念願の初訪問シリーズ。
今回は、祐天寺にある
Ramen Break Beatsさんに訪れた。
各種ラーメン雑誌でも特集されていたり、
数々の受賞歴もある名店。
さらにはSUSURUさんが秋元康先生を連れていくなど、
実力も半端ではないとの事前情報。
人気が出すぎてしまい、
今は整理券制になっているとのことで、
配り始める9:30を狙って、
祐天寺へと向かったのであった。
9時半に記帳をし始めるということで、
9時20分ぐらいにお店に向かった。
中目黒からも20分歩けば着くと言うような
ちょっと中途半端な位置にあるわけだが、
1駅のためだけに電車賃使うのもったいないなと思って
中目黒から歩いて行くことにしました。
ただこの判断によって窮地に陥るとは思いもよらなかった。
実際行ってみると、
とんでもない長さの列になっていて、
どうやらそれでも早めに記帳を開始したらしくて、
9時半より前についてたのに、
もしかしたら食べられないかもしれないという
ギリギリのタイミングであった。
実際記帳することできたのは14時15分というギリギリの回で、
15時の会が多分ラストだったので、本当にギリギリだった。
もし複数人で行こうとしてたら、
1番最後の会でも無理だったかもしれない。
実際自分の後ろに20人ぐらい並んでいたけど、
おそらくその人たちは全員は食べられてないだろう。
そう考えると本当にギリギリだった。
電車1本でも遅れてたら食べれなかったかもしれない。
そう考えると非常にラッキーであった。
ただ、問題は今9時半なのに、
14時15分まで待たなきゃいけないと言うことである。
駅からかなり離れているので、
最初は喫茶店探してどっかで本読んでればいいかなぁ
なんて思っていたけれども、
そんなんでは潰せないような時間である。
まぁいろいろ考えたが、
近くに目黒行きのバスが出ていることに気づいたので、
それに乗って目黒で乗り換えて渋谷まで行けるんじゃないかと。
そしたら渋谷で映画見て帰ってくれば
ちょうどいい時間になってるんじゃないかなぁと言うことで、
慌ててTOHOシネマズの上映スケジュールを見たところ、
名探偵コナンの新作映画「黒鉄のサブマリン」がやってるではないか。
予約表を見てみると、
一番前の席だけど、1席残ってるという奇跡。
慌ててそれを予約して渋谷へと向かったのであった。
映画はとても面白くて、
近年のコナンの映画の中でも、個人的にはかなり好きな方で、
ハロウィンの花嫁と競るなあ。
灰原ファンにはたまらない作品なのではないかと。
まあ、コナンの話はさておき。
14時に祐天寺に戻ってくると、なんとゲリラ豪雨の真っ只中。
折り畳み傘持ってきたので良かったが、
それでも足はびしょびしょになりながらお店へと向かう。
そして、ようやくたどり着いた頃には雨はほぼ止んでいて、
どうしてまた歩いてる時だけ降ってたんだろうか。
なかなかついていないが仕方ない。
そしてやっとの思いでありつけたラーメンがこちら。
特上醤油らぁ麺
盛り付けから美しい。
典型的な鶏と水系のビジュアル。
麺線が綺麗で、透き通ったスープに、
鶏油が程よく浮かんでいて美味しそう。
さっそくスープから一口。
これは深い。
スープはとにかくまろやかで、
鶏の上質なスープと醤油の塩味のバランスがすごく良くて
鶏油の香りと旨味も抜群。
解説によると、
九州の地鶏・天草大王と羅臼昆布を合わせており、
終盤にひき肉を入れてスープをクリアにする、
サオタンスープという作り方のスープらしい。
フレンチのコンソメに似ているなと思ったが、
どうやらフレンチやイタリアンで修行された店主さんだそうで、
なるほどなと思った。
麺
中加水のもっちり麺とのこと。
麺は若干柔らかめの中細麺というところか。
これがまた、スープとのバランスが良くておいしかった。
トッピング
トッピングも超充実のラインナップ。
・やまゆり豚の低温スモークチャーシュー
・国産豚の肩ロース煮込みチャーシュー
・真っ赤卵の味玉
・九条ネギ
・海苔
・特製ワンタン（特上のみ）
・フライドエノキ（特上のみ）
なかでも、フライドエノキは、
こちらのお店でしか見たことが無い。
メンマの代わりという位置づけなのかもしれないが、
カリカリした食感がいいアクセントになり、
えのきの旨味と香りが醤油スープに抜群に合っていた。
特上にしないと、フライドエノキは乗らないらしいので、
初めて行く方は、お値段張るが特上をお勧めする。
また、煮込みチャーシューもとにかく絶品。
あの分厚さでこの柔らかさかという驚きと、
煮込まれているによる旨味の凝縮。
チャーシューだけでも追加でほしいくらいだった。
スモークチャーシューの方は、とにかく香りが凄まじく、
醤油スープとの相性が凄く良かった。
真っ赤卵の味玉も安定の美味しさ。
炙りホタテ
追加料金を払って注文したこちら。
直前に炙って提供されるので、
表面のカリカリ感と、中のジューシー感がたまらない。
ただ、一個で330円はさすがに高額な気がした。
ものすごく美味しかったけど。
鰹節チャーシューご飯
おろしチャーシュー丼を頼んでいたのだが、
この日は材料が切れてしまったとのことで、
鰹節バージョンに。
普通に美味しかったけど、
ラーメンに乗っていたチャーシューのクオリティと比べると、
少し劣るかなというところ。
別バージョンも今度は食べてみたい。
ということで、
雑誌やyoutubeでも紹介された超大人気店に行ってみたわけだが、
その人気も頷ける素晴らしいクオリティのラーメンであった。
整理券の確保が非常に大変ではあるものの、
またもう一度食べてみたいと思わせられる一杯だった。
塩味も食べてみたいが、
そのまえに毎週限定ラーメンをやっているらしいので、
そちらにも興味が出てきた。
土日に行くのは、さすがにもう厳しいので、
運よく平日に休みになったときにでもトライしてみたい。
