※前回からの続きである。
この日は、サンアントニオから
シャーロットを経由してレキシントンへ。
正直、レキシントンという町の名を聞いたことなかったが、
州の名前ケンタッキーを聞いて納得。
あのケンタッキーフライドチキンのだな、
ということで、ケンタッキーを探そうと決意したのだった。
まずは、乗換経由地のシャーロットへ。
なかなか大きいハブ空港で、
様々なお店が軒を連ねていた。
だが、残念ながらどれも食べたことのあるチェーン店で、
迷いに迷った挙句の果てに、
まだ食べてなかったハンバーガーを食べることに。
ハンバーガー店も数多くあったが、
結局向かったのは安定のSHAKE SHACK。
日本で何度か見たことあったが、
実は行ったことなかったので、丁度良かった。
注文したのは、
スモークシャック ダブル
ビーフパティ、チーズ、チェリーペッパー、
シャックソース、アップルウッドでスモークしたベーコン
というラインナップの豪華なバーガー。
スモーキーな香りが特徴ということで、
確かにベーコンが前面に押し出されていて、
美味しかったのは覚えている。
パティが肉々しくてさすがだなぁと思っていたが、
後のこれを超えるバーガーに出会うとは思ってもいなかった。
ベーコンチーズフライ
チェダーチーズとアメリカンチーズをミックスした、
特製のチーズソースと、ベーコンを混ぜ、
それをポテトの上にたっぷりかけるはずのメニュー。
だが、結局ソースが固まってしまい、
ディップして食べることになった。
とにかく美味いのは間違いなかったが、
まあ、さすがに塩分おおいなーと思いながら、
ペロッと食べてしまったのだった。
そして、無事に乗り継ぎをすますと、
ウイスキーショップがあったのだが、
機内持ち込みできない関係で買えず・・・残念。
外に出ると、ひたすらに牧場が続く、
のどかな雰囲気なのであった。
そして向かったのは、ステーキハウス
Cattleman’s ROAD HOUSE
前菜盛り合わせでこの量。
右側にあった、
皮つきジャガイモ+チーズが美味しかった。
他のは食べられていない。
そして、そびえたつ
オニオンタワー
サイドメニューだけでもスケールの違いがわかる。
そして、メインの
骨付きリブアイステーキ
いわゆるT-ボーンステーキというやつだろうか。
リブアイという貴重な部位で、
ひたすらに柔らかく、
塩胡椒ベースの味付けも美味しかった。
なお、断面はこんな感じ↓
中々きれいなミディアムレアで、
店員さんがお勧めするだけあって、
今回の旅行で食べた肉の中では、
一番質が良かったのではないかと思う。
そのくらい美味しかった。
なお、別の方が頼んでいた、
赤身のランプステーキ(1ポンド)の断面は、
こんな感じ↓
こちらも勿論美味しいのだが、
味よりもボリューム重視という感じ。
かなり弾力が凄くて、あごが疲れたのを覚えている。
いずれにせよ、
昼にハンバーガー、夜にステーキという、
これぞアメリカという食生活を送ったのであった。
そして翌日。
午前中の視察を終えてやってきたのは、
なんとも味のある雰囲気のレストラン。
中々年代を感じる外観と内装なのだが、
一体どんな料理が出てくるのだろうか。
まずやってきたのは、
コールスロー&クラッカー
ドレッシングがなんとも甘くて、独特な味。
一応、久々の野菜なのだが、
なんだかあまり野菜を摂取できた気がしない。
そういえば、ケンタッキーというと、
だいたいコールスローがつけ合わせで、
なおかつ、ビスケットもあったなぁ、
これが由来だったかーと納得したのであった。
そしてメインディッシュが登場。
Double Rocket Burger
この断面である。
エグい。エグすぎる。
ボリュームだけでいえば、
この旅で最上級のハンバーガーが現れた。
ロケットという名前が付くのも納得である。
なんというか、肉の高さがものすごいのと、
野菜などの量もすさまじく、
絶対に人が噛むことを考えていない高さなのである。
だが、一口目は最高に美味しかった。
肉汁も大量、ソースの味付け、
野菜の食感、とろけるチーズ
どれをとっても前日食べたチェーン店のそれとは、
比べ物にならないほどのクオリティ。
だが、美味しかったのは前半まで。
後半になってくると、肉汁が枯れてきて、
ペースが落ちてきて、最後はもうフードファイト。
最後に一口を食べた時の達成感がすごかった。
直近で食べている肉の量が多すぎて、
おそらく消化が追いついていないのだろう。
この展開を察知して昨夜胃薬を飲んでいなかったら、
ひょっとしたら食べ切れなかったかもしれない。
ということで、
2日間でとてつもない量の肉を食べ切り、
さすがにその日の夜は何も食べずに眠りに着いたのだった。