八咫烏さんの新宿地下ラーメンもいよいよ最終日。
私は全8日間のうち、5回行くことができたのだが、
今回で最終回と思うと早くも寂しい。
前回は、予定の兼ね合いから、
デフォルトを食べたが、
最終日の今回はもちろん限定ラーメン。
昼12:00~と夜17:00~の2時間帯で提供されるとのことで、
自分は昼の方に行ってみることにした。
すぐに売り切れてしまうだろうと予想し、
11:30に新宿に着く電車で向かったが、
なんとギリギリ。
限定35食で、自分は25食目くらいだった。
あぶねー。
でも食べられてよかった。
注文したのは、限定の丼セット。
2800円だったが、
今日の限定は原価度外視らしいし、
店長さんもご飯セットを薦めていたので、
迷わず注文に至った。
・和牛のかたまり スペシャルセット
・ホタルイカのガーリックライス 山椒と木の芽
・和牛とトリュフのスープ
というラインナップ
群青日和 和牛のかたまり
ドでかいハンバーグが衝撃のビジュアルなのだが、
ハンバーグは後述するとして、まずはスープから。
白濁というよりは黄色に近いスープの正体は、
ブイヨンと野菜のポタージュスープ。
これがめちゃくちゃ美味しくて、
野菜の甘味と牛の旨味がガッツリくるが、
全く重くないという素晴らしいスープ。
粘度もそれなりにあって麺に絡む絡む。
twitterの解説によると、
新玉ねぎ、セロリ、新じゃがなどをじっくりブイヨンで炊いて
サワークリームなどを加えて重くないポタージュになっている、
とのこと。
さらには、オイルに、
トリュフとエシレバターが使われているそうで、
これがめちゃくちゃまろやかで合うんですよ。
麺
全粒粉の平打ち麺で、
喉越しと食感が非常に独特で美味しい。
モチモチ感やスープとの絡みも素晴らしく、
この限定のために開発したとのことで、
凄まじいこだわりである。
トッピング
まずはなんといっても、
黒毛和牛100%のハンバーグ
である。巨大。
ラーメン屋でハンバーグが出てくること自体、
正直初めての体験であるが、
肉とスープと麺を混ぜ合わせて食べると、
もう最高過ぎるのである。
また、断面写真でわかるように、
直火焼で中はレアとなっている。
牛100%だからできることだと思うが、
これがまたメチャクチャ美味い。
表面の少し硬い部分も美味しく、
また、赤ワインソースのコクがえげつない。
これをスープに入れて味変になるのが強い。
なお、解説によると、このソースは、
新玉ねぎ、マデイラワイン、グラスドビアンドを使って
深いコクと旨みを凝縮させたものらしい。
なお、ハンバーグの下には、
・きのことほうれん草のマリネ
・フライドハーブ
が敷かれており、
これらもまたスープや麺とよく合う。
揚げたハーブとは、斬新だったなぁ。
和牛とトリュフのスープ
サイドメニューもまた豪華。
和牛のバラ肉かな?
徐々にスープの熱で火が入っていくのも良い。
後述のご飯にかけてもGOOD。
ホタルイカのガーリックライス
ここにきてホタルイカが登場。
和えられているソースも激ウマで
しっかりガーリックが効いており、
こんなの美味いに決まってるじゃないですか。
これだけでもご飯が止まりませんが、
スープをかけたいのでがまんがまん。
〆のスープがけご飯
イカとガーリックに、
バターをふんだんに使ったポタージュスープが
合わないはずがない。
ハンバーグも一緒に食べるともう最高。
これは丼付きにして大正解でした。
ということで、
八咫烏さんの新宿地下ラーメン最終日。
最後にして最大のサプライズとなる、
ハンバーグ×ラーメンという
まさに未知なる一歩を踏み出すがごとき一杯であった。
夜営業は、本日17:00からなので、
ギリギリ間に合う方はぜひ。
それにしても、今回のゴールデンウィークは、
5日間にわたり限定ラーメンを楽しむことができ、
これまでにない充実感であった。
これだけ大盛況だったので、
来週から水道橋本店が混みそうで、
早くも心配だが、
また次なる限定ラーメンが楽しみである。