※前回からの続きである。
この日は9時に起きて
シアトル→サンアントニオ
に向かう予定であった。
アメリカの南のメキシコとの国境に近い街。
アメリカの国内線を乗り継がなければならない。
そんな中、深夜にホテルのWiFiを使って
オンラインチェックインしようとしたときに、
あることに気付く。
メールで送られてきた搭乗券の自分の名前が違うのである。
手配したのは旅行会社で、
会社の方経由で来たメールだったので、
そのメールが自分の手元に来たのはその日。
とはいえ、このままだと、飛行機に乗れない。
急遽、予約した会社の人に電話してもつながらず、
元々、会社のメンバーでも二組に分かれ、
朝5時の別便で乗るグループもいたので、
集合時刻の3時に起きてそこのグループの人に相談。
急遽、名前が違う便はキャンセルして、
朝5時の便に乗ることになった。
しかし、朝はシアトルタコマ空港の入り口のエレベータが使えず、
車で行かなければならないとのことで遠回りすることに。
さすがに荷物の保安検査場は人が少ないだろうと思いきや、
まさかの30分待ち。
この時点で搭乗20分前。
これは終わった。
ということで、カウンターに直行して、
空いているその日の別の便に変えてもらうことになった。
ただ、急遽変えてもらうことになったので、
会社の人とは、別の便に割り当てられてしまい、
自分ひとりでサンアントニオまで行かなければならなくなった。
アメリカ国内線の乗り継ぎをひとりで、
こんな不安になることは無い。
乗り継ぎの経由地はデンバー。
ひとり、シアトルに取り残され、
ひたすら乗り換えの様々なパターンを検索して、
時間まで待ったのであった。
デンバーに無事到着。
デンバー空港の澄み渡った空。
しかも、運よく乗り継ぎ先はすぐ近くの乗り場だったので、
地下鉄の移動などもなく、すぐに辿り着いてしまった。
これは、ラッキー。
ただ、2時間待たされることになった。
そのため、ご飯屋さんを探すことに。
とはいえ、ターミナルからは出れないので、
そこらにあるのはチェーン店ばかり。
あまり知っている店は嫌だなぁと思っていると、
デンバーっぽいものがありました。
Steve's Snappin' Dogs
これはいかにもアメリカっぽい。
食べてみようということで入ってみると、
各席にケチャップとマスタードがあって、
かけ放題なんですよね。
こうなったらもう、プレーンいくしかないでしょ。
ということで、
プレーンドッグ
ケチャップ&マスタードまみれの、
これぞホットドッグというオーソドックスな逸品。
まあ、安くて速いのがウリのファーストフードなのでね。
あまり味に期待はしていなかったけど、
いやほんと想像通りの味って感じでした。
さて、そんなこともありながら、
サンアントニオに到着。
無事辿り着けて良かった。
そして、有名なリバーウォークを通り、
ディナーのメキシコ料理のお店へ。
テキサスのメキシカン料理は、
テクスメクスというらしい。
なんといっても爽やかなサルサソース、
ワカモレとチーズソースが絶品。
どのソースも量がすごい。
日本じゃこんなに盛ってくれない気がする。
チーズソースはマイルドで濃厚。
これをたっぷり付けて食べたら、
かなりのカロリーなんだろうなーと想像しながら、
ひとまずは満喫したのであった。
薄く切った肉などを野菜と鉄板で焼いた料理で、
代表的なテクスメクス料理であるらしい。
そしてそれを巻くのは、
トルティーヤ
巻いていくとこうなる。
いやー、この巻いて食べたひとくちが、
とんでもなく美味しすぎた。
チーズ好きにはたまらないね。
ただ、ボリュームはすさまじかった。
そりゃこのあたりの人、みんな太るわ。
と納得してしまった。
なお、飲み物は、こちら。
フローズンマルガリータ
・テキーラ
・ホワイトキュラソー
・ライムジュース（レモンジュース）
それらを混ぜてフローズン状態にし、
周りに塩を飾り付けた一杯。
とんでもなくアルコール度数が高く25度くらいらしい。
この塩がちょうど口直しになるが、
甘酸っぱさと、濃厚なアルコールの香りで、
くらくらしながら、料理を頂いたのであった。
翌日。
テキサスとアメリカの領地争いの現場である、
アラモ砦を見学しがてら、
こんどは、テキサスバーベキューのお店へと向かった。
食べ放題のバーベキューだったのだが、
どのメニューも巨大すぎた。
マッケンチーズ（マカロニ&チーズ）
チリコンカン
ここまでが、サブメニュー。
5人で食べるとはいえ、なかなかの分量である。
そしてメインの・・・
テキサスバーベキュー
スペアリブ
ターキー&ソーセージ
ポーク&チキン
最後に出てきた自家製アイス（大盛）
ということで、何でもかんでも大盛であった。
一番美味しかったのは、スペアリブかなー。
大満足ではあったが、
もう肉は満足かなーという感じ。
でも、翌日以降、
まだまだ肉がたくさん出てくることを、
この時はまだ、知る由もないのであった。
