腸壁を削って美味い物を食す

潰瘍性大腸炎(軽症)持ちの筆者が、症状が悪化する可能性を覚悟してでも食べたいと思った逸品(主に麺類)を紹介するブログです。基本的に週2回(日曜・水曜)の更新です。よろしくおねがいします。

777. ドイツ出張記(後編)

今回の記事は後編です。

 

前編はこちら↓

kenshinkk.hatenablog.com

中編はこちら↓

kenshinkk.hatenablog.com

 

 

最終日、あとは帰るだけなのだが、

せっかくなので帰る前に観光をすることに。

行き先は、デュセルドルフの隣町にあるケルン。

言わずと知れた「大聖堂のある街」であり、

ドラクエ8のあの曲が流れて来そう。

 

ただ、まずは、その町まで電車で行かねばならず、

それがかなりの難関であった。

 

MESSE ARENA駅

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ケルンはデュセルドルフからは、

MESSE ARENA駅から電車で30分という情報はあったのだが、

とにかく電車に乗るまでが大変であった。

お目当てのチケットが全然買えないのである。

狙っていたのは、5人用の一日券。

2人だろうが5人だろうが一緒の値段という太っ腹なチケット。

1人用が24ユーロで5人用が38ユーロなので、

2人でも全然お釣りが来る。

だが、その券のボタンをいくら探しても見当たらない。

ドイツ語がわからないので、

思ったメニューに行くことができず、

英語に切り替えてもわからず1時間を消費。

 

仕方なく別の券を買って中央駅へ行ったのだが、

もっと早く中央駅に行くべきだった。

中央駅の券売機では、

目当てのチケットがすぐに見つかったのである。

 

ドイツ内では、電車やバスなど、

チケットは共通と聞いていたのだが、

駅によって、導入されている券売機が違うとは・・・。

 

ちなみに、その一日券も「打刻」をしないと有効にならず、

電車に乗ってから機械に入れてカシャっとやんないと

もし見つかったら大罰金なので油断ならない。

昔、ミュンヘンに行ったときはもっと簡単だったのに、

デュッセルドルフはだいぶ難しく感じた。

 

ただ、オンライン決済さえ使えたら簡単だった模様。

自分はポケットWiFi越しの通信だったので、

電話回線を使うことができず、

銀行口座だかクレジットカード登録だかができなくて、

手続きが途中で止まり、詰んでしまったが、

それさえできていれば、もっと簡単だった。

 

これからドイツ行く方は、

先に「DB」というアプリでチケットを

買えるようにしておくことをオススメする。

決してダウンロードして満足しないこと。

1日券を購入してしまってもいいかもしれない。

 

===

 

ということで、話に戻ると、

やっとの思いでチケットを変えたのだが、

乗るべき特急がわからず大苦戦。

REという電車なら、

特急券的なものが無くて乗れる、

という情報からケルン方面の電車に乗ったのだが、

実はそれは逆方面。

危うく空港に戻るところであった。

 

ギリギリで気付いて、ようやくたどり着いた、

ケルン駅がこちら。


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めちゃくちゃ広い。

そして、駅から一歩出るやいなや、

この景色である。

 

ケルン大聖堂

 

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いやーでけえ。

1枚の写真で収まりきらない大きさ。

高さだけで言えば、スカイツリーの方が上だが、

なんというか存在感がすごい。

4世紀から続くという、

歴史ある建築様式で建てられた大聖堂で、世界遺産

これは来てよかった。

 

内観はこんな感じ。
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天井の高さが尋常ではない。

この開放感はすごい。

 

ほとんどすべての窓は、

色鮮やかなステンドグラスで飾られている。

日光を通すのでかなり明るい。

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ひとつひとつ違うステンドグラスであり、

どれも非常に細かい着色がなされている。

 

そして、一通り内観を見終わると、

大聖堂の横にある階段から一度地下へ降り、

そこで昇塔料を払って上へと続く階段を登っていく。

 

なお、その階段はこんな感じ。

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高さは157メートルあるらしいのだが、

上りも下りも階段のみである。

しかも、このような螺旋階段をひたすら進んでいくのだが、

終わりのない螺旋階段が永遠かのように続くのだ。

ただ上るだけなのに、こんなに辛いと思わなかった。

終わりが見えない中、

ひたすらぐるぐるぐるぐるぐるぐる回って、

しかも、この狭い中で下りる人と上る人ですれ違う必要がある。

これが実際結構難しくて、

太ってる人が上からきたりとかすると、

ちょっと恐怖感がある。

そんなことは実際ないのだが、

そのまま下までゴロゴロと転がって行っちゃうんじゃないか

という不安に一瞬襲われた。

そんな中、途中途中休憩しつつ、ようやく登頂。

上からの景色がこちらである。

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ビュービューと涼しい風が吹き荒れる中ではあったが、

地上約150mからの景色は格別であった。

ちょっと金網越しなのであんまりいい写真ではないけれど、

ライン川沿いに街が発達しているのが良く見え、

なかなかの絶景であった。

 

そしてまた、長い長い螺旋階段を下りていき、

大聖堂を後にしたのだった。

いやー、これは高所恐怖症の人には厳しいかもしれない。

 

そして、ケルンの町では、

クリスマスマーケット的なものが始まってたようで、

とりあえず雰囲気だけでも味わおうと言ってみたが、

何か買おうにも、観光地価格ってやつなのか、

どれもべらぼうに高くて諦めてしまった。

チョコバナナが1000円って・・・。

 

電車の時間もあったので、

お土産を買うためにデュッセルドルフに戻ることに。

 

地元の商店街的なところに行ったり、

大型スーパーに行ったり、

いろいろと巡り巡ってみた。

 

これまで、物価が高い高いと書いてきたが、

いざスーパーに入ってみると、

まぁ日本で言うところのSEIYUみたいな、

かなりリーズナブルな価格帯であった。

 

例を挙げれば、

ホテルや観光地で水を買うと3.5ユーロだが、

スーパーならほぼ半額程度で買えるのである。

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主食であるパンコーナーは大充実。

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ビールコーナーも非常にいろんな種類があったが、

勉強不足で全く分からない・・・笑

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人気のクノールコーナー。

何か買って来ればよかった・・・。

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まさかの「料亭の味」味噌汁もあった。

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日本でも有名なリンツが激安!お土産におすすめ。

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そんな中、お土産の大本命は、

シュトーレンと呼ばれる、

ドイツのクリスマスお菓子パン。

以前、この時期にドイツに行ったことのある人から、

強烈にオススメされたので、

絶対に買いたいと思って、

片っ端からパン屋を回って探し続けた。

だが、この日はまだクリスマスマーケット初日、

シュトーレンについてはあまり見当たらず、

別の店の日本人の店員さんに軽く聞いてみたところ、

あと1-2週間後ぐらいから出回ってくるとのことであった。

いやー、残念。今日帰っちゃうんですよ。

 

ということで、

今回は、かろうじてスーパーに売っていた、

お徳用のミニシュトーレンや盛り合わせタイプを買っていくことにした。

ぜひいつか機会があれば、本場のベーカリーのやつ食べてみたいなぁ。

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お徳用とはいえ、実際食べてみると、めちゃくちゃ美味い。

バターたっぷりの甘いの生地の中に、

洋酒につけたドライフルーツ、ナッツがゴロゴロ入っている。

噂に聞いていたほど甘すぎるわけではなく、

上品だが強烈な甘さという印象。

ただ、強烈ではあるので、

1日1切れ食べれば大満足な糖分量なんだと思われる。

 

===

 

そして夕方になり、空港へ。

長かった旅も終わりに近づいてきたが、

心残りがひとつだけあった。

ヴァイスビア(白ビール)である。

 

以前、ミュンヘンで飲んだ白ビールがうますぎて、

今回も絶対飲みたいと思っていたのだ。

だが、いろいろとタイミングが合わずに飲めていなかった。

そこで、最後の最後、空港内で飲むことにした。

だが、お店で飲もうとすると馬鹿みたいに高額。

どうしようかと頭を抱えていたら、

売店に缶ビールが安くに売られていることに気付いてしまった。

そして、その並びにビールのつまみにうってつけの、

おなじみケンタッキーがあるではないか。

ということで、最後の晩餐は、

ケンタッキー+白ビールにすることに。

 

ヴァイスビア

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チーズクリスプ(ケンタッキー)

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これが、意外や意外、めっちゃ当たりメニューで、

爽やかなヴァイスビアにめちゃくちゃ合うんですよ。

バナナのような爽やかな香りと、

全く苦みが無く飲みやすいビールをぐびぐびいきながら、

チキンとチーズをほうばる。

もう幸せ過ぎた。

 

ということでそんな幸せな気持ちのまま帰りの飛行機に乗り、

行きのようなトラブルもなく順調に映画も数本見た上で、

しっかり睡眠も取れて日本に帰ってきたのであった。

 

===

 

羽田空港に着く前、

検疫用のファストトラックのQRコードを準備していた。

11月から新しくなったこの検疫システムで、

さぞスピーディーに手続きが終わるんだろうなーと想像していた。

しかし、実際に着いてみると、大勢の検査員の方たちが、

目視でQRコードをのぞき込んでいるのである。

正直よくわからない仕分けをしていて、

完全にシステムが追いついていない。

これ、もし仮に、ウィルス持ってる人がいても、

絶対スルーしちゃうんだろうなぁ。

なんて、人ごとのように思っていた私だったが、

その検疫で弾かれるべきは、私自身であった。

 

羽田到着の約20時間後、しっかり発熱していたのである。

 

ということで、次回、コロナ闘病編、乞うご期待。