腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

886. 響都超特麺~京風白味噌ラーメン@八咫烏(水道橋)

今年初の八咫烏さんの限定は、

響都超特麺~京風白味噌ラーメン

であった。

 

正月に食べ過ぎて、

もたれた胃を癒してくれそうな一杯だったので、

水曜日に行きたかったのだが、

残念ながら用事があって行けず。

最終日の金曜日にギリギリ間に合った。

 

まずはいつもの食前茶から。

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山椒緑茶とのこと。

スッキリしていて美味しい。

京都といえば山椒のイメージなのでまさにぴったり。

 

限定プレート

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3点セット。

このクオリティで1000円は安すぎる。

 

白菜とレモンのサラダ

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ただの白菜のサラダじゃない

と言うのは明らかだったけど、

ここまで美味しいとは。

レモンと書いてあるけど、

酸っぱくすぎず程良い酸味なので、

前菜気分でさっぱり食べることができた。

 

地鶏のたたき<ネギ塩ソース>
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八咫烏さん、お得意の地鶏のたたき。

相変わらず絶妙な仕入れで柔らかくてめっちゃおいしい。

Xの告知では、コーヒー醤油漬けと書いてあったので、

ちょっと塩味や苦みが強いタイプなのかなぁと思ったけど、

ほんのわずかに香る程度でそこまで強くは感じず、

とにかくネギ塩ソースがめちゃくちゃおいしかった。

 

小エビと京人参のご飯<山椒ソース>
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混ぜご飯だけでも非常においしいのだが、

小エビと山椒ソースの相性がやばかった。

終盤のために半分取っておく。

 

響都超特麺 京風白味噌ラーメン

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彩り鮮やかな素晴らしいビジュアル。

 

店長さんの解説によると、

スープ 地鶏と鴨の鶏白湯をベースに聖護院カブのすりながしを落とし込んだスープ

味噌 京都の白味噌をベースにマッコリ 日本酒 白醤油などを合わせた特製味噌ダレ

オイル 生姜の香味オイルと少しの和牛山椒オイルのミックス

 

この解説からもわかる通り、

スープは濃厚そうに見えるが非常に軽やか。

味わい深いんだけど、すっきりしているという

絶妙なバランスであった。

白味噌の塩味や甘みもしっかり効いていて、

食べ応えがあるのに軽い。

これはほんとにすごい。

これがカブのスリ流しの力なんでしょうね。

マッコリや日本酒を合わせていたり、

山椒で香り漬けをしているなど、

緻密な計算が素晴らしいと思った。

 

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麺は全粒粉の平打ち麺。

しっかりスープと絡む麺で

たくさん持ち上げてくれるので、

麺を食べ終わったときには

スープが残り少なくて寂しかったぐらい。

おいしい麺でした。

 

チャーシュー

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鴨ロースト

まぁ、京都と言えば鴨ですよね。

こちらも地鶏のたたき同様、

完璧な火入れで、

皮目は炙られて香ばしさがありつつ、

中はレアな部分もあって、

脂身はしっかり甘くてめちゃくちゃおいしかった。

 

あしらい

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・鱈の唐揚げ 

ごぼうの煮付け 

・京人参の出汁浸し 

・菜の花のパセリオイル和え 

・椎茸の照り焼き

それらに柚子皮がまぶされている。

なんといっても、このラインナップが凄まじい。

京都の和食高級料亭ですかっていう感じ。

特にタラの唐揚げのふわふわ感。

京にんじんとごぼうの煮付けのしっかり味が染みた感じ。

全くクセがない菜の花。

しいたけも焼き加減が抜群。

 

トマトの酢漬け

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そしてこのトマトの酢漬けがスマッシュヒット。

味噌とトマトが合うと言うのは、

いろんな鍋や限定ラーメンから知ってはいたが、

やっぱりここで入れてくるのは素晴らしい構成。

これによってしっかり味変ができるので、

後半も全く飽きずに楽しむことができた。

 


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残ったスープにご飯を投入

もうこんなのうまいに決まってんじゃん。

味噌トマト鍋の〆のおじやみたいなイメージ。

そこに小エビと山椒ソースのアクセントがつくので、

そのコラボも楽しむことができて、

最後まで美味しくいただけました。

 

邪道な楽しみ方かもしれないけれど、

今年もお腹の容量が許す限りやっていきたいと思う。

 

 

ということで、

今年最初の限定も大変素晴らしい1杯でございました。

今年は色々と忙しくなりそうで、

行く回数は減ってしまうかもしれないが、

行けるときにはなるべく食べていきたいと思う。