレンジが爽やかさと酸味をプラス。

とんでもなく美味かった。

特にオレンジの優しい甘酸っぱさが、

醤油スープの塩味とバランスが取れていて、

麺がガンガン進んでいった。

 

そして、何よりすごかったのがこちら。

 

・銀の鴨和風ラグー

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スープに麺をくぐらせると、

このラグーが麺に絡みまくるのである。

この設計はすごい。

特に平打ちの麺をくぐらせると、

ラグーがごそっと大量に絡んでくるわけで、

旨味たっぷりどころの騒ぎではない。

ローストを食べ切ってしまっても、

ラグーで最後まで鴨を味わいながら、

食べ続けられるのが嬉しい。

 

味変:山芋ワサビ

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麺にかけると、こうなる。
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正直びっくりしたのがこの味変。

山芋ベースで、マイクロワサビが入っているとのことだが、

とろみがついてよりスープが絡みやすくなる効果もありながら、

ワサビの程よい辛みと爽やかな香りがプラスされる。

醤油スープにはもちろん相性抜群。

全く飽きることなく最後まですすり切ることができた。

 

 

ということで、

八咫烏さんにしてはオーソドックス寄りだったが、

3種の鴨を2種の麺で満喫できる

まさにスーパーな鴨つけ麺であった。

 

来週は私用で行くことができないのだが、

また、その次の限定を楽しみにしたいと思う。

 

そろそろ別のお店のレビューもたまっているので、

ぼちぼち書かなくては。