腸壁を削って美味い物を食す

元潰瘍性大腸炎(軽症)患者であった筆者(現在は完治済)が、症状が再燃するリスクを覚悟してでも食べたいと思うほど美味しかった逸品(主に麺類)を紹介していくブログです。不定期更新ですが、地道に書き進めていきます。よろしくおねがいします。

803. 特撰BLACK NOODLE@EAGLE NOODLE(押上):洋風でまろやかな醤油スープに激うまガーリックチャーシューライス!

念願の初訪問シリーズ。

今回は押上にある、

EAGLE NOODLEさんにやってきた。

 

スカイツリーのすぐ近くにあるこちらのお店。

スカイツリー駅からも押上駅からも、

徒歩で3〜4分あればたどり着ける好立地。

浅草通りにも面していて、わかりやすいところにある。

 

こちらのお店は、

八咫烏さんがプロデュースに関わっている、

という情報を聞いていたので、

いつか行きたいなと思っていたのだが、

行くのが遅くなってしまった。

 

どのような関連があるのかなと思っていたが、

お店に入ったらすぐに分かった。

厨房に立っていたのは、

九段下時代の八咫烏で、

いつも食券の受け渡しを担当してた助手の方であった。

なるほど、ついに独立されたんですね。

おめでとうございます。

 

そんなことを思いながら、

メニューを見てみると、

八咫烏さんに近い構成。

・BLACK NOODLE

・WHITE NOODLE

が基本メニューで、

トッピングなどを追加できる。

なお、BLACKは醤油、WHITEは塩である。

このほかに、油そばなどもあったが、

今回は、初回なのでBLACKの特撰

通称「特ブラ

を注文することにしたのであった。

また、サイドメニューは、

・ガーリックパンチライス 100円

・ガーリックチャーシューライス 300円

とあったが、

お腹が空いていたので、

チャーシュー付きを頼んでみることに。

これが大正解だった。

 

ではまずメインから。

 

特撰BLACK NOODLE

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見た目は八咫烏さんのブラックにそっくり。

だが、トッピングが少し違う。

細切りのネギブラックペッパー

さらにはバターコーンパセリも入っており、

なんだか洋風の装いになった感じ。

また、相変わらず整えられた麺線が美しく、

漆黒の醤油スープの上にはオイル層がある、

という点は八咫烏と似ている。

 

まずは注目のスープからひとくち。

これはうまい。

見た目ほど醤油のキツさはなく、

オイルのまろやかさが包み込んでくれている感じ。

表の看板にも「洋風」と書かれていたが、

コンソメっぽさもたしかにある。

このスープなら、

トッピングのバターコーンも納得。

メチャクチャ相性いいっすわ。

バター系の香りがしていたのも納得。

また、後半効いてくるブラックペッパーも、

スープとの相性は抜群であった。

 

麺はしなやかな細麺ストレート

細麺にしては、スープの持ち上がりもよく、

すすり心地も非常に良かった。

また、心なしか、麺の量が結構あるように思えた。

 

トッピング

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八咫烏仕込みの絶品のレアチャーシューと、

しっかり染みた味玉と、

ワンタンが2個もついてくる。

とくにレアチャーシューは、

レア感あってしっとり柔らかな食感と、

旨味が凝縮されていてクオリティが高い

しかも、なかなかサイズが大きくて嬉しい。

 

そして、やはり独自トッピングの、

バターコーンが秀逸

しっかりグリルされていて焼き目もついており、

バターの香りと香ばしさも相まって、

これが醤油スープと相性抜群で美味しい。

これまで味噌スープにコーンはよくあったが、

醤油スープでここまでコーンが合うというのは驚きである。

 

なかなかボリュームもあるので、

チャーシューご飯まで入るだろうか、

そんなことを思いながら待っていると、

 

ガーリックチャーシューライス

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ついに登場である。

もう、見た目からして、

美味しいことが確定ですよ、これ。

数cmはあろうかという肉厚のチャーシューが、

丼からこぼれんばかりにゴロゴロ入っている。

さらには、そこに特製のガーリックソース

バターコーンマヨネーズ

もう鬼が両手に金棒持ってるみたいな感じ。

これで、たったの300円…完全にサービス品である。

 

まずはとにかくチャーシューが美味い

これをラーメンの上に乗せても良かったんじゃない?

と思うくらい、チャーシュー単体で激うま。

ジューシーさも旨味も抜群であった。

ただ、麺やスープとのバランスを考えて、

ラーメンの方にはレアチャーシューを、

しっかり焼いた厚切りチャーシューは、

ご飯に乗せることにしたのだろう。

たしかに、ラーメンがメインで、

そこに肉飯を追加するくらい食欲のある人は、

もれなく厚切りチャーシューが大好きだろう。

それを利用してのこの設定は素晴らしい。

 

そして、ガーリックとマヨネーズ

これが完璧な配置であった。

ガーリックの方は、最近八咫烏さんでも登場した、

ニンニクの紹興酒漬けと似たようなものと思われ、

タレに漬け込まれて味が沁みて激ウマ状態となっている。

そこにまたマヨネーズが合うんだコレ。

 

正直、このガーリックチャーシューライスだけで、

持ち帰り販売しても、なかなか売れるのでは?

と思ってしまった。

自分はこのあたりに職場は無いが、

もし会社が近かったら、

きっとランチで買ってしまってただろう。

 

そんなことを考えながら半分を食べ切ると、

残り半分は、スープを投入することにした。

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このガーリックは、

醤油スープとも相性が悪いはずがない。

しかもバターコーンもついているわけで、

最高のガリバタ醤油雑炊になるわけである。

いやー〆まで最高でした。

 

ということで、

八咫烏さんの系譜を受け継ぎながらも

独創的な洋風醤油ラーメンであった。

 

お腹に余裕のある方は、

チャーシュー丼はマストである。

 

ぜひ今度は、WHITEや油そばも、

食べに行ってみたい。